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ECU台座についているリレーの形が違うので交換。
写真は交換前のもの。
HSGでは黒いリレーが2個付いています。
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エンジンハーネスを引き直します。
いろいろ調べた結果、車内側のメインハーネスは特に引き直す必要は無いようです。
メインハーネスをHSG用に引き直す場合は、ABSが付いてきてしまうようなのでここは助かりました。
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エアフロも交換します。
HSGでは後のエボシリーズと同じカルマン渦式エアフロのミューカスを採用し、高精度・大容量・低圧損とか。
HSGでは整流用の格子が六角形となっていますが、この後のエボ4では格子が四角形となり、計測精度が落ちているようです。
(後のエボで六角形に戻っているようです。)
5
インジェクタも交換します。
RVR・シャリオのターボ車は450ccのインジェクタを使用していますが、HSGのMT車のみはエボと同じ510ccのインジェクタが使用されており、高出力対応となっています。
インジェクタの形状は同じですのでポン付け可能ですが、ECUと一緒に交換しないと燃調が狂うと思われます。
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お気づきでしたでしょうか?
エンジンヘッド交換時に、エンジン左側にカム角センサを設置しています。
RVR・シャリオは96年の後期型からこの位置にカム角センサが設置されています。
前期型ではカム角センサにIN側のカムプーリに内臓されているため、スライドカムプーリを付けることができませんが、ここに設置されていればIN側にもスライドカムプーリを設置できます。
なお、カム角信号は前期型と後期型でHiとLoが入れ替わっており、ECUとセットで交換する必要があります。
・・・信号反転用ICを入れればあるいは・・・
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HSG以外のターボの加給圧調整用のソレノイドバルブは、インタークーラーが上置きの為この位置にありますが、HSGはインタークーラーが前置きの為、ハーネスのコネクタがエアクリの下側に移動しており、コネクタの形もおにぎり型になっています。
今回、延長&コネクタ変更ハーネスを製作し、配線を繋ぎました。
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交換後はエンジンヘッド・カム交換で落ち込んでいた低速トルクが戻ってきたようです。
また、アイドリング時のエンジン音・排気音が少し変わったように感じます。
今までよりもマージンは大幅にアップしたと思われます。
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