
バーレーンGPが中止になったので、オーストラリアで2011年F1シーズンが開幕します。開幕戦はサクヒールよりメルボルンのほうが好きです。
注目はやはり、レッドブル、セバスチャン・ベッテルですね。今年はテストから安定して速く、RB7は昨年以上の完成度かもしれません。メルセデスGPのマシンはテスト終盤に大きく進化したようなので、マイケルにも期待したいです。
今年は変更点が多いですね…。
まずタイヤです。タイヤサプライヤーがブリヂストンからピレリになりました。
テストでは摩耗と性能の変化が大きく、昨年のような1ストップ作戦はまず無理だそうです。
特にリアの摩耗が大きく、高速コーナーでいきなりグリップを失ったりと、安心・安全のブリヂストンタイヤとは、かなり性質が違うようです。準備期間を考えると、仕方ないかなと思いますが…。
個人的には1ストップ作戦よりマルチストップのほうが、レース戦略のバリエーションが増え、戦略を考えるのが面白くなるので、その点では歓迎ですね。
ブリヂストンはグランプリ毎に、現地でオプション(ソフト側)タイヤにグリーンのラインを入れていましたが、イタリア人には面倒くさいようで、全てのタイヤに別の
カラーが割り当てられています…。
マルチディフューザーと、Fダクトシステムは禁止になりました。
FFA(フロント・フラップ・アジャスター)は廃止になり、DRS(ドラッグ・リダクション・システム)という、リアウィングのフラップ手前が持ち上がり、空気抵抗が減ってスピードが伸びるという、可動式リアウィングが搭載されました。
導入の目的は、オーバーテイクの増加だそうですが、レース中に作動させるルールが複雑ですし、ドライバーの負担も増えて、どうなんでしょうね…。
昔のほうがオーバーテイクが多かったと言われていますが、昨年も素晴らしいオーバーテイクは何度もありましたし、作られたオーバーテイクを増やしてもしょうがないと思います。
KERSは昨年はチーム間の紳士協定で禁止になっていましたが、今年は解禁になっています。ルールは2009年と同じですね。
KERSや最近流行りのブローエキゾーストは市販車にも応用できそうな技術ですが、DRSは必要ないなと思います。
作動のようすは、レッドブルの動画から…
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テスト結果から推測した順位はこんな感じでしょうか?
レッドブル
フェラーリ
ルノー、メルセデス、ウィリアムズ、トロロッソ
ザウバー、インド、マクラーレン
ロータス
バージン
ヒスパニア
過激なデザインのマクラーレンは、どうやら失敗作のようですね。
イギリスのメディアでは、MP4-26ジェームズ・メイと書かれていました(笑)。
明日はP1が10:30~12:00、P2が14:30~16:00
土曜はP3が12:00~13:00、予選が15:00~
日曜決勝は15:00スタートです。
とてもワクワクしますね。
  Posted at 2011/03/24 21:23:05 | 
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F1 | 日記