ドアロックアクチュエーター修理

ドアロックが全く動かなくなっていた右後方のドアから修理を始めました。デッドニングで何回もドアパネルは外しているので，外す手順は慣れたものです。ドアハンドルの奥のパネルを外します。上の欠けている部分に内装はがしの先を入れて手前に引っ張り外します。パネル奥のネジを取ります。

ドアグリップのカバーを外します。上に内装はがしを入れて隙間を作り，力を入れて引っ張ると外れます。上と下のネジを取ります。

ドアの内張りを剥がします。クリップで留まっているだけなので，内装はがしを隙間にいれて，少しずつ外していきます。最後は，ガラスと接する部分はフックになっているので，内張りを少し持ち上げると外れます。ドアハンドルとロックの部分は3つのネジを外しておきました。ここまでは，デッドニングで慣れているため，10分ほどでできました。久しぶりに以前DIYでしたデッドニングがお目見えしました。アクチュエーターを取り出すため上のデッドニングを外します。

いよいよアクチュエーターを外します。ドアサイドの3つのネジを外します。かなり固いため，両手で力を入れて外しました。最初なかなか取れなかったので，悪戦苦闘しました。結局適切なドライバーで両手でしっかりと力を入れると，幸い3つとも取れました。カプラーを外してドアの穴から取り出します。

写真はモーターと対面したときのものです。そこまでの手順としては，まずプラスチックのカバーを外します。差し込んであるだけなので引っこ抜くと外れます。次にアクチュエーターを取り外します。ネジが1本あるので，それを外すと，簡単にとれます。アクチュエーターは貝のように接着されているので，間にマイナスドライバーを入れてこじ開けます。最初びくともせず，どうすればいいかわからなかったのですが，マイナスドライバーを少し挟んで，金槌でたたくと隙間ができました。少しずつこじ開けていくと外せました。やっとモーターに出会えました!!

モーターの交換は簡単です。取り外して，軸についているネジ状のプラスチックを外して，新品に取り付け，元に戻すだけです。購入したモーターの軸がレガシィ用の長めの半月状の部品なので，そのまま代用することができました。2つに割れたアクチュエーターを元に戻すには，接着するのが一番なのですが，先人のやり方を参考に結束バンドで留めました。固く結べるので，いい感じです。しかし，本当は湿気を防ぐため接着すべきだったかもしれません。

元に戻して，オートロックを確認すると，力強く解除ロックができるようになり，今までロックが動かなかった右後方のドアが生き返りました!!
ディーラーに出すと，部品代と修理費で2万近くかかるということなので，千円弱でできて，ほっとしています。

意外に短時間でできたので，調子に乗って，数回オートロックが効かなかった運転席も，続けて交換しようと作業をはじめました。ところが，大変なことになってしまいます。詳細はブログに書きますね。