緊急メンテナンスに出していたメインカメラが、ようやく復帰しました。

原因は先日の京都旅行でのアクシデントなんですが…
下鴨神社で撮影中、別のことをしていたら、肩にかけていたカメラが滑って落ちてしまいました。
普通の地面ならよかったのですが、水際のちょっと高いところで、約2mの落下&水深20cmほどの小川に10秒くらい水没してしまいました…。
こちらの写真がその川で、最後に撮った一枚です。
上の写真の状態でレンズ側から落下したので、フードが破損、フィルターの枠も変形していました。
カメラとレンズで3kgくらいあるので、フードへの衝撃はかなりのものだったと思われます。

とりあえず表面上の水分を拭いたのですが、フィルターは変形していて外れず、フィルターの内側には水滴が付いていました。マウント部より内側へは、レンズのパッキンのおかげか浸水していませんでした。
とりあえずどうすることもできないので予定通り行動して、大阪へ出た際に日曜も営業している大阪駅前のニコンサービスセンターでレンズだけ点検してもらいました。
結果は…フィルターの変形だけで、内部への浸水や精度への影響はありませんでした!
恐るべし気密性&堅牢性です! これからもニコンレンズを使っていきたいです!
さて問題はカメラのほう…。
富士フイルムのサービスに送ってみたのですが、内部が腐食していて修理では機能回復ができないとのことで、修理不能で返却となりました…。
部品交換で直らないものって何?って感じですが、しかたないので中古を探すことに。
D800Eとか別の機種も検討したのですが、なかなかちょうどいい機種がなかったので…。
某写真屋さんの中古を取り寄せてもらい、確認して購入となりました。
目立つような傷はほとんどなく、撮影枚数1万枚(今の1/7)、センサーもクリーニング済みで、予備バッテリーも付いていました。
左側が新しいほうです。6年使うとシャッターボタン周りの塗装もツルツルになって、エッジからボディのマグネシウムが見えてきていますね。ラバーグリップも相当くたびれています。

新しいS5Proとサブ機のS3Pro。

同じセンサー「スーパーCCDハニカムSR」を搭載する2台ですが、形状は大きく異なります。

S5のほうはデジタル機のニコンD200がベースですが、S3はフィルム機のニコンF80がベースなのでちょっと古っぽく見えます。しかし握りやすい形状や一体型の縦位置グリップは、なかなかおしゃれなデザインだと思います。
機能面や操作性では大きく進化していて、使い始めたときはとても衝撃的でした。
スーパーアグリF1がSA05(空港に置いてあった4年落ちマシン)からSA07(1年落ちだけど競争力のあるマシン)に進化したのと似たようなインパクトですね(笑)。
上の2枚、実は水没したS5で撮ったのですが、出力される画像は特に問題ないようですね。
しかしフォーカスフレームが選択できなかったり、いろいろ問題あります…。
ちょうどいい機会なので、X100も含めて色の出かたを比較してみました。
まずはS3から。光源は白色よりすこし黄色っぽいです。
STD:スタンダード(カスタム可)、F1:スタジオポートレイト、F2:フジクロームモードです。

S5はF1モードが細かく分けられています。
F1a:F1より少し彩度アップ、F1b肌色のつながりをよく青空を鮮やかに、F1c:F1より階調硬く。

X100はフィルムの名前が付いています。

いつも使っているモードの比較。ついでにiPhone 5も(笑)。

同じ条件だとS5のほうがかなり赤っぽく写っていますが、実際の色に一番近いのはS5のF2かSTDに見えます。
かなり強力な電球色光源だったというのも影響あるかもしれませんが、なかなか難しい比較画像になってしまいましたね…。
次は光学ファインダーを同じ倍率で比較。やっぱりS3は小さいですね…。しかも視野率93%。

実際の景色で比較。
S3はちょっと緑がかったような色合い。S5のほうが私好みの色合いです。
とりあえず復活したので、今までどおり撮影を楽しめそうです!
今回のアクシデントでの教訓
・ストラップは滑り止めの付いたものを使う
・落とすと危ないところではストラップを首にかける
その他は問題なし。ジェンソンが言うように、攻めすぎないように酷使ですね(笑)。
Posted at 2012/12/21 20:36:43 |
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