ようやく観に行ってきた。
CAR GRAPHICの誕生と小林彰太郎展。
まず、奥さんと娘をここへ送り届ける。
名古屋市博物館で開催中のスヌーピーミュージアム展である。
(ホントは僕も少し観たかったけれど・・)あとから奥さんに聞いたところによるとけっこう混雑していたらしいけど、かなり見応えがあったとのこと。
二人を送り届けたあと、僕はすぐに小林彰太郎展の会場であるアウトガレリアルーチェへ。ここの展覧会は何度か来ているけれど、クルマ好きなら満足できる内容で毎回感心させられる。
小林彰太郎がはじめて購入したというAustin 7。
オースチン7といえば小型軽量で安価、大衆のための自動車というイメージ。そういえば1959年にクラシックミニが誕生した際、この名前が受け継がれ車名はオースチン7だったっけ。しかも、たしか今のBMWミニのなかにもセブンと名がつくものがあった気がするが、これらの元となったクルマである。
小林彰太郎といえば僕のなかではこのMG-TC。夫人との新婚旅行のクルマであるのは有名。また、友人の西端日出男との共有車であった。
西端日出男さんは英国車乗りの間では有名?な、当時MGやモーリスのディーラーだった日英自動車の西端日出男さんである。僕の好きなエピソードのひとつで、日本で最初に(クラシック)ミニを運転したのが小林彰太郎と西端日出男だった。1960年の3月に横浜港にミニの輸入第一号車が入ったと聞き、この二人が横浜から東京までの陸送をしたのである。のちに小林彰太郎はひそかに誇れることとしてこのエピソードを「THE MINI STORY-小型車の革命 ローレンス・ポメロイ著、小林彰太郎訳」の中で記している。
しかしこんなイメージとは違う一面もあったみたい(笑)。
最後に息子さんの大樹氏がこの展覧会に文章を寄せていたのだが、その文章がお父さんに似ているというのか、ウィットに富んでいるというのか、なかなか面白い文章で、感心してしまった。この父親にしてこの息子あり、といった感じである。
その後、奥さんと娘を大混雑の名古屋市内でピックアップし、早々と帰宅。
しかし毎日続くこの暑さ、なんとかならんのか・・。
Posted at 2019/08/04 17:49:40 | |
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