8年前から使ってるプリンター、エプソン・カラリオPM-A900(メーカーサポート終了…)が最近ひとつのノズルだけ調子が悪くなってきていて、印刷物に薄くスジが見えるようになっていたので、次のプリンターを検討していました。
4年くらい前にエプソンの新しいプリンターを導入していた時期があったのですが、色の出かたに不満があって手放しました。
それからエプソンには良いイメージがなくなってしまったので、今回は一応キヤノンも候補に入れてみることに…
候補にしたのは複合機のエプソン・カラリオEP-805Aと、キヤノン・ピクサスMG6330です。
キヤノンユーザーの方からはあまり良くないとの助言をいただいていたのですが、実際に違いを見比べてから買おうと思い、家電量販店へ画像データを持って行って比較テストをしてみました。
プリンター自体の方向性を見たかったので自動補正はON、用紙はいつも使っている富士フイルムの画彩Proを使用して、設定できる最高の画質でプリントしました。
まずは一番好きな時間帯の発色をテスト。左上が実際のデータです。

結構差が出ましたね…。A900が一番鮮やか、805Aは明るめですが実際のデータに近い感じ、キヤノンは…。
こういった意図的に暗く写している写真は、自動補正の影響を受けやすいですね。
一般的な用途では暗く写ってしまった写真を明るく補正してくれるので、キヤノンの補正がそれほど悪いということにはならないと思います。
続いてスバル・ブルーの発色を(笑)。
グレーも含めて各色の発色と、文字などの解像感のテストです。

これもやっぱりA900が印象的です。しかしちょっとシアンが強いかな…?
このテストではキヤノンもA900に似たような発色をしていますが、やっぱりちょっと赤みがかっています…。
805Aは今回も実際のデータに近いですね。
エプソン(左)とキヤノン(右)、解像感のテスト結果はかなりの差になりました。

スペックだけ見ると、印刷の解像度はエプソンが5760×1440、キヤノンが9600×2400と、キヤノンのほうが倍近い性能のはずなんですが…。
キヤノンのカラーインクは3色なのに対して、エプソンはカラーインクが5色あるので、微妙なグラデーション部分のつながりがきれいなのかもしれませんね。
というわけで迷うことなくこちらを購入。
機械的部分が多いので、もちろん保証の優れている地元の電気屋さんで買いました。

A900に比べると、とても薄いです。

インクはヘッドに直接載るタイプへ…。A900に比べるとインク交換がちょっと不便になりました。

画面など全てタッチパネルによる操作になっていますが、iPhoneの操作感に慣れていると、反応が悪くとても使いづらいですね(笑)。

あまり重要なことではないですが画面の解像度はA900のほうが上で、当時からすでにRetinaディスプレイと変わらない液晶が付いていたのは驚きですね。
排紙トレーは自動で出てくるのですが、収納するのは手動のようです…。
無線LAN接続なので配線不要、iPhoneからも直接プリントできるのは便利ですね。
私の使い道ではほとんど写真しかプリントしないのでこういう結果になりましたが、書類などをいろいろプリントされる方は重視する部分が変わってくると思いますので、結果も今回のテストとは違うものになるでしょうね。
とりあえずMacでの印刷方法を勉強中です。
ノーマルの自動補正より良い発色の設定が見つかりつつあるので、これから活躍してくれそうです!
さて今週末はオースティンでのアメリカGPですね。
時差が大きいので日本時間では早朝の4時スタートと、生観戦にはなかなか厳しい時間帯ですが、チャンピオンシップも大詰めですし、コースレイアウトも面白そうなので生放送が楽しみです!
コースを覚えるためPS3で走ってみたのですが、最初の複合高速コーナーは攻略がとても難しいですね…。
動画をもうひとつ。
今日発表された新型フォレスターの発表会。
プロジェクションマッピングがとても美しくて凄いです!
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Photo | 日記
Posted at
2012/11/13 23:28:36