2008年10月27日
まずは結果から。
3時間耐久、総合優勝、クラスも当然優勝。
春秋総合2連覇。
スーパーバトル総合4位、クラス2位。
天気予報は曇りであったが、当日は午前8時より降り始め、予選開始時点でセミウェット。
スーパーバトルでは、総合3番手、クラス1位のグリッドを獲得。決勝スタート前に、他車のタイヤをぐっさんとど~りさんが見に行き、4駆の「オレンジワークス」がスタートダッシュをして割って入ってくることに気をつけろ、とのアドバイス。後続の車で、気になるのは、予選最後尾スタートの「あの男(カプチーノ乗りのすごいやつ参照)」だ。
ポールポジションのコペンに乗る○○さんもすごいドライバーだ。ウェットの中、1分35秒とあり得ないタイムでのポール獲得。年齢その他考えても、こんなドライバーはプロでもいないのではないだろうか?(キャンギャルの腰に、運転席から抱いていたぞ。別の意味でもなかなかいないwww)
2ndグリッドのカプチーノは、誰もが知るセントラル最速、いやどこでも最速な車だ。この車に近づくことに憧れ、この車を抜く(大それたことだが)ことが目標だった。
スタートは、いつもの電光掲示板ではなく、日章旗スタートであった。正午の決勝時も雨は上がることなく、ウェットである。コペン(FFなのにスタートが決まった)に次いで、トラクションに有利な4駆のオレンジワークス。いきなり、オレンジワークスは予選6番手から1コーナーで2位に割って入る。私は、スタートで最速カプチのホイールスピンしている間にパスするもオレンジワークスに抜かれ、順位キープの3番手で1コーナーに入る。
ストレートスピードにも勝るコペン、ワークスは、1コーナーをたちあがってすでに差が開き始めた。私は、後ろを走る「最速カプチ」の出方をうかがう。裏ストレートで差を縮めてきた。さぁ200m看板が迫ってきた。150m、100m。さぁ、ブレーキング勝負だ。「最速カプチ」は、私のリヤ右後方まで迫ってきたが、私の方がブレーキングが遅かった。ノーズを入れながら曲がっていく私のバックミラー越しに、コースアウトする最速カプチの姿が映る。オーバースピードだ。コース復帰できるにしても、タイムロスは大きい。これで背後の敵はなくなった。
さて問題は、前だ。姿が見えない。コペンとワークスはどこ?ちょっと速すぎへん?(私が遅い・・・)
全く一人旅状態である。でも、スピンなどしようものなら、途端に順位を下げるような位置に敵車がいると思うと、アクセルを緩めている場合ではない。耐久に備えてエンジンを温存する・・・などということをしているような弱気な姿勢ではだめだ。前を行く車が突然スローダウンすることもある。その時に、「全開で走っていれば・・・」というような悔いは残したくないからだ。(逆にがんばりすぎてスピンしたり、エンジンを壊すこともあるから、一長一短だが)
6周目で後方より近づいてくるカプチがいる。
(やはりあの男だ)
トラブルにより予選は1周しか走らなかった「あの男」(カプチーノ乗りのすごいやつ参照)である。
最後尾スタートながら、ここまで順位を上げてくるとは、全く恐れ入る。
簡単には抜かさなかったが(ヘタなブロックではなく)、半周も抑えられなかった。パスしていったあとも少しずつ離されていく。8周目でチェッカー。
レース展開的には、大きなミスもなく、ウェットでの無難なレース運びに終わった。
あえていえば、天気予報を何度もチェックしていたことと、事前の準備(特にタイヤ)、仲間数人によるマンパワーである。ただ、単にスピンしなかったからとか、パワーがないから有利だったとか、そういうことではなく、ドライバーが安心して走れる環境作りをうちらのチームは行えた、と言うことである。スーパーバトルというスプリントレースでも、チームの勝利、ということが言えるのだ。
ぐっさん、ど~りさん、たにやんさん、ありがとう。
スーパーバトルリザルト
1位 1クラス1位 コペン (FF)
2位 2クラス1位 ワークス (四駆)トップ差35秒
3位 1クラス2位 カプチーノ((FR)トップ差47秒
★4位 2クラス2位 カプチーノ(FR)トップ差49秒
5位 1クラス3位 カプチーノ(FR)トップ差1分2秒
6位 1クラス4位 ミラ (FF)トップ差1分43秒
(以下省略)
Posted at 2008/10/31 17:48:32 | |
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サーキット・ジムカーナ | クルマ
2008年09月20日
奥が深いね。
今まで走った中でベストなんか数えるほどもあらへん。
まず予報からして10時から雨。そやから用意したタイヤは、BRの重いアルミ(笑)に、3年前にシーズン使い切ったタイヤを用意。
睡眠時間は90分。
名阪に着いただけでもお疲れサンダーや。
用意して、完熟歩行は朝から2回も歩く難しいコース。パイロンスラロームは3回もありましたからね。270度ターンもあるし。
もう始まる以前から、終わってた…。
私のいつもの基本『寝不足、しんどい』に加え、ジムカーナは『サーキットの練習』というふざけたやつだから、パイロンスラロームや270度なんかは、サーキット走行には役立たんのだ。サーキットでは自分からクルクル回らんからのぅ~。
練習走行で、かなりベターな走りで、萌え…?もとい燃え尽きた…。
走り終えて、団長にも言うた通りや。
本番1本目も2本目も練習走行のタイムの1秒半近く落ち…。
原因は、
○情報入力(目、手足、身体から)→解析判断(脳)→伝達→操作(目、手足、身体)
のうち、一連のタイムラグ。
さらに、情報入力が完全ではない、解析判断の遅さ、伝達→操作の確実性。
すべてに60~90%程度ではなかったか?
特に操作はパーセンテージ低い。
○ATClassが出走9台やったわ。
これ、見てて良かった。
まず、静か。それと車がキレイ。ATでも結構速いタイムが出てたなぁ。
これからの時代よ。下品な爆音やきったないボコ車ぢゃ、社会認知度は上がらない。時代はエコで、静かで快適。(自分のカプチはおいといて)
ATClassの新設は、大賛成だし、台数もそこそこ集まったから良かった。最終戦はないが、来年は全戦開催を願う。
○Kスペさんのイベントに、他誌がKスペさんに断りもなく取材していた。コース内の写真、車両とオーナーの写真などの撮影もしていた。
関係ないけど、モラルの問題だよな。(取材されなかった腹いせではないょ)
○ジムカーナに限らず、気になったら、まず参加してみたらいいと思うょ。
出て『勝てるか?』『表彰台に上がれるか?』って?
どのクラスでも、そんなわけあらへん。何度も走って考えて、対策練って、次走る。
リザルト見るだけより、見学においで。見学より、走ってみよう。
みなさん努力し、研究してる。
サンダーは真面目なみなさんに悪いから、完熟歩行でも努力し研究しているふりをしているが、どこでアクセルをスカッと踏めるかだけを探っているだけなのだ…。
あ、も一つ。コース間違えんょぅ~に歩いてんの(爆)
要は楽しむ。
楽しみ方はそれぞれなのだ。
速いにこしたことはない。
でもね、
ATでMTトップから2秒落ちとかなら速くない?
ラジアルでSタイヤの1秒落ちは速くない?
ノーマルサスで、トップタイムから4秒落ちは速くない?
NAでターボの1秒落ちは速くない?
女性で、男性の3秒落ち。速くない?
速さだけやない。
車や操作がわかって、思い通りにいかない難しさや自分自身の問題、車の問題も出てくる。
それに如何に対応するか応えるかなのだ。
サーキット野郎の私がなぜジムカーナをやるのか?
その理由は、たくさんあるし、得るものは多い。
Posted at 2008/09/22 19:53:56 | |
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サーキット・ジムカーナ | クルマ
2008年09月18日
何度になったら、限界?
「油温110度越したら、恐くてアクセル踏めない」という友人がいました。
「じゃ、水温は?」と聞くと
これまた、「100度超えたら踏めない。」
これ、エンジンにもよるし、コースにもよるし、何とも言いようがないですね。
私の場合、エンジンがヘタレてきたのは、油温1○4度、水温1○0度の時でした。
これ、ここまで行けるんだ、と思われて、エンジン壊しても困るので書きません。
だって、F6Aが大半なカプチ、ボディだけでなく、エンジンも長持ちさせないといけないようになりましたからね。オーバーサイズももうないし。
Posted at 2008/09/19 22:12:16 | |
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サーキット・ジムカーナ | クルマ
2008年09月17日
筋トレはしても、アイトレはなかなかしていないでしょ?
これは、ホントは言いたくなかった・・・・。
誰にでも教えられる内容でもないのだ。
それにあなたのやり方が正しいかどうかも、ホントは確認したい。
でも、まぁ以下、やってくれるならどうぞ。
①右・左
まず両手を突きだし、目の高さに親指を立ててください。
右手と左手の間隔は肩幅くらいでもいいです。(上級になれば、より離してください)
次に、爪の部分を見て、
1右・2左・3右・4左・・・・と同じリズムで20回やりましょう。
次に
同じことを倍のスピードでやってみましょう。
(結構つらいでしょう?)
(え?やってない?読んでるだけなら↑戻ってください。)
②上・下
今度は右手を上から下へ向かって、親指を突きだします。(外人や嫌いな人の前ではしないように)「おでこ」の辺りがいいでしょうか?
左手は親指を突きだし「へそ」のあたりにおいてください。
次に、先ほどと同じように爪の部分を見て、
1上・2下・3上・4下・・・・と同じリズムで20回やりましょう。
次に
同じことを倍のスピードでやってみましょう。
(もう既に疲れましたね。眼球を動かすのもつらくなってきているはずです。)
(なんに効果があるのか、と思うでしょう?)
(疑問に思ったら、もう以下は読まなくて良いです)
ここからが本題です。
③今度は右手を目の前で思いっきり突きだし親指を立てて下さい。
手は、目と鼻の先に置いて、親指を立てて、ピントの合うギリギリの所に置いて下さい(寄り目になりますね)
さて、右手と左手の親指は重なるように置いてください。
次に、先ほどと同じように爪の部分を見て、
1手前・2奥・3手前・4奥・・・・と同じリズムで今度は10回やりましょう。
次に
同じことを倍のスピードでやってみましょう。
(これは思ったより時間がかかりますよね)
さぁこれがなんのためになるのか?
それはあなたがお考えになることです。
毎日やる必要はありません。
Posted at 2008/09/17 21:46:37 | |
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サーキット・ジムカーナ | クルマ
2008年09月16日
サーキットでは、ピットそれぞれで、仲間うちで盛り上がっているところもあれば、車だけポツンとおいてある場合も目にします。
実際に参加してみると、ドライバーズミーティング(ドラミ)があったり、タイスケ(タイムスケジュール)を確認しに行ったり、他の車やピットを見に行ったり、予選や決勝のリザルトを取りに行ったり、トイレに行ったり、ガソリン入れに行ってたり、意外にうろちょろしています。
もし、あなたがピットを見学に行った時、しばらく様子を見て、それから気後れすることなく、「こんにちわ~♪」と声をかければいいでしょう。気さくなら走ってるの?とか聞いてくるでしょうし、忙しければそういう雰囲気でしょう(空気読むのだ)。返事に困るような質問は相手も困るが、ある人には通じない質問が、他の人では会話が弾むこともあるので、気後れしないで、同じ車種や気になる車、そして自分と似たような感じの車や人を絞って(意外と時間が少ない)、話しかけてみましょう。もちろんコースも見たいし、走行会参加ならその準備もありますからね。3ピット、中に入って行けたら十分じゃないでしょうか?
そのピットの車にトラブルが発生していれば、セッティングや修理に奔走していますから、相手にはしてもらえないでしょうが、タイヤ交換やオイル交換くらいなら、作業しながら相手してくれるはず。もちろん、椅子に座って話している状況なら、出走直前のドライバーはだめですが、メカニックやサポートの方が相手してくれるでしょう。
見所としては、どんな工具を持ち込んで使っているのか、タイヤの状況はどうであるか、どんな部品や用品を使用しているか、車の内部・外部はどうであるか、作業をしているなら何をしているのかなどなど、いろいろとあるでしょう。(余りじろじろ見たり、話しかけると面倒がられたり、嫌がる人もいますので気を付けましょう。当然ながら、写真は絶対にバシバシ撮らないでね)
レースに出ている人たち同士は、車は知っていても、意外にドライバー同士は知らないんです。ヘタすると、今日は仲間としかしゃべらんかったなぁ・・・・状態。ま、走りに行っているから、しゃべらなかっても満足なんですけどね。耐久レースでは、サイン出したり、無線でやりとりしたりいろいろですが、そのやりとりを聞いているだけでも面白いですよ。後方から追い上げてきているから、前走車からの「-(マイナス)○○秒」表示を、「+表示」に換えるぞっ、ってなると緊迫感が出てきますし、ペースアップ指示だ、とか、給油の指示を出すぞ、とかも結構忙しく、見るのも楽しい。レースがスタートすれば、ピットロードを通り抜けて、コース間近のコンクリートウォールまで行くと(子どもさんはだめ)より迫力があって楽しめる。(雨の日は傘は差せません)
ドライバーとして走っている時に、ピットでの様子がサインボードを通じて理解し、その指示通りにうまいこといった時や、ドライバーががんばって順位を上げたりタイムアップしたり、故障を抱えながらも最後まで走りきってチェッカーを受けたあと、ピットに帰ってきた時に、自分のことのように喜んでくれている仲間の存在に本当に感謝している。
そして、
「耐久はゴールして初めて勝利」(順位は関係ない)
「仲間のおかげで走り切れた」(1人で走っているのではない) といつも思うのだ。
また、自分の仲間に感謝するだけでなく、同じコースを戦った仲間(敵であり仲間)にも、またレースを開催してくれた主催者さんやサーキット、今までお世話になったショップさん、部品メーカーさん、そしてこんなに楽しい車を作ったスズキさんにも感謝しているのは、今初めて書くかな?
はずかちぃ~。
ええかっこしてるわけではないよ。
だから、「レースはやめられない。」
(ジムカーナの楽しさと目のトレーニングは、また後日)
Posted at 2008/09/16 21:22:05 | |
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サーキット・ジムカーナ | クルマ