前々から参加したいと思っていながら、日があわず参加できなかったこの大会。
コースジムカーナ的な走行会。
セントラルや岡山国際など大きなサーキットをここしばらく走っていたのもあって、3年半ぶりのコースジムカーナに気負うものなど何もない!と思いつつ、準備は進めていたものの、結局前日は完徹。
何やってたかは、あまりにも大したことないので割愛。
でも、思うことはいろいろあるわけで、12年もの間にぼこぼこになったボディ、何度となくトライ&エラーしながらも、未だに完成を見ないいい加減なオーナーとカプではあるが、初めてのコース、初めての参加なので、未知の部分が多いし、忘れたことも多い。
そして何より、「継続は力なり」という名言のとおり、空いたブランクは大きいのは想像に難くない。前回の走行から走らせてもいない。不調箇所の改善も完璧じゃない。
うじゃうじゃ言ってんじゃねぇよ。
誰もそんなこと知らないし、知りたくもない。
タイヤが、エンジンが、ミッションが、体調がどうであれ、その日一番速いやつが表彰台。
だから余計なことや言い訳は考えないことにした。
さて、明るい陽が差し込む中、東に向かう。

向かう先は、琵琶湖スポーツランド。
カートコースだ。
完熟歩行は10分ほどできたが、路面の補修が多い。
一見平滑に見えるが、補修したところとそうでないところや、タイヤ痕の残るところとのグリップ差もあるだろう。 そんなことを考えながら歩く。
歩きながら、後ろを振り返る。
直線の長さやコーナーの曲率を確認し、アクセルとブレーキワークをイメージする。
(あぁ、名阪でもこんな感じだったなぁ)
開会式でのMC平田の説明は朝からにぎやかで、大事なことを何度も何度も言っていたが、しつこいくらいでいいだろう。ちゃんと協賛企業さんまで紹介し一言ずつマイクで話してもらってた。こういうところって、大事だと思うね。
さて、フリー走行は参加台数108台をA~Iのグループに分け、10分ずつの走行を2回。
この走行では、悪童-ni君が午前中のパフォーマンスをしてくれたりもしてたが、やはりいろいろなクルマがいろんな走りを披露するのを見るのが楽しい。
ワゴンRがワークス2台を追いつめて抜き去るなども見ていて楽しかったし、白いビートのブレーキングと回頭性が絶妙だったり、ターボ車のストレートの伸びがやはり見ていて迫力があり、ブレーキングをがんばって奥で曲げようとしていたり、手前でブレーキを完了して早くにインについて見たりと、トライしているのがよくわかる車もいた。
自分の1本目の走行は、程々のつもりが1周目を終えてグリップも良く、既に全開。10分の走行時間もあっという間にチェッカーであった。
ここでタイムは、T.T.W.社長の赤デカプが52秒、自分が55秒。
あちゃー、3秒も埋まるかな??
青空に白い雲が浮かぶいい天気なのに、前途には暗雲が立ちこめていたのであった。
次の走行時間まで間がある。
タイムアップの秘訣は、この時間をどう使うかだ!
時間はたっぷりある。
だから、6人もいるキャンギャルとツーショットの写真を撮ってもらったり、
休日の過ごし方や趣味を聞き、
ほどほどに警戒感が薄れた頃に
メアドを聞きだす・・・・
なんてこと、あるはずもなく、
エア圧を変えたり、サスセッティングを変えてみたり・・・・
コースをイメージしてみたり・・・・
意味もなくうろちょろしていると
岡Pが、「S?」と聞いてきたが、
いったい何のことかわからず、
「SもMも好きですよ」と言いかけたところで、
「SのMですわ」とお答えしたが、別れた後タイム見たら、何とあのオトコ、56秒出てんじゃん!
やば。
こうして野望オーバーオール計画どころか、岡Pにもっ3を始めごろごろ56秒台がいるじゃないか。
なんじゃこれ、はえぇぇ~。
で、2回目の走行。
走り出して、すぐにだめだめじゃん!
ピットに戻って再出走。
如何にセットアップ能力が落ちているかの証明だな。
如何にイカ以下か?(←声に♪)
このバンピーな路面では、まだ硬い。
柔らかいタイヤ、柔らかく懐が深いダンパー、硬すぎないスプリング・・・・。
後は、走らせ方。(コレ重要)
昼休みにも○×クイズで、最後はかき氷を早く食べると「近江牛!」とか、バルーンをみんなで膨らまして叩いてとか、見学の人にも楽しめる時間を多数用意しているのが、このイベントの良さでもあろう。
午後からの本トライでは、もう皆さん、どんどんタイムアップ!
NAでも58秒台。MTクラスに至っては56秒、55秒とハイレベル。
いやぁコレはやばいことになってきた。
もうね、やることはあれしかないよ、あれ。
悪あがきですよ。やることはやる。
やってダメならそれまででしょ。
で、午後からの1本目。
スタートから各コーナー、自分なりにロスは最小限。
テールスライドしながらも、前に進んでいい感じ。
ノレてる!?
で、タイムは53秒938!
よっしゃ!キターツ!
で、自分の後を走る赤デカプのタイムは?
コレまた同じ53秒898!
あはは、何だこの差は(笑)
まぁ、社長がこんなタイムな訳はない。
絶対なんかある。
(ミッションだろうな)
だから、チャンス到来!
もう一回悪あがき。
そして気合いの2本目。
1秒上げるつもりで、54秒331秒・・・・。
気負いすぎるとダメだねぇ。タイムダウンやん(笑)
そして赤デカプは53秒417で、タイムアップ。
オーバーオール、おめでとうございます。
パチパチパチ。
表彰式の時、MC平田が心境は?と聞いてきて、くやしい顔をしてほしかったのだろうけど、今日一日、楽しかったのよね。 (これ、マジ)
もっ3や岡Pのタイムに戦々恐々。
そして、T.T.W.社長に勝つぞ!と、心地よい緊張感を楽しんだよ。
また、NAやターボ車の走りを見ていて楽しかったし、久しぶりにビートの本気走りも見れたし、はたまた電気自動車(アイミーブ)でトライしてたり、ワゴンRやムーブであんなに攻め込んだりと、それぞれのチャレンジも見ていておもしろい。
ジムカーナやサーキットの華やかな雰囲気に身を置き、1日を楽しめました。
主催のナビックさん、メーカーさんや出店した協賛企業や食べ物屋さんもお疲れさま。
ほんとに遠くから来られたエントラントの皆さんもお疲れさま。
勝った負けたも楽しい思い出ですが、108台ものエントリーが1日で集まったので皆それぞれにいい思い出になった1日だったんじゃないでしょうか?
コレだから、やめられないんだよな~(笑)

近江牛はこうなりました。
美味!!
Posted at 2012/09/04 21:07:45 | |
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サーキット・ジムカーナ | 日記