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イイね!
2009年07月25日

At last, BMW Performance OUT


ようやく噂のBMW Performance BRANDが本邦正式上陸となるとのことです。BMWってどちらかというともともと頑固でConservaiveな印象がありますが、BMW Japanはそれに輪をかけたようなコンサバなんじゃないかと思うくらい、BMW Performance導入には時間を要しました。何せわたくしが前愛機である335iを駆っていた頃から存在したお話ですから1年以上前のことですよ。実際のところはまぁ日本導入に向けてテストを重ねていたとのことですが、いよいよ7月28日に発表、店舗展開は8月から順次ということのようです。写真の通り1シリ3シリ用のいわゆる純正アフターパーツなわけですが、写真のカタログ表紙のように、またいちいちかっこいいのです。


ほんで実車はどうなのかと気になるところでございますが、E90LCIでは↑な感じです。フルアーマーのComplete Carだと期待しましたが、よく見るとそうじゃないし、ボンネット下のような見えない部分もあるので断言はできませんな。最初の写真でも確認できますが、なんと言ってもバンパー。Fog無しのM仕様です。デザイン的にはM6っぽい形状かなと感じますが、Fogは残してよって思っちゃいます。


まずはグリルですが、Black outされています。わたくしなどより遥かにお目が高い皆々様ならご存知の通り、BMWって同一シリーズ内でもSpecに応じてこのグリルで差別化されているわけですが、335iのように最高グレードの場合は、グリルのフレームも縦に伸びるバーもピカピカクローム仕様で、325i以下数字が低くなるモデルは全てフレームのみがピカピカクロームで後は黒になってます。でこの写真のグリルは全部ブラック。素敵じゃないですか、なんか速そうだし。でもフレーム部分も黒くなることで、グリル全体が気持ちちょっと大きく見えます。ちなみにバンパー下部には3D designのようなカーボンフリッパーが付いているのが確認できます。こちらのフリッパーはバンパー一体型ではなく、別売りになるっぽいですが、これって意味あるのでしょうか。ちなみにわたくしは初代愛機の頃から既にBlack outグリルを付けていましたけどね。ようやく時代がついてきたってことかな(笑)


こちらは美しすぎるホイール。これもどことなくM6標準のMダブルスポーク・スタイリング167Mに似ていると思います。極限まで肉厚を切削した感じがSpeed感を演出していると思いません?ちなみにこちらのホイールはBMW Performanceとしては既に2本目のデザインです。


サイドパネルもちょっと魅せるデザインが配されています。このアングルからでもホイールはかっこいいですね。


でカーボンミラーカバーです。LCIではEU内のレギュレーション変更でミラー形状が大幅に変ってしまいました。前期型のミラー形状の時でも、カーボンミラーカバーはありましたが、そちらは既に廃番だそうです。はっきりいって全体のまとまり感を損なう形状なので、車体色が白にこのミラーカバーなんかつけちゃうとかえって目立つと思います。それになんかもうカーボンはいいよってくらい最近では普通になったじゃないですか。


それからカーボントランクスポイラーは、こちら既に2代目のデザインになっており、初代のスポイラーは廃番。初代のはわたくしも付けていたやつです。詳しくはパーツレビューを。


真横から見るとどのくらい反り返っているのかがかわかります。そのとんがり具合、まるでカミソリ。でも何となく取れちゃいそう。


リアバンパースポイラーはかなり攻撃的に見えます。真ん中下のディフューザーっぽいところはカーボン製で、こちらもやはり別売りです。ちなみに写真にあるこのマフラーはBMW Performanceのマフラーです。既に国内でもSHOPなんかが輸入されていますが、音的にはかなり評判がいいみたいです。多分聞いたら好きになっちゃう感じ。


リアの全景です。Tuner Brandとかだとわからなくもないですが、純正パーツでここまでいじくりたおすというのは、「羊の皮を~」なBMWとしては随分思い切ったなと。


Interiorです。一見してシート形状が走り屋っぽくなっているのがわかります。この写真だけを見るとM ModelよりもM Modelの資格を有している感さえ漂っています。なんかM3 CSLのPrototypeが出た時みたいな気分ですもん。


細かく見ていくとまずはSteeringがわたくしも付けているヤツになっています。グリップの部分はアルカンタラ巻きの白ステッチになっているのですが、ちょっとこのアルカンタラはQualityに難を感じる今日この頃。シフトレバーもPerformance仕様で、同じくアルカンタラの白ステッチ仕上げ。パネルに至ってはやっぱりカーボン化されています。M3ではカーボン調のレザーの設定がありますが、モデルランク的に考えるとM3のものよりもお求めやすいということでしょうか…。個人的にはこちらのカーボンの方がいいかも。


でもセンターパネルは最新i driveにあわせた型取りがされているので、旧世代までのモデルにはMatching取れないのかも。見づらいですが、サイドブレーキレバーのブーツもPerformanceしてます。


それでこのシート!!レカロSportsterベースのセミバケをやっぱりアルカンタラに白ステッチを奢り、バックレストには「BMW Performance」の刺繍入り。これぞBMW Performanceのハイライトでしょう!!しかも純正商品ゆえ、サイドエアバックも付いちゃっており、生粋のレカロフリークに言わせると、「サイドエアバックなんかいらん」、「シートポジションが下がらんレカロはレカロじゃない」とのこと。そうです、シートポジション、一般のレカロみたいに下がりません。せいぜい下がっても純正シート同等とのこと。ただ、シートヒーターつきのお車の場合、その機能を継承できるそうですので、わたくしのように「レカロに座ってみたいけど、純正さを崩してしまうのはちょっと…」というわがままカッコマンな方にはうってつけじゃないでしょうか。でもこのSprotsterベースのレカロは、AUDI RS4やVW R32なんかでも純正シートとして採用されておりますので、ある意味では特殊モデルの象徴、逆にいえば「あ、これもSportsterだね」って風に見られるかも。でもわたくしが今でもE90に乗っていたらこれ付けますけどね。


これ以外にもボンネットの下に付けるパーツとしては、カーボン三昧のウルトラ高い、専用タワーバーやインテークなんかもありますし、極めつけは直6ツインターボのN54エンジンを306ps→326ps、400nmを450nmにパワーアップさせちゃうメニューなんてのもあります。N55型にRenewされてしまいそうな今日この頃でございますので、エンジンバリエーションは必然的に増えてくるのかも。売れ行き次第でしょうけど。ちなみにこうやってOfficial Photoを見ていると、BMW Performanceのイメージカラーは白・黒・黄色なんでしょうか…


さてこのBMW Performanceブランドですが、ラインナップの中にはブランド立ち上げ前から各シリーズのアクセサリーカタログに載っていたものをBMW Performanceと唱っていたりします。カーボンミラーカバー・スポイラーなんかがまさにそれ。きっとアクセサリーのIdentityを強化するっていうのも狙いの一環なんだと思います。そもそもこのBMW Performanceっていつ頃出てきたんだっけなと考えてみたところ、わたくしの記憶が正しければ2005年です。それもTokyo Motor Show。その時のSurpriseだったConcept 1 Series tiiがまさにそれかと。これが出た当時はtii化のKit販売がされるとか噂され、それが発展して1シリtiiモデルとか3シリtiiモデルなどという呼び方がされていました。


tii、こいつがそれ。「まんまじゃん」という感じがしますが。ちなみに逆文字tiiはバックミラー、サイドミラーごしにみるとあら不思議、tiiと読めちゃうわけです。要はね、「我こそはtii」というプレッシャーを前を行く車にかけるということなわけです。いまでも欧州諸国の警察がこの逆文字を使ってます、「POLICE」って。


サイズ的にはほとんど普通の1シリと違いはないのです。


tii設定では、アームレスト排除、リアシートもバケットシートライクな座り心地のやっぱりアルカンタラで、シートベルトは白。


セミバケシートは既にSportsterですが、バックレストのBMW Performanceの刺繍は当然なく、ドライバーポジションだけは青ステッチの青シートベルトのアシンメトリー。よく見るとSteeringのステッチも青。


リアシートのステッチは白。設定通りアームレストは排除されています。BMW Performanceでは「パーツを付ける」ことはあっても「外す」ことはないですが。


Cockpitは結構派手。この頃のイメージカラーはBMWロゴの白・黒・青だったんだろうな、というのがこのInteriorを見て初めてわかります。カーボンパネルではなく、White outされたものを使用しています。


お気づきの通りSteeringはLEDインジケーターや、Information Windowはまだない代わりに、タコメーターは右側回転計文字盤が白。これは素敵だと思います。ついでにダッシュボードもアルカンタラ、白ステッチ。


シフトレバーヘッドは、Exterior同様のモノトーンパターンで、ブーツとレバーの中間点に青のアクセント。この写真で左右シートのステッチの色の違いがわかりますよね。


実はボンネットもマットスキンのカーボン製!!部材だけに言及すると、もはやM3よりもCSLしてますよこれ。それからグリルはSteel製のスクリーン加工が施されたものとなっておりました。実のところ、わたくし上でご紹介したセミバケシートとこのグリルが気に入っておりまして、このグリルもこのままで出てくるのものだと信じていたのですが、結局FRPのBlack outに落ち着いてしまったのを非常に残念に感じています。


冒頭でご紹介の2代目ホイールに対し、こちらが初代のもの。まぁ悪くはないですが、E92 Mスポで似たようなデザインがあり、私は2代目が好きです。ホイールの向こうにちらっと見えてる青いのは…


BMW純正採用のBremboでございます。キャリパーにブランドロゴを配する手法は、はっきりいってBMW以外のPremium Brandはこぞって取り入れており、「なぜBMWだけ?」と不思議に、そして悔しく(?)感じていましたが、遂に頑固者がちょっとだけ素直になりました(笑)BMWって自社のこだわりを大切にするブランドだというお話を某筋BMW関係者の方からお聞きしたことがあります。言われてみればMBがサイドミラー内臓ウィンカーを導入した途端に、軽自動車に至るまで揃ってミラーを光らせておりますが、BMWを含むその他の数社は今も不採用。こういう姿勢にやられちゃいます。


で、BMW Performanceブランドではこのブレーキキャリパーは黄色になりました。正確には金色っぽい。これBrembo GT Kitと違うのかといいますと、違います。GT Kitよりは安価であり、性能的にもそれ相応です。Front6podのRear2pod。まぁでも必要十分の制動力を発揮するわけでしょうし、何よりカバーオールタイプのキャリパーを採用して、BMWロゴを配することができるようになっただけでも素敵ではないですか。今まではブレーキパッドが露出する無骨なデザインでしたが、これには重量増防止と、熱放出という確固たる根拠でもって維持されてきたStyleなんですがねぇ~。


さてここまで本格的にあれこれパーツが出てくるところを見ると、今後M Sports Packageの他に、BMW Performance Packageなんてのが出てくるんじゃないかと期待しちゃいます。そういう販売展開をしていった方が、今までみたいにアクセサリーカタログに掲載して「勝手にどうぞ」ってよりうまく浸透していくと思うんです。出だしの展開予定車種はE82/87/88の1シリと、E90/91/92/93の3シリとのことです(あとはE46も、かな?)。E90LCIのBMW Performance COMPLETEとか見てみたい、乗ってみたい。しかしご検討中の方は早まることなかれ。3シリの本格BMW Performanceモデルは次期F30系で出すと、某関係筋の情報を入手しております。どこへ向かっていくのかBMW Performance、New Model発表並みにワクワクドキドキなお話でございます。

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Posted at 2009/07/25 12:37:09

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