
2007年 5月 末日
ショップから連絡が入る。
ディーラーからFDを引き取り実況検分した所
・エンジンは完全にブローしている。
・分解しないと何とも言えないがタービンも恐らくブローしている。
ある程度は予想していたがやはり、かなりショック(T_T)
新品タービンは予算的に無理なので(^_^;)
中古か、リビルドを探してもらう事に。
ブローしたタービンは流石に距離を走っていて、
タービシャフトにもガタが出ていたらしい。
そこでタービンを探してもらっていたのだが、
自分なりにも中古も視野にいれて探していた。
やっぱり中古は程度が判らないので今回は見送る事にした。
そこでリビルドタービンになるのだが、今回探してもらった物は
リビルドにしては珍しく1年の保証付だった。
リビルドでもダメなタービンは本当にすぐにダメになるそうだ。
1年持った物は、まず普通に使えるとの事。
今回のOHではタービンに余計な負担を与えない為に、
フロントパイプを使おうと思っているのだが、その訳は
タービン直後が純正パイプのままだと、ブーストUPした時に
排気がふん詰まりになるそうで、この部分の排気に流れを
少しでも良くするとアクセルに対してのレスポンスが良くなるのだとか。
ただし、ノーマルコンピューターではNGで
ブーストが抑えられなくなるらしい。
この部分はパワーFCで対処するつもり。
あと一点使うパーツは
ショップオリジナルのタービン直後のインテークパイプ。
このインテークパイプは2つのタービンから出たエアの流れを
お互いに干渉しない様に整流板を追加したものだ。
この整流板がミソで、他のショップでは単にアルミ板を
溶接しただけの物なのだが、ここの製品はひと手間掛かっていて
翼端に近い部分を穴あけ加工を施し更に翼端を面取加工してある。
どのくらいの違いがあるか判らないが見た目カッコイイ(^。^)
実際には隠れて見えなくなるパーツだが非常に気に入った。
FDはシーケンシャルターボの為、
プライマリータービンからセカンダリータービンに切り替わる際に
セカンダリータービンから出た勢いのついたエアが
プライマリータービン側に流れ込み、
一瞬バックタービン現象が出るそうです。
その現象がタービンに良くないらしく、
タービンの寿命を縮める原因の1つだそうです。
バックタービンを抑える他にシーケンシャルシステム特有の
「トルクの谷」
を抑える効果があるそうです。