hiko206のブログ一覧

バブル崩壊で世の中が一気に不景気に突入した20年以上前の話・・・

当時私は東大阪にある鉄工所に勤務していたのですが、ご多分に漏れず設備投資の冷え込みにより業績は悪化。
そもそも町工場というのは極端な話手元の資金1,000諭吉の会社が1,000諭吉の費用で1,500諭吉の物を作って500諭吉の利益を得るという商売なので、仕事が無くなればそういったサイクルが廻らなくなり一気に資金繰りが悪化、そうなると材料調達や加工を依頼する取引相手は信用取引である手形での支払いから現金での支払いを要求してきたりといった負のスパイラルに突入・・
仮に「あそこの会社危ないらしいで」というような噂が流れれば一気に資金の引き上げともなりかねず、取りあえず儲けの少ない仕事でもなんとかこなして「ウチは大丈夫」というアピールをしながら資金を回すまさに止まればコケる自転車操業をせざるを得なくなってきます。
そんな中、九州のとある会社の設備を納入に行った私たちのもとに「倒産したから帰ってこい」との連絡が！！
帰りのフェリーの中でショックと同時に「やっぱりな」という思いを抱きながら帰社した我々を待ち受けていたのは会社のいたるところに貼られた「赤紙」
まだまだ世間知らずで、大した危機感もなく漫然と仕事をしていた私にもこのリアルな倒産劇を経験したことは社会の流れや経済の仕組みを知るいい勉強になったと今では思えるようになりましたし「ナニワ金融道」みたいな話の内容に関しては誰よりも理解できるようになったかもしれません＾＾；

そんな経験もあってコロナによる自粛で経済活動が停滞し不況に陥ってるのは凄くわかります。
感染第二波のリスクはもちろん考えなければならないのは当然ですが、その中でどうやって経済を回すのか、緊急時に停止するならその間の繋ぎをどうするのか政府にはそういった事を真剣かつ柔軟に考えてもらいたいものです

（10諭吉配って終わりじゃないよね・・・・）

高校卒業を控えた私が突然のクモ膜下出血を発症してから今日で34年になります。

発狂しそうなほどの猛烈な頭痛、そして左半身の不全マヒという悲惨な状況で何も考えられなかった私の気持ちがようやく前向きになったのは思うように動かなかった左足の指が少しずつ動くようになって回復していることに気付いた瞬間。
「病は気から」とはよく言ったもので、その後は周囲の人も驚くほどの回復で4月には無事に進学することができました。

このこと自体は辛い思い出ではあるものの、今となってはこの時の経験のおかげで社会人になってからの修羅場を楽しむポジティブな気持ちが少し持てるようになった気がします。

ひょっとしてロードフォックスやセラ、そして仏車やオープンといったクルマを選ぶようになったのもこの時のせいなのかもしれませんね＾＾

11年前の今頃は東大阪から姫路への準備で大わらわでした。

引っ越し、転職、ローンの手続きを大阪、神戸、姫路の間を行ったり来たりして迎えた引っ越し前日。
荷物の梱包等を嫁と業者にまかせ、まだ幼かった息子たちを引っ越しの間明石にある実家に預けて大阪に帰る途中に阪神高速で206がクラッシュ( ﾟДﾟ)

炎天下の阪神高速の路上で事故処理、そして廃車となってしまった206に替わる代車の手配、そして自宅に戻って引っ越し準備、翌日は新たな愛車の選定ののち姫路に向かい引っ越し作業と心身ともに疲労困憊の数日間でした。



207CCを2台乗り継ぎ「オープン中毒」となってる現在の私ではありますが、ほんの数日前までは姫路での活躍を疑わなかった206を失ってしまった時のあの時のショックは今でも忘れられません

現在5日間で3回の夜勤というちょっと計算が合わないような勤務の真っただ中。

トップの画像は17日に自分の職場の夜勤明けからバイト先への移動途中のＪＲ新長田駅のホームからなんですが、その後電車で移動中の車内で訓練のための緊急地震速報が乗客の携帯から一斉に鳴り響き改めて22年前のあの時の記憶が蘇りました。
現在、須磨区の施設で仕事している私ですが入所者の人の中には当時被災された方も多く地元の人たちにとっては未だに多くの課題が残されることを実感させられます。

そして、33年前の今日は私がクモ膜下出血を発症した日でもあります。
ホンマ生命の危機に瀕しながら奇跡的に大きな障害もなく現在の生活を送っている私ですが、退院直後の清々しいまでの感謝の心に満ち溢れていた「生まれ変わった私」が日々の生活を過ごすうちにすっかり不平不満ばかり口にしていることに気付かされますが、まあそれが人間っていうものなんですかね＾＾；

ナショジオで放送されているメーデー!:航空機事故の真実と真相

航空機事故のを生存者や関係者の証言や科学的分析などあらゆる角度から検証するドキュメンタリー番組は日本の地上波の番組でもこれを流用したと思われるものも含めて時々その内容をみていつも思い出すのが私たち夫婦の結婚式。

入籍する半年以上前から既に一緒に生活しており大層な式や披露宴よりも二人だけのハワイ挙式を選んだ私たちはその挙式のためハワイに旅立つべく関空に到着したのですが、我々の乗るノースウェスト機は機体のトラブルで出発が遅れるとのことでロビーで待つこと3時間。
ようやく修理が完了し機内に案内され、エンジン音の高まりとともにテイクオフ！！

と思った次の瞬間、バチッ！！という音とともに機内は真っ暗( ﾟДﾟ)

そして滑走中の機体はエンジンを停止し誘導路を通り再び駐機スポットで何やら再点検
なんだか嫌な予感が漂う中しばしの時間を経過した後にエンジン再始動して今度は無事に離陸。

やれやれ一安心と思っていると、上空に上がった機のCAよりアナウンスが・・・

「離陸時に左エンジンから煙が出ていましたが飛行には影響ございませんので」

ってメッチャ怖いんですけど(; ･`д･´)

結局その後は何事もなく無事に到着したのですが、空港で待たされた上に時差ボケで疲労困憊。

現地のコーディネーターにその話をしたら。

「大変でしたねえ、でもノースのパイロットって空軍上がりの人が多いからいざとなったら胴体着陸上手いらしいですよ、嵐でほかの会社が欠航でもノースは飛ぶときあるし」ですって＾＾；

そんなこんなで本番前からハプニングてんこ盛りだったハワイ挙式から帰国、職場の人や友人らとのパーティーを開催、幹事として協力してくれた友人が運転するハイエースで自宅まで送ってもらうその途中激しいスキール音とともに飲酒検問から逃走中のスープラが信号待ちの我々に追突！！
友人のクルマは大破、我々は特に異常はなかったものの病院へ、そして実況見分ののち警察署で事情聴取という長い夜になってしまいました。

そんなこんなで、波乱万丈でスタートした我々の新婚生活、今となってはそれもちょっとした「武勇伝」みたいになってますけどね＾＾ｖ