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205CTIや306カブリオレなど昔からオープンカーをラインナップしてきたプジョーがメタルルーフによるカブリオレを送り出したのは206がデビューする前にそのプロモーション用に作られたコンセプトカー20♡でした。



この時点ではこのオープンモデルが市販されるのか、よくありがちなショー専用モデルなのかはアナウンスされていませんでしたが、その完成度の高さから私を含め多くのファンが市販を熱望する中ほぼそのままの形で市販車として登場したのが２０６ＣＣでした。



メタルルーフのカブリオレとして当時ＭＢのＳＬＫがありましたし、過去にはプジョーも



４０２エクリプスというＣＣの元祖とでもいうべきクルマを作ってはいましたが、Ｂセグメントの大衆車をベースに手の届く価格で登場した２０６ＣＣは大人気に（実は私も予約を入れる直前だったのですが、次男が誕生したことで断念・・・）



この２０６ＣＣの人気を背景にプジョーは３０６の後継である３０７にも３０７ＣＣをラインアップ。
Ｃセグメントのサイズを活かし、実質荷物置きだった後部座席にもきちんと座れる４座オープン、そして手動だったルーフのロックを自動化するなど完成度はさらに向上、ＳＷと並びＣＣはプジョーのバリエーションとして定着しイメージリーダーの役割も担うことになります。



そして２０６が２０７にモデルチェンジされるのに伴い予想通り一年遅れで２０７ＣＣが登場



続いて３０８にも３０８ＣＣが登場、この頃になるとプジョーもＣＣのノウハウも蓄積されたようで完成度はますます向上、HB/SW/CCというバリエーション展開は今後も続くものと思われていたのですが、ＰＳＡの財政状況の悪化の影響を受けてか２０７の後継である２０８にＣＣモデルの話は一向に伝わってこずＳＵＶ市場の好況を受けてプジョーで新たに登場するモデルの多くは４桁のモデルなのが現状です。
中国資本との提携で今後はＳＵＶやセダン、そして新興国向けのモデルの開発は進んでいきそうななか、クーペやオープンといったモデルは今後冷遇されることなくラインナップされていくんでしょうか？
 


２０８ＣＣはやっぱり出ないんですかね・・・・・