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THUNDER Racingのブログ一覧

2011年05月27日 イイね!

かってに一問一答!2

質問:カプチーノのオーナーに最近なったんや。タイプR純正ホイールを流用しようとしたんやけど、ハブボルトのピッチの関係でホンダ純正ナットが使えへん。ナットに関する記事でピッチ1.5のハブボルトに打ちかえているとコメントしとったよな?使ったハブボルトは何か教えてくれへんか?


回答:おぅ、最近オーナーになったんか~。いい車やろ?こんなおもろい車、あらへんで~。
で、なに?もういきなりホイール換えるんかいな?タイプR純正ホイールの流用かぁ~。ええなぁ。チャンピオンホワイトやな?レイズやな?軽いよなぁ。カッコイイよなぁ。
あ、答えなあかんかったな。

とりあえず、
付けるには、ピッチ1.25のナットを使えば、ホイールは取り付けできるやん。
以上


ま、それでは愛想無いので、以下。
スズキは1.25ですから、1.5のホンダ純正ナットは当然使えませんよ。
ホンダ純正ナットを使いたいなら、ピッチ1.5のハブボルトに打ち換えですね。
しかし、わざわざホンダ純正ナットを使う必要があるんかなぁ?
そのナットはなんか特別きれいかな?
そのナットを付けるためだけに、ハブボルトを16本も打ち換えるのもねぇ。
手間も時間もお金ももったいないで。
1.25のナットがあるんやから、それ使ったら?
それともハブボルトももうお疲れかな?
で、新品に換えるついでにピッチも換えたろかと?
それならわかるけど、スズキは1.25やからあんまり変なことせんほうがいいと思うで~。

スズキやのに、ピッチ1.5・・・。
これ、絶対わからへん。
絶対、変(おかしい)。
自慢にもならん。


自分だけわかってるけど、他人が触ることがあるなら、わけわからんことは避けた方がいいです。
ま、自分の経験上ですけどね。

で、自分がなんで打ち換えているか、というと純正ハブボルトでは短いので、純正より10mm延長になるようハブボルトを交換してるんですよ。それがたまたまピッチ1.5だっただけの話し。
自分的には、交換当時(10年くらい前だな)はピッチ1.5が主流なので、ピッチ1.5を選んだ。
しかしサーキットやジムカーナを走るたびにタイヤを交換し、スペーサー噛ませて負担をかけ、ハブボルトも何度か交換しましたが、ピッチ1.25がいいと思うようになりましたよ。いまは、前2本が1.5で、リヤ2本が1.25のサンダー号。前後とも1.5の大王号。前後とも1.25の簾ちゃん号と、うちにある3台はどれも個性的。

タイプR純正ホイールというのが、p.c.dやオフセットなどが書いてないし、流用ネタには詳しくないのでヘタなことは言えません。もっと物知りなカプチ乗りの方に聞かれた方がいいと思いますが、純正に比べて延長したハブボルトが要らないなら、あるものを活かせばいいと思います、個人的に。


参考までに
ピッチ1.25はスズキ、日産、スバル
ピッチ1.5は上記以外の国産車
Posted at 2011/05/27 09:15:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | カプチーノ | クルマ
2011年05月24日 イイね!

『カプチーノの新常識!』DVD

カプチーノの新常識・・・、ってどんなんかなぁ?



まぁ注文するかなぁ?
90分で3990円て、高いなぁ。

ちゅうか、2枚組みにして5000円くらいにして、ガンガンユーザー載せて・・・、ていうてもコピるやつ多くて売れないかwww。

しゃーない、こうちゃろ。

CP以下なら、こき下ろすぜぇ~。



追記 モンスタースポーツだけ参考になりましたが、これは雑誌の付録以下の編集、取材、内容。

素人の方がまし。
見なくてよい。
Posted at 2011/05/24 19:56:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | カプチーノ | クルマ
2011年05月24日 イイね!

ボンネットにどうでしょうか?

LIGHTNING2をTHUNDERに置き換える(0:28)と、なかなかイカス!
(おばか)


まぁ円弧を描くよりは直線基調がいいね。

個人的には、F22が好きだな。

エルロンの軽やかな動き、見たかな?

Posted at 2011/05/24 19:04:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | カプチーノ | クルマ
2011年05月07日 イイね!

K-CAR MEETING with HOT-K 参戦記

5月3日(火)に、セントラルサーキット(兵庫県)でおこなわれた「K-CAR MEETING with HOT-K」に参加しました。


5時をまわるころ、いつもの面々でセントラルサーキットに向かう。
ついさっきまで作業してたのは、いつものことだ。

途中、ブレーキの当たり付けと、エンジンフィーリングをチェックする。
3速に落とし、そこからアクセルを開ける。
瞬時にブースト計が跳ね上がるレスポンスと、シートバックに感じるGは刺激的だ。一般公道では恐怖感を感じるほどである。多分、これに乗った人間はRHB31FWが付いているとは思わないであろう。
さて、途中で打ち合わせたかのように、チームカプリコの面々と合流する。

到着は6時30分。
主催者のサイドポンツーンより、受理書を渡される(笑)
駐車場には、色とりどりのコペンがずらっと並んでいた。
もちろんTTWのカプや、ワークスやいろんな車も混じっていたけど、コペンが目をひく。

ピットに「プロμ・カプリコカプチーノ号」を滑り込ませ、準備を始める。
今回、人数も、モノも多いぞ(笑)
カプリコ号、JUN号、りんカプ号、てつくん号と4台。
(てつくん、今度はピットの中に入れようね)
カプばっかり、色違いで(笑)

車検はSB、SS、HOT-KCUPと、出走順にすれば良かったのだろうけど、関係無しに一緒くたにしたため、車検が手間取っていた。さらに、同じ時間帯にドラミはさすがにムリだろうということで場内アナウンスも二転三転していた。主催者のサイドポンツーンさんはオプション耐久なども開催しているが、初めてのK-CARイベントであるので、この辺は理解をしてあげたい。

【軽カー最速SB日本一決定戦:フリー走行】各クラス30分のフリー走行
8:30-9:00(30分間)

「プロμ・カプリコカプチーノ号」の出走クラスはこの枠である。
この日は、気温が低く、路面温度も当然低い。朝の一発目から、タイムが出やすい状況ではある。まずはフィーリングを掴まねばならない。ここで焦ってはいけない。あくまでもフリー走行だ。しかし前を白い「TimelyアルトIDI」が行く。なかなかいい感じで走ってる。ちょうどいい目標になり、引っ張られ、引っ張り合う感じで数周を走る。少しアクセルを抜いてイン側よりパスさせると、ありがとうのハンドシグナルが見えた。このドライバーはレースをわかってる、と思った。ギリギリのバトルになっても、当てに来るようなドライバーではない、とも。しかし、直線の伸びに対して、コーナーでの挙動がちょっとおかしい。このように、フリー走行中も何かと情報を得ることができる。

 人のことは言えない。こちらも、クリッピング以降どんどんはらむ。そこで、一度ピットに戻り、ダンパーを締め込む。しかし、数周で程々に切り上げた。結局10周の走行で、10周目に出したタイムがこの日のベストタイムであった。
「サンダーレーシングJUN号」も9周を走って8周目でベストを出していた。
ピットに戻って、早速ジャッキアップ。各部点検をはじめる。

【軽カー最速SB日本一決定戦:予選】各クラス15分間の予選
11:50-12:05(15分間)
エントリー台数が14台とはいえ、フリー走行では様子見(タイヤ温存とか)の車もいると見受けられた。予選は、できるだけベストを出してタイムを刻まねばならない。スタート順位が1つ違うだけで、後から抜くのは大変だからである。
ぐっさん監督も「予選は最大限に集中して、ベストを出せ」と、念押しをしてくる。
スタートに有利なFRとはいえ、猛者揃いのクラス。まして4WDがいるのだから、ここは1つでも前に行きたいところ。
結果として、予選1位の「速人☆CAD☆ちびっくタイプR」の30秒台は別格として、2位の「T.T.WORKS制動屋カプチ」は31秒台(これは本調子じゃないね)、続いて3位から6位は32秒代後半の0.4秒の中に「プロμ・カプリコカプチーノ号」を含めて4台がひしめき合うことになった。7位以降でも34秒台、8位にNAクラス最速のRSマッハのトゥディが35秒台でつけている。

【軽カー最速SB日本一決定戦:決勝レース:ヒート1】
13:35-(10周)
ピットを出て、ブレーキとタイヤを温める。スターティンググリッドについた時には息切れするほどだ。やりすぎたか?トップエンドのパワーはともかく、そこまでのパワーとトルク、及び立ち上がりが明らかにサンダー号と違うので、ある意味じゃじゃ馬的なのだ。がんばりすぎてスターティンググリッドに着くまでにコースアウトしたシーンを見たことがあるが、そこまでには至らない。
 正面にトップの「速人☆CAD☆ちびっくタイプR」。予選2位の「T.T.WORKS制動屋カプチ」は、予選時のMTブローでDNSの為、右前方はぽっかり空席だ。
 自分は3番手スタートだが気を緩められないのは、後ろ3台が似たようなタイムであり、歴戦のドライバーでスタートダッシュに勝る「TimelyアルトIDI」(4WD)、そしてこれまた歴戦のドライバーで秘密兵器を隠し持つ「サンダーレーシング」のJUNのFR、毎回SSスプリントでバトルを繰り広げてきた「Garageれぽ・アルト」(FF)が背後にいるからだ。
 決勝スタート1分前にピット員を退出させていたが、ドライバーとしては、3分前に退出させられる方が、静寂の中、集中力を高められるのでいい。(もちろんあの「間」がイヤだという人もいるだろうが)

 1分前、30秒前。5秒前でレッドシグナル点灯。
グリーン点灯に切り替わってスタートだ。スタートはトルク感も考えてやや控えめにミート。これが仇となったか、「TimelyアルトIDI」の鼻先がこちらのボディ横に並ぶ。1コーナーでは退いてもらったが、数周の後裏ストレートで「すぅ~」と抜かれてしまう。

(おぃおぃ、だめやん)
声が聞こえてきそうだ。

(ごめんごめん、ストレートエンドのブレーキングと、インフィールドで詰めてがんばるわ)

あれれ?詰まってる?
詰めるどころか、遠ざかってない・・・・?


ヘアピン立ち上がって、ロールゲージに付いている「ぴちょんくん」を人差し指でピチッとシバく。

でも、何ら変わらない。
(当たり前か)

ストレートで遠ざかり、コーナーで近づく(ような気がする)

経験している人なら良くおわかりだと思うが、前車は先にブレーキングするから一瞬詰め寄ったような気がするのだ。あくまでも追いついたような気がするだけなのである。

(このままじゃ、いかんなぁ)

4周目を過ぎ、5速でも伸びるよう走らせ方を変更した。
ここから残り6周あれば十分射程範囲内だ。
裏ストレートでの伸びも変わり、ブレーキング。
しかし、どうも調子が乗らない。
ブレーキをリリースして、アクセルを・・・・

ん?

アクセルにエンジンが反応しない。
(エンジンブローか?)

すかさずクラッチを切り、惰性走行に切り替える。
アクセルペダルに踏みごたえがないのだ。しかし、アイドリングはしているのでエンジンブローではない。ただ、アクセルペダルがバルクヘッドに張り付いたままだ。

思いっきり踏み込み、左足でペダルを浮かしても見る。

(外れただけなら復帰することもあるぞ)
(いや、ペダルがフリーなので切れているかもしれない)

 コースサイドにカプリコ号を寄せたが、グラベルまでは運べなかった。退出するとリタイヤだ。一瞬外へ出かかってとどまったが、危険性を考慮してガードレール外に退避。

 初めてのコース上でのストップ、リタイヤだ。
ピットでは、何が起こったのかわからないので、心配しているだろうなぁ。ここで、携帯を車に積んどけばよかったと思った。アクセルワイヤーだと伝えるだけで、ピットではぐっさん監督が対策をしてくれるはずだ。車両回収してピットに戻るまでのこの10分は大きい。
(今度は携帯を持って走ろう(笑))

あと残り6周の行方をコースサイドから見物か?と思ったら、レッドシグナル点灯。
赤旗、中止となった。
レースは2周以上で成立するので、4周目時点の順位で順位が決定した。
(みなさん、赤旗出してごめんなさい)

オフィシャル2名が牽引してくれてピットまで戻る。

「原因はなんだなんだ?」と、心配そうな顔。

ボンネット上げてよく見ると、ブラケットが外れていただけである。
(走れる、走ろう!)

(なんだそんなことか)という顔と、
(大丈夫?)という顔。

「だいじょうぶさ」
(カプリコがちょっぴりいたずらをしたのかもしれないな)

全くヒヤッとしたぜ。
このままリタイヤじゃ、つまらんからね。

リザルト:軽カー最速SB日本一決定戦ヒート1 第3位

【軽カー最速SB日本一決定戦:決勝レース:ヒート2】
16:35-(15周)
※ 上位10台はリバースグリッド。

ということで、ヒート1は4周で成立したので、「プロμ・カプリコカプチーノ号」はリタイヤ扱いにはならず、3位のリザルトが残った。上位10台のリバースグリッドなので、8番グリッドからのスタート。JUNは5位だったので自分の前、6番グリッドからのスタートである。
スタートで、4WDの「TimelyアルトIDI」にあっさりと中央を突き進んでいく。正に圧倒的な加速力。自分はイン側に進みピットロード出口を使ってJUNに割って入ろうとしたが、さすがに1コーナー手前で接触確実なので、ムリせず下がる。

 裏ストレートで 「速人☆CAD☆ちびっくタイプR」にもあっさり抜かれる。
(何だか抜かれてばっかりやん)

 で、自分もJUN号をストレートエンドでイン側より抜く。そして前を行く「Garageれぽ・アルト」「TimelyアルトIDI」を射程に入れるはずが・・・・近づかない。
1位だった「速人☆CAD☆ちびっくタイプR」、2位だった「TimelyアルトIDI」に抜かれたということは3番手キープだが、「Garageれぽ・アルト」がいるので、総合ポイントで同ポイントなら2ヒート目の順位が優先されるはずなので、そうなると表彰台を逃すことになる。

TTWカプチがリタイヤしなければ、表彰台圏外だったのに、にわかにヤル気になって・・・。
(調子いい? いや、そんなもんさ。レースは常に状況が変わる)

そんなことを思いながら走る。

さっき抜いたJUN号がにわかに近づいて来るではないか。
一瞬のシフトミスや前車をパスするのに手間取ると、追いつかれた。
(おぉ、それはいか~ん)

「プロμ・カプリコカプチーノ号」はストレートの伸びはあるが、コーナーでの回頭性はJUN号に分がある。ていうか、JUN号の出来がいいのだ。
(ドライバーで何とかしろ、っていう話しもあるが)(爆)

立体交差手前の左下りコーナーで、あり得ないライン取りでイン側に割って入ってきたので締めるのもなんだし、先へ行かせる。
(ちょっと余裕♪)

そして最終立ち上がって、ホームストレート。
「プロμ・カプリコカプチーノ号」の方が、ストレートでアドバンテージがあるので、心理的に楽である。
横に並ぶと、JUNがハンドシグナルを送ってくる。

(先に行け)と、いうような感じだ。
※ あとで聞くと(抜きにこんといて~)という合図だったようだ。
動画参照:http://www.youtube.com/watch?v=TTw65F0OFFo


俺は、ジャンケンしたらJUNは何もしなかったので不戦勝だ!
ギリギリまでブレーキングをがまんしてブレーキをかけた瞬間、ドギャーォとタイヤの鳴く音がサイドから聞こえる。

ドン!という音と衝撃に備えたが、何もなかった。
(うぉ、JUN号ブレーキがんばりすぎやん)

左のミラーに、リヤから土煙を上げながらコースアウトして止まりかけるJUN号を見た。

ちょっとシャレにならない速度域でのスピンだ。
復帰はできるだろうが、戦列からは離脱だ。

JUNの身を案じつつ、前を行くアルト3台を追う。
周回毎に、ピットから残周回数とポジションが明示される。
これは助かる。
一体今何周目なのか、わからなくなるからね。


P3、L7
とサインボードは明示している。


走りながら今の状況を想定する。
1位を走行している「速人☆CAD☆ちびっくタイプR」、間をおいて2位争いの「Garageれぽ・アルト」と「TimelyアルトIDI」。
この2位争いのバトルは圧巻だ。スリップに付こうとし、スリップから逃れ、サイドウォールギリギリまで逃げる「Garageれぽ・アルト」。サインボードがパタパタとまるでドミノ倒しのように、倒れ起きあがってくる。ブレーキング競争も熾烈である。ストレートの伸びに勝る「TimelyアルトIDI」。

(あわよくばつぶしあってくれ)(ごめんね)
と思いながら、近づけない「プロμ・カプリコカプチーノ号」。
(ふつう近づくだろ?)

このバトルを制したのは、「Garageれぽ・アルト」。
「TimelyアルトIDI」のマフラーからの黒煙が白煙に変わった。いざというときも考えて、逃げるラインを考えながら走っていたが、やがて力がなくなり。ストレートでパス。
「プロμ・カプリコカプチーノ号」は3位に浮上する。

最終コーナーを立ち上がると、ピットからのサインに、見慣れた姿が・・・。
JUNだ。
やっぱりリタイヤしたか・・・・。
1コーナーにカプはなかったから、自走しただろうが、やはりトラブルか?
これは何としてでも、完走しなきゃならない。
JUNの分まで。

気を引き締めていくが、グリップがどうも安定しない。
オイルなのか、水なのか、とにかくブレーキングポイントの先で一瞬ラインを取れないのだ。

後ろから近づいてくる車は視界にはないので、路面だけに集中して走行する。

しばらくこのままの状態で進むがラスト数周というところで、なんと裏ストレートで「速人☆CAD☆ちびっくタイプR」をパス。トラブルを抱えていたようだ。

残り2周で「Garageれぽ・アルト」に届くのか?

ぷらんぷらんする車内の「ぴちょんくん」を指で弾き、気合いを入れる。

もっと前へ!
ブレーキはしっかり、早くアクセルを開ける!
少しでも無駄な減速はしない。

しかし、ブレーキングポイントを奥にするどころか、同じ位置でもクリッピングに付かない。
おぃおぃ、水温も厳しいぞぉ。

15周の周回数は、耐久的要素もある。
一発の速さだけでは持たない長さだ。

少しでも近づこうとも思うが、ムリしてスピンしたり、コースアウトやブローも良くない。
持たせつつ、速さを維持する。難しいところだ。

L2、L1・・・。

残ラップ数がピットより表示される。

(エンジンも、タイヤも、ミッションも、もってくれ)
(カプリコ、頼むで)

祈った。
マジで祈った。

1コーナーの進入で、ブレーキが持たないのか、オーバーランしかける。

(一緒にチェッカーを受けようぜ)

裏ストレート半分近く前を行く「Garageれぽ・アルト」を追う。
数秒差だ。
プレッシャーを与えるほどの差はない。
しかし、何が起こるかはわからない。

こちらも同じだが、彼もミスしたり、ブローするかもしれない。

裏ストレートエンドからインフィールド区間にはいる。
近づけど詰め寄るまでには至らない。
立体交差を抜け、最終コーナーをたち上がる。

(ん~、届かない・・・・)

コンクリートウォールの向こうで、仲間たちが手を上げて称えてくれる。

結局、トップとは3秒少しのビハインドで2位のチェッカーを受けた。
リザルト:軽カー最速SB日本一決定戦ヒート2 第2位


(よくもってくれた)

思わず、ダッシュボードを叩く。
(よくがんばった)
(カプリコ、おまえのカプな、がんばったぞ)

1年前、今度は耐久でようかな?と言ってたよな。
(走りきったぞ・・・・)
お前のカプな、まだまだ走り続けられそうやで。

「おい、カプリコ、見てるか?
俺じゃなくって、自分でドライブしたかったやろ?
なぁ、ほんまようがんばったで。」

そう言って、ウィンドー越しに空を見上げる。

最終コーナーを立ち上がってピットに向かう。

今日、朝早くから手伝ってくれた仲間たちが、拍手で迎えてくれる。
パチパチパチパチパチ・・・・。

この拍手は、カプリコ号とこれを作り上げたカプリコへのものだ。

(よくピットまで帰って来れた・・・・)
(カプリコ、聞いてるか?みんながお前を称えているぞ)

トモさんが駆け寄る。

俺は、カプリコが乗るはずだったドライバーシートに座ったまま、涙が溢れそうだった。
(シートに座っているのは、本当はお前なんだぜ

みんなの笑顔を曇らせて、涙を誘うわけにはいかない。
「どないかしたか?」とトモさんは言う。

「いや、なんでもない」
「それよか、無事に帰ってこれたよ、みんなありがとう!」

タナボタ的に順位が上がったとしても、最後まで走りきった者みんなが勝者なのだ。

そして、走りきった「プロμ・カプリコカプチーノ号」を走らせるために、たくさんの人間が関わってきた。
カプリコが遺したのはカプリコ号だけではない。みんなの心の中に、常にカプリコのスピリットは息づいている。
簡単には負けない。そしてチャレンジだ。

そして、「楽しかったら、それでええねん」と。

ことある毎に、「カプリコだったらこう言ってるよな」とか、あんなことしてたと聞く。

(楽しかったか?)
あいつが俺に言いそうな一言だ。

俺はこう言う。
(もちろんさ)

(でもな・・・・)

もう1つ付け加えるだろう。


(お前がいれば、もっと楽しかったさ)



カプリコを通して、いろんな人が結びついた。
時間は過ぎてゆく。

カプリコだったら、どうしてるかな?
どう言ってるかな?

きっと言うだろう。

「俺だったら、もっと速いわ」と。
あの小憎らしい言い方で(笑)

forever カプリコ

Posted at 2011/05/07 21:29:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | カプチーノ | クルマ
2011年05月01日 イイね!

コラボ?

コラボ?またあいつと共に過ごしている。

なんで俺がお前の愛車を触るかな?

ほんまなら、知らなかったいじってる部分まで、見て、触って確認している。

お前ならどうしてた?

俺好みにちょっぴり変えたよ。

お前のやり残したこと?

ちょっぴりやっとくさ。

みんなお前のこと、忘れもしない。

昨日のことや、明後日のこと、笑ってるやろな~って思う。

へへへ、まぁ楽しみにしてるぜ。

一緒に走ろうぜ。

ほなまた、俺が走るとき、助けろよな。

表彰台、一緒に上がろうな(笑)

無理やっても、笑ってろ(笑)
Posted at 2011/05/01 21:56:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | カプチーノ | クルマ

プロフィール

「自分がどこに行くのかもわからない」
何シテル?   04/09 14:47
カプチーノがおもしろい! サーキットやジムカーナがおもしろい! 所有するカプチーノはボロい。 人間は、ややこしい。 近づかない方がいいかも!...
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