THUNDER Racingのブログ一覧

今年の梅雨は昨年より長かった。

梅雨明けの日曜日、9時間耐久だ。
車もそうだが、人間たちも耐久だ。



テントに、クーラーバッグに保冷剤。

自分は空調服を着て、ピットからの指示出し。
こんなもん、効くのか？
と思っていたが、makitaの空調服は出来が良い。
バッテリーも長持ちだ。




0715予選
0800決勝スタート


クラスが色々あるから、まぁこんなとこからのスタートだ。
前回も、クラス優勝で、総合で5位だっけ。

今回は、SCもほどほどに入り、タイミングはバッチリでロスなく進行。

と思いきや、3時間経つ前にストレートが伸びてない。
明らかに回ってない。

タイムも4秒落ち。


おいおいあと6時間もある。

エンジン音からするに、バルブだな。
欠けたか、曲がったか。

リタイヤか走らせるか。



で、結局走らせた。

なにが起こるかわからないのが耐久レース。
走れるならとにかく走る。
可能性が少しでもあるなら走り続ける。

赤旗が出て、全車ピットイン。




立体交差先で重大なアクシデント発生だ。





ヘリが来て、ドライバーは搬送された。
意識はあったらしい。
なによりだ。

コロナの時に何やってんねん、と言われかねないが、
アクシデントはアクシデント。

再開するも、順位は詰まることなく1655にチェッカー。今回は、総合でも、クラスでも入賞はできなかった。

走り続ける意味はあったのか？


それは5人のドライバーたちの、ストレートが伸びない分、ブレーキポイントを遅らせ、コーナーで追随、あるいは抜き返すということで、限られた条件下でベストを尽くした、という言葉に現れている。

耐久は1人で走っているのではないのだ。
よくチェッカーまで、走らせてくれた5人のドライバー、そしてサポートに来ていただいた飛鳥自工さんに感謝したいと思います。

レース車両への塗装は、奈良の飛鳥自工さんにどうぞ。