フロントドア デッドニング
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
スピーカー交換に合わせてデッドニングも行います。
エーモンのデッドニングキット オールインワンモデルNo.2396を使いました。
バッテリーを外し五分以上置いてから、内貼りを外します。
このあたりは先人達の整備手帳などが有るのでそちらを参照してください。
ドア内にはエアバッグの圧力センサーが有るのでもし作業される方がいらっしゃいましたら、自己責任でお願いしますm(_ _)m
2
内貼りを外すとインナーパネルが見えますが、そこにある樹脂のカバーや、スピーカーを外すと外板アウターパネルに手が差し込めるようになります。
ここに「ヒートレジスタンス制振シート」を貼り付けます。と言っても薄いアルミの板にブチルテープが付いてるような素材ですが。。。
550×500mmの大きな板状の物をハサミでチョキチョキして10等分にします。
これを左右のドアに五枚ずつ貼り付けていくわけです。
黄色い点線部分がそれです。見えませんが、手を突っ込んで貼る部分となります。
クリーンナップシート(エタノールのウエットティッシュのような素材)が付いていますので、汚れや油分を拭き取ります。
キットには大きなヘラ(制振シート圧着用ヘラ)がついて来ますので、コイツでゴシゴシしながらアルミシートを圧着していきます。
見えない部分なので、貼り付ける前に穴をスマホで撮って内部構造を探ったり、盲牌するように指先で内部の位置関係を把握します(笑)
このアルミシートは切り口が鋭利なので怪我に気をつけて下さい。
また、インナーパネルの穴の鉄板もエッジが効いているのでここも注意です。
私は暑かったのでTシャツで作業しましたが、力を入れてアルミシートをゴシゴシやっていたので腕に小さな擦り傷が沢山出来ました。
写真は実は次の工程まで行っているの写真となってます。
アルミシート(ヒートレジスタンス制振シート)を貼った後に、ウレタンフォーム製の「アウターパネル用吸音シート」(マットレスのような凸凹のシート)を貼ったモノです。
うっかりアルミシートを貼った段階での全体写真を撮り忘れてました。
3
作業順序は逆になりますが、大きな穴の上部分です。
アルミシートを貼ったこの上がエアバッグのセンサーらしいです。
直接的に触れないようにデッドニングしました。
4
大穴の全景。
アルミシート貼って、その上に吸音材を貼ってます。
5
スピーカーの取り付け穴奥にはスピーカー背面制振吸音材を貼ります。
取説には一枚で貼るようになってましたが、ちょうどスピーカーの穴の裏側にサイドインパクトビームが掛かって来るので小さいのと、大きいのに二分割して貼り付けました。
6
サイドインパクトビームにも制振シートを貼り付けます。
純正の接合部意外の部分を「Ω型」にビームを巻き込むように貼り付けます。
いきなり剥離紙を剥がさずに、ビームに巻きつけてリハーサルしてみました(笑)
その方が作業しやすかったですね。
7
次にインナーパネルの大穴を塞ぐアルミシートを貼り付けます。
本来は大穴から型どりして大穴全体を塞ぐアルミシートを切り出しますが、C-HRの場合は、黒い樹脂のカバーがあります。
後々、メンテナンスでアウターパネルにアクセスする事が有るかもしれないので樹脂のカバーはそのままにしておきます。
先に作業したCool-Vさんが樹脂パネルの上からアルミシートを貼っていたので、自分も同じようにさせて頂きました。
付属してきた、型どり用の透明シートを使ってパネルの開口部に相当する位置をトレースして型どりしてチョキチョキしました。
8
その後アルミシートを貼ったカバーを戻し、ポイント制振材を貼り付け、隙間に防音テープを貼り付け作業は終了しました。
このあと、仕上げとしてデッドニングキットにセットされていた音質チェックCDで音域毎の歪みチェックをする必要があります。
今回は時間切れでそこまで行きませんでした。
スピーカー内部に雨除けの「ひさし」を取り付ける加工が後日有りますのでその時に追加の制振材を貼り付けながらの調整をしようと考えてます。
音質チェックは出来ていませんが、
純正スピーカーからカロッツェリアTS-F1730Sに交換した成果は出ております。
まず、音量を上げても共振によるビビリ音がかなり減りました。
純正の軽い低音域に比較してカロッツェリアの方が重みが出ています。
ツイーターは変えてないので高音域のキレは有りませんのでツイーターを変えたときにどれだけ音に立体感が出てくるかが楽しみです。
アルミシートはまだまだ余りが有るので音質チェックしながら追加していきます。
早く続編の調整がしたいです。
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