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THUNDER Racingのブログ一覧

2012年03月14日 イイね!

走りについてのスタンス

最近、本当のことと、チョケて適当なことを書いていますので、どれが本当の自分か、自分自身でもようわからんようになってきたから、たまにはまじめに書いてみます。
基本的に経験の浅い素人の戯れ言なので、本当のことかどうかワカランけど、それを念頭に置いて読んで考えてください。また、ツッコミどころがあれば、どうぞ遠慮なくご指摘下さい。

FRのスタートは楽しい。
クラッチをつないだ瞬間、リヤタイヤにトラクションがかかり、自分のシートバックから身体を前へ進めてくれる。迫るコーナーに減速し、適切なギヤを選んでアクセルを踏んでクリッピングを過ぎて立ち上がる。エンジンパワーを使い切り、ギヤを放り込みさらに速度を上げる。視界がどんどん狭くなり、また減速。
これがタイトコーナーの連続だと、ステアリングの操作が忙しくなり、適切なシフトワークとABCペダルの連携がより重要になってくる。

どんなコースでもタイムが速いのはエライ。
コースレコードを出すことは大変だ。

ただし自分の場合、コースレコードを出すことを求めてはいない。
結果として、ノーマルタービンで何秒、交換して何秒、コレなら何秒ということをたどってきはしたが。

ジムカーナをサーキットレースと平行して8年ほどやった。この経験は財産だと思う。ジムカーナ野郎達のストイックなまでのまじめさと丁寧さは大いに参考になったし、スピード域が低くても挙動変化の大きさを感じ、操作の正確さを追求し、そして時にジムカーナ野郎がハマるツボを学ぶことができたように思う。
そう、今でもジムカーナを走りたいと思っている。出たところで、順位はともかくだが、いつでもどこでも速く走るためには、練習走行と本トライでせいぜい合計4分も走らないのにも関わらず、ジムカーナは非常に有益だ。いかに自分が下手で、適当な操作をしているかが再確認できることだろう。

ジムカーナをやっている時も、ふざけたことを言っていた。
「サーキット仕様のままどれだけできるか」
「サーキットのための練習だ」などと。
「自分、そんなに一生懸命じゃないねん」

とか言いながらも、どうしたらタイムを削れるか、どこがダメで改善すればコンマ何秒のタイムアップが図れるかを考え、上位を食うために1ミスが命取りなのでミスしないようコースを頭にたたき込み、ブレーキングとステアワークで起こる挙動を予想し、ABCペダルの操作量を何度も練習しシミュレーションした。
そして、サーキット仕様のセッティングを基本に、ちょろっとお茶を濁した仕様でてっぺんを目指した。

やるからには速く走りたい。



サーキットでも同じだ。

エンジンパワーの劣る車で、ショップデモカーや上級者にどう太刀打ちするか。ひたすら考えた。そして、ギリギリのギリギリを使うこと。ギリギリのギリギリまでガマンすること。そうやって得たものと、失ったものとがある。

考えても限界がある。
やることも限界がある。

でも、その限界は自分がコレまでと思ったら、そこで終わり。

まだまだ行かなきゃ。まだいける、まだ、もうちょっと。
そうやって限界点に近づく。

でも限界点は越えなきゃわからない。
越えると、そこで限界点を知る。

Take it to the limit!

あぁ、ここが限界なんだと。

さて、この後である。
この限界点とはなんだ?

タイヤの限界?
もしタイヤの限界だとすればNEWタイヤでやれば高い限界のハズ。そして、NEWタイヤでブロックを削って剛性をあげた方がもっといハズ(耐久性は犠牲になるが)

エンジンの限界?
OHして慣らし後すぐのエンジンと、サーキット走行を1万㎞したエンジンでは当然同じエンジンでもパワーは違うね?CPUセッティングや、外気温でも変わりますね。

タービンを換え、パワーを手に入れたとする。すると、今までバランスが取れていたことが、途端に破綻することがある。それは増大したパワーを受け止められずに部品の寿命が極端に短くなったり、ブレーキが、足回りが、タイヤがミッションがクラッチが悲鳴を上げ、ドライバーは格闘するだけで実はタイムアップできないこともある。

物理の限界?
慣性の法則をねじ曲げて、ステアやブレーキやアクセルで突き抜ける?
物理の法則には勝てない。
限界は必ずある。
その限界域ギリギリをトレースすれば速い、はずだ。

人間の限界?
メンタル面でセーブしてしまうことってある。例えば水温105度、油温110度を指しているとする。するとどうだろう。「壊したくない」という気持ちから、セーブしてしまうのではないだろうか。しかし、逆にまだ行けるとばかりにさらにがんばり、脱出速度が上がってストレートスピードが乗り、さらには雲が出て日陰になることで水温・油温が下がることだってある。(逆もあるから注意だが)

特に耐久レースでは、トラブルもでる。トラブルが出た時は重なるものだ。そうしたとき、「あぁもうだめだ」と思うか、「まだ走れる」と思うかどちらだろうか?

自分らはその時、走り続けるためには何をしたらよいかを考える。
機械的な対策をすることは当然のことだが、人間が限界に達する方が早くないか?


やはり

かんたんにあきらめない。
今のままで、何とかがんばってみる。


ということが大事なのではないだろうか。

取りようによっては、「現状維持」=つまらん、よね。
まぁそう思う人はそう思っていただいて構わない。




何周も走ってタイムがばらつく
何周走っても同じラインをトレースできない
何周走ってもリズムに乗れない

さすがにタイムがばらつくことは少ないし、ラインもいくつか持っている。

最近は、コーナー中の視点の移動もピンポイントが粗くなってきている。
当然、その他の感覚も忘れているか、粗くなっているはず。

いろんなところのレースやジムカーナに行っていたころと、今とでは絶対に若さによる適応力も経験値も違う。
しかし、一旦体で覚えたものはさすがに覚えている。

昨年の3戦、自分のセットアップではないカプのドライブ。
はっきり言って不安だった。
その不安を解消してくれたのは、仲間のおかげであり、言葉だ。
カプリコカプとのすりあわせには時間がかかったが、それは、自分の走りの硬さだったのかもしれない。
その2回の走行により、昨年12月のJUNカプは1周目にして踏み切る自信と期待が交錯し、2~3周目にはベストを出す気になるなど、適応力も高まった。
これはその前に乗った、AWDのTimelyアルトのドライブによるところも大きい。

やはり突き詰めていくと、方向性が似てくる。
やりたいこと、やろうとしていることがわかる(ような気がする)。
車の性能もあるけど、ドライバーもチューニングパーツ。

もし走り初めて2,3年の人で同じようなクルマだとしたら負けたくはないし、負けないと思う。
これは何も自慢ではなく、そういうものだ。
ただ、走り込まれるとその差は詰め寄られ、アドバンテージは危うくなる。
あるいは、ベースが高い人なら簡単に飛び越えていかれる、かもしれない。


悪童armani君の話がここ最近よく出てくるが、彼は20才の時のデビュー時からぽんとタイムを出す人だった。そしてアグレッシブで豪快、しかし同時に欠点も見切っていた。前を行っていても、必ず勝つ自信があった。しかしそれは、何年も前の話し。
彼は努力の人だ。人一倍走り、考え、実践してきた。ジムカーナもちょっと走り、ドリフトに転向し、そしてまた軽四草レース界に戻ってきた。

彼の走りのスタンスを聞くとおもしろい。
そしてハッパをかけられる。
言葉遣いも丁寧だし、礼儀も正しい。
理論と実践も独特でユニークである。
駆動方式に限らず、参考にされたい。

サーキット走行でV字ターンなんて、誰も考えつきませんよね(笑)

さて、あなたの走りのスタンスはどうですか?



Posted at 2012/03/14 20:56:22 | コメント(4) | トラックバック(0) | サーキット・ジムカーナ | クルマ
2012年03月13日 イイね!

ふざけたヤツ

こんばんわ。

メッセージありがとうございました。
なかなか濃い内容でした。
あなたがいてくれるので、自分の悪さが隠れるので、君の存在は大きいです(笑)
濃くて変態な人が多いのは、やはり○○○乗りですね。○○ではあれほどエンジンを下ろしたり、いじくり回したり、訳ワカラン純正部品をいうてもすぐ出てくるほどのストックを持つ変態濃い野郎はそういません。そんな変態な人はあんたらだけです(爆)

まず1つ
あんたの生きがいかしらんけど、いつか終わりが来る。
だから
「走るのやめるわ。引退や。」

といたことは嘘ではないけど、今すぐでは、ないわ。
いつかや、いつか(笑)

そやけど、もし俺がおらんかったって、走るやろ?
俺は、あんたらがおらんかった時も走ってきたで。

誰かがいるから走るわけではないんよ。
ただ、これだけ熱い連中がいると嬉しいね。
燃えるよな。


はい次、
君は、無駄の多い走り方?

確かにそうかもしれん。

でも、タイヤを使いまくって走って1分30秒と、タイヤを長持ちさせて1分30秒。どっちも同じやん。
でも、できればタイヤに負担かけない方がいいのは当たり前。
同じ距離と時間を走って、年間48本使用するのと、年間12本なら、12本の方がエライわけ。
しかし、その金を出すのは自分なら48本だろうが12本だろうがどうでもいい話で、人にとやかく言われる筋合いはない。逆に、スライドして走れせることのできる走りを維持するために、年間48本使用することで、年間12本の人よりスキルが高いのならば、36本のタイヤ代の価値はあると思いますよね。
走りが粗いという人は何を君にアドバイスしてくるのかな?

粗い中の丁寧さとか、粗くすることで丁寧な走りができる、っていうことに気づかせてくれるのだろうか?

その人は、多分横にスライド(無駄)しているから、縦にグリップさせて(丁寧に)前へ進ませれば速くなる、という意味で「粗い」という言葉を言ったのでしょうね。

ただ単に、アグレッシブで若さあふれる走りとみられたのかな?
無駄が多いと。

自分も言ったことあると思うけど、スライドしながら前へ進ませているとしたら、もうそれがタイヤの限界なのね。臨界点に達している。当然良く削れる。で、表面は毛羽立つ。毛羽立つからさらに激しく路面を掻きたてスライドしながら前へ進ませる。だから、自分は粗いとは思っていないですよ。
その域で29秒なんでしょうから、ある意味、○○ちゃんがワークスで達成していなかったタイムを超えているんだからね。

無駄ではないと思うな。

はい、で本題。

わたくちのウェット路面に対するセオリー?
ドライの87%。
ウェットのライン取りはできるだけ角度つけないように、スムースになめらかに。
それを念頭に置いて走っています。

ドライより破綻するのが早いですが、スライドなんて体感するよりはるかにスライド量が少ないので、テールスライドやタイヤがロックすることなどはなんら怖くはありません。ただ、縦方向と横方向の使い分けがドライほど明確に感じられないので、オーバーにステアをこじることや、ブレーキもわざとロックさせリリースしてその挙動(ピッチ)を利用して曲げるということはあります。

自分自身は年2、3回のレースのしか走っておらず、走りもアライメントもタイヤのことも、足回りのことも、エンジンパワーやセッティングのことも何もかも研究はおろか考えてもいないので、理論というよりフィーリングです。だから、スプリントというよりは、たくさん走れる耐久レースを走ることで、確認しながら走って、ゴールした頃やっと「こうやって走れば速いのかな?」と気づくような(いや、家帰ってから気づくかな?)ふざけたヤツなのです。



moumoon「More than love」
Posted at 2012/03/13 19:32:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーキット・ジムカーナ | 日記
2012年03月13日 イイね!

速く走るためには・・・・

只今!

普通なら理解できないナマの声。


サーキットを速く走るには、1000周走ったら、わかる。

FFとFRの差はない。
いや、雨の日は、FRの方が有利。


発熱させてグリップさせてナンボやと。


AWDはプッシュアンダーが出るから、ツッコミ勝負。
ツッコミ抑えられたら,Nさんには勝たれへん。


軽四の魅力は、ソコですよ。


走ってなんぼや。


ワヤクチャしたりますよ。


今年は壊れません。


では、失礼します。
オツカレサマです。





moumoon 「YAY]

Posted at 2012/03/13 18:52:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット・ジムカーナ | 日記
2012年03月12日 イイね!

サーキットを走ること

サーキットを走ること昨晩、「あかんやつレーシング」の面々がたまたま集まった。

セントラルサーキットを、1分29秒~31秒台で走る「あかんやつレーシング」の面々。
(657ccでだ)

声かけてもらって出向いた。




走りの話しに当然なる。

あのときはこうだった、
こんなこともあったなどと・・・・。


よしくんはオーソドックスな走りだ。
スプリントより耐久野郎という自分自身との共通点も多い。
今日集まった中で一番長くコースで戦ってきた仲間だ。


れぽ君はビシッと自分のラインを外さない。
安定感のある走りだ。
よしくんをどっしりさせた感じだろうか。
(車高が低いからとかではなく、ロールオーバーも少なくやはり安定感というしかないかな?)
この男のドライブする車に0.5秒程度のアドバンテージを持つクルマで近づいても、そうやすやすは抜けはしないだろう。

たぶんプレッシャーなんて効かない。
(と思う)
決してこじったり、ムチャする走りではない。


「あなたは絶対どかないよね」


1秒以上アドバンテージがある車が近づいても、決してイン側は譲らない。
そして、割って入られても決して締めることもしないが、よけることもしない。
そういう人だ。

彼と絡んだ時間ってほとんど無いけれど、そういう印象だ。
そして、その印象は確信、そして確定なのだ。


そのれぽ君の向かいに座るNakajiさん
この男のクリーンさは何度か書いてきた。

サイドバイサイドで、ムチャに突っ込んで、リヤやフロントがブレたとしても、その分だけスペースを空けてくれる。限界走行の中でも決してムチャはしないマージンを残している。
ギリギリの中で、敵車や自車への配慮を忘れない。

「あなたは絶対よけてくれるよね」


(ただこんなに繊細なのにエンジンがほぼ毎回壊われるのはなぜだろう?)




俺の正面に座るのは、悪童armani君

彼とは短くも長い間柄か?
多分、理解してくれる同年代はいなかったであろう。

人生も先を行きすぎていて、借りてきた猫状態みたいな時もあったが、ここ数年、自分らしさ全開である。この人の理論や実践は、わかる人にはわかるだろうし、わからない人にとっては全くわかんにゃい。
ここ最近打てば響くれぽ君らとの交流が深まってきたようだ。

この人は、車の性能を突き抜けて、自分のハートと腕で走らせている。
(決して気合いと根性ではない)
頭を使ってというより(使っていると思うがそれ以上に)動物的なカンで、タイヤの限界を使い切る。いや、120%使い切ってブレイクしていても、車を前へ進ませる。条件が悪くなると萌えるという変な男でもある。ドライで1分38秒しかでないアルトで、ヘビーウェットで他車は15秒程度落ちるなか、1分43秒をたたき出す。
「雨が好き」というのは自分も共通だが、この変態さだけはマネができない。世の中にはいろんな人がいると思うが、この男のようなタイプは500人に1人いるかいないかでないだろうか。

簡単に言うと天才?

いや、それは違う。


凡人だけど研究し、周りにあるものを活かし、トライ&エラー。
決してかっこよくはないが、努力の人なのだ。だから私はこの男を天才とは思わない。秀才とも思わない。凡人のがんばり屋さんだ。しかし、そのがんばりを維持し、さらに進化させるところは秀才といっても良いかもしれない。

そして走り。

この男に近づかれるとどうなるか・・・・。
ストレートエンドでイン側に飛び込んでくる。
車幅半分もないイン側に平気で飛び込んでくる。クリップを目指そうとする視界の片隅にバックミラーの姿が消えたと思ったら、横に並んでいるのだ。ほんの少し自分が速かったとしよう。すると次はアウト大外から被せてくる。抜ける訳ないのは百も承知だろう。しかし、アウト側を走ることでRが緩く、減速も少ないままGに耐えるボディと足回りならば・・・・、いや、悪童armani君にボディ剛性や足回り云々など関係ない。どんな体勢からでもスライドさせ、インを向けて前へ進ませることが自由自在なのだから。

この男は茶目っ気もある。

「あんた抜く時わざと前に入るやろ?」


周回遅れを抜く時も、何もギリギリを通らなくてもいいのにステアリングを切ってノーズをかすめていく。まるで他車をジムカーナのパイロンとみるかのように。もちろん抜かれる方からすれば、とんでもない話しなのだが、私は彼の走りを見ていて危険だと思ったことはない。
車は彼のコントロール下にあり、前車の動きを演算しながら、自車の動きをそこへ持っていく。
経験値の少ない人やまじめ(すぎる)人には理解できないだろう。


この男はビハインドあればあるほど萌える。
走りに対しての真摯な姿勢は誰にも負けない、と思う。
しかし先にも書いたが、車の性能はるかに越えてドライブしてしまうため、完走率1割未満なのだ!?(本人談)

走って速いが、コースからいなくなるのも速い・・・・(爆)



この4人の中で、ドライビングの天才&優等生なのはNakajiさん。よし君はやはり耐久野郎らしく機械のように正確で研究者タイプかな。
れぽ君は一部上場企業の社員ホワイトカラー的秀才タイプでクリーン。
悪童armani君とは年齢的なところややっているところも良く似ているがクリーンさはなく、アングラやダーティな香りがする。


同じコース上で走るのは嫌な相手だが、その走りは皆個性的であり、魅力的である。

ストレートが伸びる車
コーナーで飛び跳ねながらも前へ進む車
スーと近づいてくる車
来るなと思ったら案の定ドテッ腹にノーズを差し込んでくる車
白煙吹いていていつオイル噴くかワカランゾと思わせながらいつまでも走り続ける車
予選で圧倒的なタイムを刻んで決勝不出走な車
2・4速無いのにいつまでもそこそこのタイムで走り続ける車
リタイヤしたかと思われるクラッシュしたのに、決勝で後ろから追い上げてくる車
1台の車にわらわらと仲間があつまる車
1人できて、1人で準備し、そして速い車
速くはないけど、大事にしているきれいな車

いろんな車、いろんな人がいて、
こういう連中がいるから、そして、一瞬でもサイドバイサイドや見せつける速さ(見せつけられたとしても)、爽快さと悔しさ、そして次回へのバネになる。

その一瞬を求めて、走ろう。

サーキット(ジムカーナ場)は楽しいところだ♪

一度行っただけではわからないけれど、何度か行き、走り、関わると気づき、楽しくなってくる。

そういうところ。


さぁ、サーキットへ行こう。

さぁ、ジムカーナを走ろう。

バトルしようぜっ。
あいつに、そして自分に


Let's enjoy MOTERSPORTS!







3月14日発売 NEW SINGLE!
moumoon / 『Love is Everywhere』 キヤノン「IXY」CMソング 

Posted at 2012/03/12 20:06:24 | コメント(9) | トラックバック(0) | サーキット・ジムカーナ | 日記
2012年03月04日 イイね!

岡山国際HOT-Kミーティング(2011岡山Kカースーパースプリント&90分耐久レース)参戦記 その2

その1より続き
https://minkara.carview.co.jp/userid/422005/blog/25455078/

昨年12月23日のつづき。

スプリントレース、ポールポジションのJUNをピットから送り出して、ふと空虚なピットに思う。
(やっぱ走るべきだったな)

ピットロードを閉められるぎりぎりに送り出したので、スターティンググリッドには既に多くの車がポジションに着いていた。気温が低いため、私たちはJUNがタイヤを止める位置に座り、人肌で冷め切った路面を温めた。FRなので、後輪から前輪まで大事なので、寝そべって体を張った。MCもさすがにポールポジションのグリッドで繰り広げられる異様な光景に「こんなの見たことありません」などとアナウンスしていた。

予選順位
1位 サンダーレ-シングJUNカプ
2位 TimelyアルトIDI☆ゼロクロス
3位 も。ファク★青コペ
4位 T.T.W.制動屋カプチーノ
5位 T.T.WORKSはーちゃんカプチ
6位 Garageれぽ・アルト
7位 アクエリアススオポーツマクソンアルト
8位 ジアロスポルトCLRアルト
以下略

壮々たるメンバーだ。
歴戦のドライバー、車が後ろを連ねる。
クラス区分を上にチャレンジしている車が何台もいる。

さて1周してスターティンググリッドについたJUN。
久しぶりの自身でのポール。
ポールだからといって舞い上がるわけもないし、経験も豊富だ。
準備も万端、もうあとはスタートを決め、走りきるしかない。

スタート前に話しかけられて参考になることは、後車の状況くらい。
「がんばってね」くらいで十分である。何を言っても仕方ない。
俺は当然何も言わず、あのサインだけ。
goodluck!

退避の合図が出、ピットに戻る。コンクリートウォール越しに屋根が見える。

(スタートを決めてくれ)
いくつかポイントがあるうちの1つ、特に重要なのがそれだ。

シグナルがレッドからグリーンに変わり、いっそう各車のエンジンが唸る。マフラーから出る咆哮がいっそう激しくなり、前車、弾けるかのようにスタート。

ピット出口から1コーナーが見える。
ホールショットを決めたのは・・・・。

予選2番手のTimelyアルトIDI☆ゼロクロス!
(やっぱりきたか・・・・。)
さらには、予選4番手のT.T.W.制動屋カプチーノがインに入る。

(おぃおぃ、スタートミスったーと?)←声に出して読んでみ♪

TOPにおどり出たのTimelyアルトIDI☆ゼロクロス。
AWDを活かしてスタートダッシュは抜群だ。
彼は「あかんやつレーシング」の通り、本当にあかんやつ。
通常なら重くなり不利なはずのAWDだが、スタートは決めるはさらに曲げてくる。AWDは数が少ない上に、ここまでやってくる人はいない。
今日の路面で、AWDを決めてくるということは、さてはアレやったか?



計画が狂った。

スタートを決めて、逃げ切る予定だった。
耐久レースでのNEWタイヤ温存計画も、ポールポジションを取ったことで計画変更。
そのために、準備万端。ベストで走りきって、1位で帰ってくる作戦。
かつてやったPole to crush.を克服する、Pole to finish.スタートダッシュして逃げ切り作戦

すぐさまピット裏へ走る。
ピット裏はリボルバーを駆け下りてきた後のパイパーコーナーから登ってレッドマンコーナー。

予選前と、決勝までの間、ここの攻略をNAやコペンの走行を見て研究した。NAのドライバー達が走るラインが正に参考になったのだ。レースはパワーでもタイムでもない。ずっと以前からも思ってきたことだ。自分が走らなかったことで見、知ることができた。もちろん、外から見るのとやるのとでは違う。先ほど予選を2周走ったが、その時を思い出しながら、まだ抑えなければならない、と思った。このレッドマンを抑えることができれば、最終コーナーを他車よりも高いスピードで駆け抜けることができるメタル特製ボディと相まって抑えきることができる、はずだ。


待ってる身には意外と長く感じるものだ。
裏ストレートを駆け上がる音が聞こえる。

そして一瞬音が小さくなり、パイパーを立ち上がってきたのは、TimelyアルトIDI☆ゼロクロス・・・・。続くレッドマンでイン側に入り込むも刺せず。

(やはり刺せないか・・・・。)

と思いきや、最終でアウトから行った!サイドバイサイド!
イン側にはタイヤが温まっていないであろうアルト。
アルトのリヤが出れば終わるだけに、賭けだが勝算あると見たのだろう。
(ま、行って当然だがな~)

ということは、1コーナーは余裕で前に・・・・。



俺たちの見ているところからはピットがあって見えない。
ウィリアムズ侵入は見えるが、2位。

(なんで2位やねん・・・・)

しかし行けそうな感じ!

で、またしばらく間があり、パイパーを駆け下りてきたのはアルト!
(なんでまだ抜いてないねん・・・。アドバンテージなくなるやん。)


ところが、JUNはやってくれました。
(2周目のJUNインカー動画3:30参照)

レッドマンの侵入、正にベストライン!
そして、Timleyアルトも斬り込もうとしたステアを一瞬戻し、ギリ1台分幅イン側を残す!

俺もう、あの瞬間ね、笑ったよ。
マジ言ったもん。
「あんたら、ちょっとかっこよすぎへん?」
「とくに○○!クリーンすぎっ。」

あの速度差とはいえ、アレをきれいに1台分の残すドライバーはそうはいない。トップを走り、あの余裕は何だ?
(もちろん後から動画を見ているから、ストレートでの余裕と、うちらの作戦とTimelyアルトが後半でのタイヤの状態など考えて、無理に押さえ込む必要はなかったが)
この男の弱点といえばそこが弱点だ。
しかし、サイドバイサイドでバトルしていてもこの男がドライブしていると安心なのだ。タイヤの状態、車の状態、そういうのも全て見切った上で、決してムチャはしない。サイドバイサイドでコーナーにはいるような時でも決してムチャな被せ方はしないし、ステアでこじってトブふりをしたり、無理やりおかしなブレーキングもしない。ましてや追走で当たってくるようなグランツーリスモ状態なことは決してない。
トップがインを譲るこのクリーンさは、たぶん軽だけでなく、いろんな車種の草レーサーは学ぶべきところだと思う。
絶対終わった後、爽やかな汗と共に、後日談があるだろうなぁ、と思える見せ場だった。

こうしてレッドマンとTimelyアルトを制したJUNは引き離しにかかる。

周回遅れが絡み出し、その処理いかんによっては差を詰められることはあれど、どう考えてもこの差に、

「勝ったぞ!ピットに戻ろう!」
とJOJIさんと○もっちゃんと3人並んで、
レッドマンを立ち上がるTimelyアルトの音をBGMに歩き出した。

「勝利宣言スカ?」
   と器用貧乏@てつくん。


「ん?
  アレで抜かれる訳ないよ。
    もしあればマシントラブルかな?
       あは


Pole to finish.
心から祝えるぜ、今日は気分がいい。





アスファルトはまだ冷たかったが、3人とも自分のことのようになんだかご機嫌だった。



つづく




まだつづく・・・・

のか?


もういい?
Posted at 2012/03/04 17:16:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | サーキット・ジムカーナ | クルマ

プロフィール

「自分がどこに行くのかもわからない」
何シテル?   04/09 14:47
カプチーノがおもしろい! サーキットやジムカーナがおもしろい! 所有するカプチーノはボロい。 人間は、ややこしい。 近づかない方がいいかも!...
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