クライマックス！

F1史上初となる6人のワールドチャンピオンが戦う世界選手権も今週末、最終戦を迎えました。
舞台となるのはブラジル・インテルラゴスです。

ポイントリーダーは、5勝273ポイントのセバスチャン・ベッテル。

ここ毎年ですが、シーズン終盤にかけての強さは素晴らしいですね。
最終戦を4位以内でフィニッシュすれば、自力でタイトルを獲得します。
しかしこのところウェバーのマシンにはトラブル続き…、信頼性に少し不安が残ります。

13ポイント差で追いかけるのはフェルナンド・アロンソ。

シーズン前には予想できなかった大活躍は、彼の才能によるものが大きいでしょうね。
最終戦でのタイトル獲得の条件は、優勝してセバスチャンが5位以下、2位だと8位以下、3位だと10位以下なので、表彰台に上ることが必須条件となります。
マシン的にはレッドブルに少し差を付けられてきましたが、圧倒的な信頼性を誇るフェラーリ。
悪天候になりやすいブラジルで、まだ何が起こるかわかりませんね。

3位につけるのは復帰一年目のキミ・ライコネン。

チームメイトとは違って危なげない走りで、全戦完走中！
チームのミスでタイヤが崖から落ちた中国以外では、全てポイントを獲得しています。
今までキミの乗るマシンはよく壊れると言われてきましたが、ドライバーのせいではないということが今年証明されましたね。

キミを16点差で追いかけるのは、ルイス・ハミルトン。

荒っぽい部分も削られて、安定した速さに磨きがかかってきましたね。
しかしマシン・ピット・人間などトラブルの多い一年でしたね…。
子供の頃から繋がりのあるマクラーレンを離れ、来年はメルセデスの乗ることになりましたが、新しい環境でどんな活躍をみせてくれるのか楽しみですね。

開幕戦で優勝したのはジェンソン・バトンでしたが…

こちらもやはり不運の多い一年でしたね…。
チーム・ジェンソンとなる来年のマクラーレン、活躍に期待ですね。
鈴鹿の前に宮城で子供達にカートを教えたもようがNHK BS1で放送されます。
11月27日(火) 14:00～ 「TOMORROW beyond 3.11」 お見逃しなく！

6人のワールドチャンピオン、忘れてはいけないのはこの人ですね。

私の最も尊敬するF1ドライバー、7回のワールドチャンピオン、ミハエル・シューマッハー！
このブラジルが本当に最後のレースとなります…。
復帰してからの走りは、マシンやワンメイクタイヤによって精彩を欠いたものになりましたが、それでも今年のモナコ・幻のポールポジションや、バレンシアでの表彰台は、43歳の人間とは思えない、とても素晴らしいものでした！
引退を決めたときのコメントで、「人生のバックミラーを見たとき、微笑んでいる自分が見えた」と言っていたのが、とても印象に残っています。
前回の引退ではそう思えなかったのでしょうから、そう思えることができただけでも復帰した意味はあったのではないでしょうか。
最終戦、とりあえず完走して、気持ちのいいフィニッシュを迎えてもらいたいですね。

先週に続き、日本時間では厳しい時間での観戦になりますが、全セッション楽しみたいです。
11月23日(金)
P1 21:00～22:30
P2 25:00～26:30

11月24日(土)
P3 22:00～23:00
Q 25:00～

11月25日(日)
R 25:00～

BSフジでは日曜20時～予選、月曜22時～決勝放送です。

小林選手のザウバー残留は不可能になり、とうとう一般人からもお金を集めるようになってしまいましたね…。不確定な情報しかない中で1万円を募金するっていうのは、ちょっと難しいんじゃないでしょうかね…。

ロータスのマシンに名前を載っけるから…っていうのなら、考えますけど(笑)。