
純正のブーストコントローラーのソレノイドバルブと社外品のそれについての違いについて考察してみました.もしかしたら認識違いがあるかもしれませんので,その節はご教示下さい.
純正のソレノイドバルブはいわゆる2WAYですので非作動時にはバルブが開いていて,オリフィスがあるので過給圧はアクチュエーターにも少しはかかりますが,ほとんどはエアフロへ抜けるのでアクチュエーターが作動するまでにはいきません.ブーストのコントロールが掛かったときには,バルブが閉じてアクチュエーターが作動します.
ホースを替えたときによくあるオリフィスを付け忘れの場合,多くのエアーが流れ込みエアフロ側へ出るのと同時に過給圧がアクチュエーターも作動させてしまい過給圧が上がらないのはこれで説明できるのではないでしょうか?
一方,トラストのプロフェックBスペックIIのソレノイドは3ポートソレノイドですが,使用しているポートはアクチュエーター側がCOMでインテーク側がNOです,
非作動時はNOは閉じていますので過給圧は何処にも逃げていません.またアクチュエーター側はNCとつながってますので大気圧になってると思われます.作動時には過給圧(NO)はアクチュエーター(COM)にのみ流れます.やっぱり間違えていたようです.NOは通常開弁ですので,アクチュエーターには過給圧がかかっています.アクチュエーターが作動する圧力(0.6?)になるとソレノイドが高速でON/OFFを繰り返し作動してアクチュエーターへの圧力をコントロールして希望のブーストになるまでアクチュエーターが開かないように作用しているようです.
さて,2つの方式の違いはどこにあるのでしょうか?
万が一ソレノイドが壊れた場合,純正では過給圧は常にエアフロ側へ抜けるので,過給圧が異常に上がることはありませんが,
後者の場合は過給圧は上がる一方で過給圧はバイパスバルブ(ブローオフバルブ)でコントロールするしかなくなります.そういう意味では純正の方が安全と言うことでしょうか?
ただし,純正はオリフィスにがあるためアクチュエーターが作動するまでの圧力の変化は,ない場合に比べると緩慢だと考えられます.
後者では一気にアクチュエーターの圧力が変化するため,逆にコントロールが難しいと考えられます.
Posted at 2009/03/22 12:35:26 | |
トラックバック(0) |
ブーストコントローラ | クルマ