
690ccの単気筒でリッター100馬力クラスのオンロードスポーツなんて頭のおかしいバイクだ!
と思い、こういうのが、峠だと一番速いんじゃね?
と昔、CBR400RRで、リッターSSを追いかけてた若かりし日、そう思ってました。
しかし72馬力は72馬力。150馬力以下なら、基本時には、峠レベルでも馬力は沢山あればある程、速い。気がします。
といってもバイクの速さは乗り手の影響が大き過ぎるので、あくまで私の場合。です。
なので、決して峠最速!みたいなバイクでは無いですが、軽くて手の内置ける、そこそこのパワーは、乗り手にとって安心で、安全で、なおかつそこそこ速いです。
先日、ワインディングでリッターSSと戯れる機会があったので、少し加筆修正です。※2025.1.22再加筆
少し前にCBR1000RRRに追っかけられ、あっさり抜かれたので、過大評価部分を修正しました。
やはり車体の軽さは十分に優位で、ブレーキポイントが差が出ます。
流石に200馬力超えのバイクとく比べると直線で離される量をカバー出来る程ではありません。
私の場合タイヤもハイグリップタイヤでは無いので、手前からブレーキ掛けないと減速しきれないということもありますが、まともに張り合おうとすると走行ラインが合わないので追突しそうになります。もしくはされそうになります。
また、リーンが軽いのでアクセルオンもコチラがやや早く開けられますが、その後はパワー差が大きく、車体が起きてからはどうにもなりません。当たり前ですが、70馬力以上の加速はしません。
しかしワインディング程度であれば、アクセル全開時間はかなり短いので、相手の技量と安全マージン次第では、広いワインディング以外であれば、なんとかなりそうな気もしました。
このバイクの武器をうまく使えば、ワインディングレベルなら速いと言ってもいいかもしれません。
良い点、悪い点、というより、はっきり特徴がある構成です。
最後だけ、良い悪いではないですが、
スペックシートでの比較として、パワーウエイレシオで他を見てみますと、
車両重量(ガソリン無し)で149.5kgで、ガソリンタンク容量14Lなので、比重0.75g/cm^3で計算すると、ちょうど160kgです。最大出力は72馬力です
これはVTR250の車両重量と同じですが、2.4倍の馬力がある車両ということになります。
あるいは、SV650より40kg軽く、馬力は同じ。
モンスター696より25kg軽く、8馬力低い。
CBR650Rより46kg軽く、23馬力低い。
上記はサスペンションの減衰力調整が無いので、速く走るカテゴリーとは一線を画すので、減衰力調整があるモデルだと、
YZF-R7より28kg軽く、1馬力低い。
RS660より23kg軽く、28馬力低い。
VFR800Fより83kg軽く、35馬力低い。
とこんな感じの位置付けです。
なんとも他と比較しづらいポジションですね笑
RS660よりは間違いなく遅い気がしますが、
VFR800Fなら同じくらいな気がしますね。(クラスが違いますが)
手の内に十分収まるパワーと、かなり軽い車重で、いざとなれば(?)、上のクラスと楽しく走れる(翻弄できる)、そんなバイクです。