
「たこ焼き&広島風お好み焼きパーティーナイト feat.スパゲッティペペロンチーノwithカレー風春巻@グル万邸」が待ち遠しくてたまらないグル万です、こんばんみ。
FRCラリーに行った感想とかをボチボチ書き溜めてはいるのですが、その前にこっちが完成したのでアップします。
「Ace Combat X」に飽き足らず「征空王」も購入してみたのですが、正直イマイチ。
なんかこうガツンと来ないんです。
なので、個人的に魂に刺さるハードボイルドなゲームがあったらいいな~、ということで。
えぇ多分、例によって、日本で30人ぐらいしか購入してくれなさそうなヤツです。
心穏やかでお時間があるときに、もしよろしければお読み下さい~。
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Mission #0 【雛鳥】
使用機体:C-119 フライングボックスカー
憧れの空軍輸送機隊に入隊した貴官は、C-130の操縦資格を得るために日夜C-119で訓練に励む。
離着陸訓練からはじめて輸送機ならではの機動を体にしみこませるのだ。
なに、C-119の操縦安定性には定評がある。
貴官の未熟な腕を十分にカバーしてくれるはずだ!
Mission #1 【情報】
使用機体 : EC-130H "コンパスコール"
念願のハーキュリーズライダーとなる訓練を終えた貴官は某空軍基地に配属された。
そこで貴官に課された最初のミッションは、カリブ海の内戦地域で飛行制限空域を哨戒飛行する友軍戦闘機を支援する任務だ。
電子機器を満載したEC-130Hで正確な正方形を描いて飛ぶべし!
基本的には敵機による脅威はほとんどないため自機の操縦に慣れることが先決。
バミューダトライアングルでは行方不明になっているF6Fの幽霊編隊に遭遇するイベントあり。
相手の背後についたら海の底に引きずり込まれるぞ!!
Mission #2 【暴風】
使用機体 : WC-130 “ハリケーン・ハンター”
貴官が休暇で立ち寄った沿岸警備隊基地にハリケーン観測の緊急指令が下った。
しかしあいにく正パイロットは二日酔いで使い物にならない!
速やかに情報収集し警戒警報を発令しないと地域の住民の生活に被害が及ぶ恐れがある。
そこで、貴官は”ハリケーン・ハンター”を駆り観測任務を買って出るのだ!
ハリケーンの中心を飛びぬけた後270度回答し先ほどの軌跡と直角に再度中心を飛びぬけろ!
それを4度繰り返したらミッションクリアだ!
ハリケーンの目の中にGPSゾンデを投下することを忘れるな!!
Mission #3 【給油】
使用機体 : KC-130F
ハリケーン情報を見事に収集して帰倒した貴官の次なる任務は、ジョリーグリーンジャイアント1個小隊への空中給油ミッションだ。
EASYモードでは好天時、EXPERTモードでは悪天候時の給油作業になり難易度も倍増だ。
KC-130Fのエクステンダーキットは取り外し可能なドローグ式なので、ブーム式に比べて時間がかかるので心しておけ!
左右のドローグからの同時給油なので貴官の操縦が安定しないとヘリコプター同士の衝突事故にも発展しかねないぞ!!
2P協力プレイでは、給油を受けるJGGを別コントローラーで操ることも可能だ!
思う存分罵り合ってくれ!!
Mission #4 【索敵】
使用機体 : RC-130
敵が新型兵器を前線に配備しつつあるという情報をキャッチした司令部は、貴官にRC-130での強行偵察を命令した。
丘陵地帯を飛びぬけてレーダー網の下をかいくぐり敵基地の最新配備状況を偵察せよ!
高度が100mを超えると敵レーダー網につかまってしまいMig-19の航空部隊が来襲するので注意が必要だ!
さらに敵基地の対空砲火網の準備も15分以内に完了するので、レーダー網につかまったら最後、全速力で敵の基地を目指せ!!
Mission #5 【摘発】
使用機体 : NC-130 Earth Survey 2
ハリケーンハンティング任務時からの友人からカリブ海で麻薬密輸高速船を発見したとの連絡があった。
配備されているP-3Cはすでに出払っていてすぐにこちらには向かえないとの事。
だが、ぐずぐずしていると、クソッタレのヤクの売人どもを見失ってしまう。
幸い格納庫にはテスト飛行を終えて回航中のNC-130がある。
これを駆り現場に急行し、沿岸警備隊が到着するまで高速船を補足し続けろ!!
超低空でフライパスして相手を足止めできればボーナスポイントだ!
EXPERTモードでは敵が応戦してくるが、こちらもフレア弾を装備している。
高速船をフレアで火だるまにすることもできるぞ!!
Mission #6 【極寒】
使用機体 : LC-130
沿岸警備隊への協力の噂が極地観測隊長の耳に入り、貴官は名指しで南極観測隊への物資輸送の任をおおせつかる。
極地基地への着任直後、孤立した分隊がブリザードに閉じ込められて動けないとの救難信号を受信した!至急LC-130で急行し、彼らを救出せよ!
但し、現地はブリザードで有視界着陸はほぼ不可能だ。
搭載されている電子支援デバイスをフルに生かすことが必須だぞ!
さらに、分隊から遠い場所に着陸してしまうと回収を待つまでの間にスキーに着雪し離陸できなくなる恐れがあるので注意だ!
無事に回収した暁には、補助ロケットエンジン(RATO)全開で豪快な離陸を堪能できるぞ!!
Mission #7 【演技】
使用機体 : C-130T "ファットアルバート"
極地での人命救助の功績でエル・マタドール勲章を授かった貴官は、名誉ある曲技航空団専用機"ファットアルバート"のパイロットに一時任命される。
デモフライトでは旋回時の一定のバンクレシオ、バンク角、上昇・降下時にも一定の上昇率・降下率でのマニューバが求められるのだ。
観客の盛り上がりでボーナスポイントを大量ゲットだ!
腕前しだいではRATOを使ってのC-130でのバレルロールも可能だぞ!!
F/A-18から航空祭の主役を奪え!!
Mission #8 【鎮火】
使用機体 : C-130 MAFFS
異常乾燥に見舞われた山岳地帯で大規模な山火事が発生。
折からの強風にあおられてみるみる延焼する火事はついに町まで20マイルにまで迫ってきた。
緊急発進を命じられた貴官は消火剤を満載したC-130 MAFFSを駆り現場に急行。
風向きと地形を考え、最低限これ以上の延焼を阻止しつつ、12時間以内で鎮火させるミッション。
搭載した消火剤を投下し終わるといったん基地に帰到し再度積み込まなければならないが、それにかかる時間は1時間。
効率よく消火剤を散布しろ!!
山火事上空の激しい上昇気流も的確に乗り切れ!!
Mission #9 【洋上】
使用機体 : C-130G改
ついに世界一のハーキュリーズライダーの称号を手に入れた貴官。
課せられた新たな任務は、特別に改造されたC-130Bでの空母への着艦・発艦任務。
新たにTRAININGモードメニューに追加される陸上基地での着艦訓練をクリアすれば、いよいよ本番だ!
EASYモードでは空荷だが、EXPERTモードではフルペイロードでの着艦・発艦となる。
着艦に使える甲板の長さはたった90m、発艦に使える長さは240mだ!
機動の鈍いC-130で3mも上下に揺れ続ける甲板にタッチダウンしアレスティングワイヤーを捉えるのは至難の業!
ポルターした場合はもちろんフルスロットルでタッチアンドゴーだ!!
艦橋の巻き起こす乱気流にも気をつけろ!
Mission #10 【殲滅】
使用機体 : AC-130U "スプーキーII"
無事に空母への着艦を終えた貴官に、最後の駐在任務が言い渡される。
最初は、西アフリカの内戦に乗じて送り込まれた金に目のくらんだ傭兵部隊を殲滅するミッション。
制空権は友軍が掌握しているが、友軍地上部隊が敵傭兵部隊の猛反撃にさらされて孤立している。
貴官のAC-130Uに搭載されている25mmガトリング砲・40mmボフォース砲・105mm榴弾砲の一斉射撃で無法者どもを一掃せよ。
目標地点を中心にした旋回を続けて敵の息の根が止まるまで撃ち続けるのだ!
しかし、友軍前線との距離が近いためバンク角が変わると友軍にも被害が及ぶ可能性があるので注意!
さらに、高度が下がり続けると敵地上部隊の対空砲火を受ける場合があるぞ!!
敵の対空ミサイルにロックオンされた場合はフレアで目をくらませろ!!
Mission #11 【救出】
使用機体 : MC130W “コンバットスピアー”
攻撃から戻ると、撃墜された味方の空軍パイロットよりの救助信号が入っていた。
回収地点は敵陣奥深くの草原地帯。
深夜0時に出撃した貴官は高原地帯の枯れ谷を飛びぬけて救出に向かう!
赤外線暗視装置を頼りに敵のレーダー網を潜り抜け対空砲火をかい潜れ!
枯れ谷を抜けたらヘリウムバルーンを揚げ救出を待つ味方兵士を射出座席ごとフルトンシステムで強行回収するのだ。
もちろんEASYモードは地形追従レーダーによるアシストON、EXPERTモードはアシストOFFだぞ。
回収時のC-130のポジションに要求される誤差は高度±1m、左右±1mだ。
これを外すと最悪バルーンのワイヤーをプロペラが巻き込み自機も墜落するぞ!!
この任務が、軍での貴官の最後の任務になるだろう。
鍛え上げてきたハーキュリーズライダーの誇りにかけて立派にやり遂げてくれたまえ!!
Mission #12 【老人】
使用機体 : C-130H
皆に惜しまれつつ引退を決断した君だったが、偶然立ち寄ったバーでシュタインベルガーを飲む男に出会う。
話によると、中東の亡国での反政府軍の傭兵として戦闘機を飛ばしていたという。
翌日のニュースで男が空港で刺されたことを知り、別れ際にもらったメモを思い出す君。
書かれていた名前は「マッコイ」。
電話で連絡を取ってみると、C-130を飛ばせる人間がすぐに必要だ、とのこと。
やたらと強引な押しに負けて空港で落ち合うと、すぐさまそのままハンガーに連れて行かれてしまう。
わけのわからぬまま飛んできたのは中東の某国。
この国で、このじいさんは反政府勢力側の外人部隊に肩入れして武器を調達しているらしい。
いかにも寄せ集めの外人部隊なので、もちろん装備もバラバラ。
おかげで武器を調達するにもあちこちの国を飛びまわらなければならない。
このミッションでは最高30回までの輸送フライトがある。
フライト制限時間内であれば、シリアやレバノン、イラン、トルコなどの世界遺産を上空から観光することも可能だ。
ただし、飛行区域外への逸脱を当局にとがめられれば罰金!
ミッション時間内に着陸できなければマッコイじいさんから罰金だ!
おまけに、部隊の基地は山の中腹をくりぬいてつくってあり、垂直尾翼をぶつければ修理代はもちろん自腹だぞ!!
30回の輸送ミッションを無事にクリアすると、いよいよパリまでのファイナルフライトだ。
外人部隊は明日、首都奪回のための最後の総攻撃を仕掛けるという。
名残は惜しいが、残念ながら輸送機では彼らの役に立たない。
おまけに君が最後の離陸を迎える肝心な時に、基地のほぼ全員が出払っていて見送りすらなしだ!
ま、外人部隊なんてそんなものかもしれない。
今ではすっかり尻になじんだC-130を軽々と離陸させ、一路パリの方角に機首を向ける君。
コパイ席ではマッコイじいさんが帽子を目深に被って既にまどろみ始めている。
大きく西に傾きゆく砂漠の太陽を眼の端にとらえながら、長かったハーキュリーズライダー人生をふと振り返る君。
最後の最後では奇妙なじいさんとの二人旅になってしまったが、悪くない人生だったのかもしれない。
とその時、頭上より轟音一閃!!
いきなり目の前に現れたのはトムキャットのデカ尻だ!
その左右に並んで飛び去っていくX-29とMiG-21。
さらに、A-10が左に並びかけ、右からはハリヤーが近づいてくる。
左のヒゲダルマを見やると満面の笑みで前方を指差している。
前方に目を戻すと、今まさに大空に「ADIEU」の文字がスモーキングされていくところであった。
「じいさん!」とコパイ席に声をかけると、「明日が正念場じゃというのに、ヒマ人どもめ」と毒づく声。
「おい、そんな言い方は…」と言いかけて目をやると、被ったままの帽子の陰で涙が一筋流れるのが見えた。
ゆっくり翼をバンクさせ、彼らに最後のお別れをしよう。
訂正だ。
君のハーキュリーズライダー人生は最高だっただろう?