オーバーヒートしていた、ローバーMGF。ヘッドを外し、その際ピストンリングがズレズレ…。
で、結局エンジンセミOH状態に。
今回それを組上げていきます。
まずは、清掃したピストン、及びピストンリングから組んでいきます。
まず、エンジンのヘッドとブロックの位置を合わせるガイドとなるボッチを打ちます。ちゃんと左右同じか測っています。
そしてピストンリングを固定していきます。
250℃(瞬間最大300℃)まで耐えられる、コーキン接着剤を使いました。
ガスケット類にも使えるとの事。
このように4気筒とも接着します。
その後ピストンを挿入していきます。傾きが出ないように注意!!
ピストン下部を締めていきます。
ここで…トルクレンチ…ならぬ角度を決めるレンチで締めていきます。
規定トルク+規定の角度で締めます。
ブロックとオイルパンの間のプレートにもコーキン接着していきます。
ヒーターホースも無事に付き、プレートも規定値で締め付けていきます。
ヘッドに熱で硬化するコーキン接着剤を塗り、ガスケットをしいていきます。
ヘッドを載せる前にインマニを入れておきます。後からでは入りません(汗)
ヘッドを載せ、ヘッドボルトを規定トルク・規定角度で締めます。
ブロック下にオイルストレーナーを付け、ヒーターバルブも無事に付きました。
オイルパンも綺麗になりました。ガスケットは、硬化すると紙のようになるものを使います。
オイルパンを付けていきます。
これにカムを固定・調整し、組み付けます。
SSTが若干必要になりますので、ローバーに詳しいお店に問い合わせされた方が良いと思います。
かなり大変ですが、社長的には楽しいようです。
登録偏につづく。
Posted at 2010/03/09 21:48:57 | |
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