あれから15年が経ちましたね。
以来、安全性は格段に向上して、今では"世界で最も安全な乗り物"と呼ばれるほどになりました。
安全であるからこそ楽しめることを忘れてはいけませんね。
さて、先日の世界モータースポーツ評議会でマクラーレンへのペナルティーが決定しましたが、その他にもいろんなことが決定していました。
まずは、2010年のF1について。
・レース中の給油禁止。
これはちょっと微妙ですね…。ピット戦略も面白さの一つだと思いますが。
タイヤ交換だけなら5秒くらいのストップになりそうですね。
・タイヤブランケット(ウォーマー)の使用禁止。
アウトラップ、大変そうですね…。暖まるまで3周は要るかも。
・マシン重量(ドライバーの体重を含む)が620kgへUP。
これはKERS搭載のために身長の高いドライバーへ過度の減量をさせないための対策でしょう。
・コスト制限(コストキャップ)の導入。
これは任意ですが、導入すればいろんなメリットがあります。
コスト制限について。
・予算は4000万ポンド(約60億円)以内。
・ドライバーの給料・FIAの罰金・エンジン費用は含まない。
コスト制限を導入したチームへ与えられるアドバンテージです。
・エンジンの使用数と回転数の制限なし。
・ギアボックスの使用数制限なし。
・可動リアウイング。
・KERSの出力・容量2倍(160馬力・800kJ)。
・オフシーズンテスト・風洞の制限なし。
KERSの出力UPは魅力的ですね。
ウィリアムズはこれを導入するようです。スーパーアグリが来年参戦していたら…。
こんな感じですね。
来シーズンのエントリーは今月22日~29日までで、コスト制限を導入するかどうかを表明しなくてはいけないそうです。
最大エントリー台数は26台・13チームで、6月13日にエントリーリストが発表されるそうです。
KERSといえば重量は30~40kg程度と想定されていましたが、マクラーレンのKERSは25kgしかないそうです。驚きですね。
<追記>
よく読んでいると他にも変更がありました。
・予選Q3も少ない燃料で争う。
・次戦10グリッド降格ペナルティーは、状況に合った数の降格へ。
・KERSは300km/h以上での作動禁止。
・KERSエネルギー貯蔵部はエンジンとシートの間へ置く。
・KERS作動中はバルブによってリアブレーキの圧力を下げることができるかも。
・タイヤには窒素か空気のみを充填すること。
コスト制限導入チーム向け。
・可動フラップの角度は10度まで、1周で何度でも変更できる。
・4輪駆動OK。KERSも4輪で使用できる。
以上です。
4WDはビックリですね。今のマシンではレイアウトが難しそうですが、上手くやればGTインプレッサのようにトラクションの良いマシンができるかもしれませんね。
ぜひプロドライブにやってもらいたいです。
Posted at 2009/05/01 21:57:59 |
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