
ひっそりと準備が進行しておりますMRC(みんなのラリーチャンピオンシップ)ですが、なぜ年間エントリーなのか、なぜ20,000円なのか、それを一度きちんとご説明させていただくべきだと思い書いています。
ほぼ3年前にRFANなんてグループを立ち上げたとき、頭の中にあったのは「ラリーをもっと身近なものにしたい」という思いでした。
当時は私も若かったのですべてを超楽観的に考えてましたし、それでうまくいくと思ってました。
ところが、現実はそうはいかなかったわけです。
いろいろな障害があって、世の中そんなに甘くないって思い知らされました。
安定した黒字経営なんて望むべくもありませんでした。
いい勉強になったぜ!!
でも、ビクビクしながら手探りで進んでいても状況は良くならないんですよね~。
なので、一度原点に立ち戻って、あのころの思い切りの良さを取り戻そうと思います。
ということで、2012年以降、MRCは基本的にカッコいいことしかやりません!!
まず、イベントをちゃんとやる。
例えばスタート旗やシグナルをちゃんと作る。
皆様が例えばYoutubeにアップしていただく映像が更にカッコよくなるように、オーガナイザーとしてはやれることはすべてやるつもりです。
また、最初の数戦は別として、現在は単なる「タイム積算方式の走行会」になってしまってるっていうのは事実だと思います。
ここは非常な反省材料。
来年はもう少し原点に立ち戻ったイベントをやるぜ!!
また、ゼッケンはちゃんとする。
ダン○ップ・ブ○ジス○ンの提供のゼッケンを貼っただけじゃ全然カッコよくない!!
エントラントの車がパーキングエリアに並んでいるときにビシッとゼッケンが揃ってなきゃだめなんです。
子供に憧れてもらって未来のラリーファンを増やすためには、絶対ゼッケンに手は抜けないのだ!
服装もちゃんとするのだ。
ポロシャツだってツナギだってTシャツだって、ラリーファンとして、グラベリストとして恥ずかしくないものをビシッと着こなしたいわけです。
コンビニにたむろしてても温泉街を徘徊してても、おじいちゃんやおばあちゃんに「おっ?イカしてるねぇ!」と思ってもらえるような大人になるんですよ、RFANは。
そうじゃないと、ラリーで走れる場所はどんどん減ってしまいます。
ダートを走ったことがない、自分の車でいきなり走るのはちょっと怖い、とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
そういう方にはレンタカーを用意します。
それもちゃんとカラーリングされたカッコいいヤツです。
間違っても解体屋から拾ってきたようなクルマではダメなのだ!
なぜか?
写真に撮られたら恥ずかしいじゃーん!!
恥ずかしいクルマではお金がいただけない!
というか、レンタル車両がボロいなんてRFANのプライドが許さないのだ!!
そして、お金がなきゃダメなんです、結局!!
爪に火をともすような生活感丸出しのラリースタイルでは、誰も見向きもしてくれません。
金がなくたって見栄を張るから頑張ろうと思えるんだ。
武士は食わねど高楊枝、なのだ!
サムライスピリッツだ!!
武士道だ!
だから、実際はお金がなくたってつっぱってなきゃ!!
でも、お金がないのにつっぱってるのは限界があるから、やっぱりお金がなきゃ!
その為には、身内ではない所からお金を引っ張ってくる必要があります。
身内でお金を回してるからジリ貧になっちゃうんです。
ダートラやラリーとSuperGTを比べてみると良く分かります。
でも、いきなりラリーTシャツ作って原宿で売ってみても、今日びの若者にはちと高尚すぎて理解されなかったり、突然怖いお兄さんがショバ代要求してきたりしそうなので、まずはラリー会場とかダートラ会場で売ってみようと。
そう、ちょっと回りの人たちに売りまくるのだ!
その時はヨロシクなのだ!!
その為に、服飾メーカーの友人と戦略会議を「笑笑」とかで実施してます。
小さい会社を作ろうかと思ってさえいます。
ケイマン諸島辺りにね!!
そして、こちらで儲けたお金をMRCへのスポンサードという形で還流して、MRCエントラントの方の費用負担を減らせるようにしようと。
もともとは、一般的な会社からのスポンサードを得ようとしたのですが、話を進めていくにしたがって山のようにややこしい問題が出てくるんだなぁ。
例えば、ペプシがスポンサードしてるイベントで、コカコーラは飲んじゃダメ、とか、そんなようなレベルです。
でも、これだってごもっとも。
お金を出す以上、費用対効果を得ようとするのが企業ですからねぇ。
個人運営のイベントはこのあたりが辛い。
おまけに、みんカラのシステム変更でPV数の数字があてにならなくなったのも痛い。
なので、2012年のMRCは、基本的にはダイスキー氏の私有財産を利用して運営します(←まだ言うか!)。
そして、それを布石に2013年にはビッグスポンサーの獲得も目指します。
また、今まではラリーとかグラベルに見向きもしてくれなかった人たちにもラリーってやつを、グラベルってやつを体験して欲しいのである!
例えばTipoとか、CGとか。
乗せてやるから来い!!
で、乗ってもらって楽しかったら宣伝してもらう。
で、それをネタにスポンサーを引っ張ってくる!!
これぞRFAN三段論法!
皮を切らせて肉を絶つ作戦!!
要するに、2013年は外部スポンサーの獲得と、小規模アパレル販売の二本立てで円滑な運営を目指してしまうわけです。
ほら、なんかイケそうな気がしてきたでしょ!!
このペースでいけば2016年ぐらいには中古のWRカーをレンタル車両にする事だって夢じゃなさそうだよ?!
そのためにも、再三広言してきたRFANウェブサイトの開設などの準備もしています。
主要なスポンサー候補には2013年(←ここ大事)の企画書を出そうかと思ってます。
もう、すべてのコツをさらけ出してしまいましたが、誰も真似できないからいいです(笑)
いろいろ書いてきましたが、読み返してみてもリアリティに乏しいなぁ。
でも、これぐらいやらないと今後存続するのは難しいというのが正直なところです。
2012年はRFANの3年間の集大成にしようと思っております。
20,000円の年間エントリー費のうちの一部は、暖機運転のために使わせてください。
ぶっちゃけ、ダイスキー氏の私財だけではいささか心もとないんです
出てくるお金、全部ウクライナフリヴニャですし、両替が大変なのです。
でも、2013年以降は自家発電で稼働できるように頑張るつもりです。
皆様には少しずつでも恩返しができればと思ってます。
もしこんなバカな夢につき合っていただけるという方、是非年間エントリーをお願いいたします。
繰りかえしになりますが、参加表明は下記まで!!
折り返し申込用紙を順次お送りいたします。
mrc_by_rfan●live.jp
(●はアットマーク)
願わくは、一夜限りの夢にならないように。
自分達の居所は自分達で作りたいのだ!!