
先週土曜日と昨日、VRXで足元を固めたレヴォーグで湖北山本山へ2週連続オオワシ観察へ行ってきました。昨日はポカポカ陽気で雪上も全くなく春を感じさせる日で、そろそろ今月末にはシベリア方面へ北帰するオオワシを見ておこうという撮影行です。
とりあえずオオワシが山本山にいるとは言っても毎日狩りに行くわけでもなく、2-3回飛んでくれるのを辛抱強く待つわけですが、どっちへ飛ぶか、何処で狩りをするか野生なので当然決まってません。
またそれを予測して劇的写真に臨むというのが面白いわけですが、低い可能性の中撮れれば喜びも大きいです。
この2回に関してはほぼ満足のいく写真が撮れました。
青空バックで飛んでくれた.
そして昨日はなんとか魚狩りの瞬間を撮ってみたいとバクチですが早朝より(と言っても7時半ころ現地着ですが)野田池から西へ200mくらい西の湖岸で陣取ることに。先着2名、後に6-7名くらいになりその瞬間を待ちます、ここと漁港、製材所横、橋とみんな山を張って何処へ出るか分からない状況で待機です。
朝からポカポカ陽気で風が無い。オオワシは山本山の上のほうでとまって琵琶湖を見ています。
こんな風のない日は飛ばないことも多い。(そうです)
3年前よりシーズン中毎週神戸から電車で参戦の若いMさんや駿河から来られてるHさん、愛知のMOさんらと歓談しながら待つこと12時ころに琵琶湖に向かってオオワシは飛んだ。
かなり奥まで飛んで魚に逃げられたのかまた戻ってきて製材所の北の山の上の松の木にとまった。
かなり高く遠いがまだ琵琶湖を見ている。
僕を含め三名が北向いて重い機材担いで5-600m歩いて近くまで行きました。
しばらくするとまた今度はもと居た付近へ戻って行ってしまったので諦めて僕らも戻りました。
ジェットボイルで熱い味噌汁とオニギリで昼食を済ませ待っていると今までのポカポカ陽気が嘘のように風が吹き波が出寒くなってきた。すかさずダウンコートを取りに車へ戻りました。
風が吹くと逆風ついてオオワシが飛びやすいんですよ。スキーのジャンプと同じ、琵琶湖から吹いてきているので魚をとる場合ここからだと後ろ向きかななどと話しながら。
その時は2時過ぎにいきなり訪れた。オオワシが湖へ向かって急降下、さっき歩いて行った北の方角だ。そして予想外にすぐに着水で魚を仕留めた!
その距離900m先。
遠いけど夢中で撮ります!機材はD500に600mm+1.4テレコン=1250mm なんせ1k近く向こうで大気の揺らぎもある。
画像は2000ピクセル程度に大トリミングしていますが魚も見えてますネ。
大浦湾や山バックだともっといい絵が撮れたと思うけど湖を飛ぶ写真を初めて撮りました。
オオワシはブラックバスをつかんで上にあがり漁港のほう目指して飛んでいくところを追っていると
急にこちらへ向かって飛んでくるじゃないですか。今度はレンズが長すぎる(汗)
ここからノートリ画像です。
カメラマンにとって至福の時が来た!あっ、近すぎるー。
あかんー!嬉しすぎる悲鳴。
凛々しいおさかな掴んだオオワシをまじかで撮れて嬉しい。
しかし一転場所移動です。食事は山本山の低いところで採るため皆一斉に車で移動。
山本山前は元々ここで待機していた方が多いのでいっぱいです。僕も場所を探します。なんとか枝被りが少ないところでお魚は殆ど食べたのか枝の向うで見えませんが、カラスが横取りに来ているところをパチリ。ノートリです。
えらい怖い顔で睨みつけるのでカラスも眼圧で体がのけぞります。
どれだけ顔が可愛いかアップした画像
食事が終わるとまた飛び出した!いったん湖向いたが旋回して塒方向へ、オオワシは健康のバロメーター?無理しません。
この後早い目の塒入りだったのでみんなも早い目の解散で帰路へ。
帰りに野鳥センター前に行くと風景カメラマンがけっこう三脚建てて待機しています。そうここは夕日百選の地です。夕日にコハクチョウが飛べば良い写真が撮れます。良い天気だし今日は絶好の夕日が撮れそうなので僕も待機しようかなと思ったけどレンズは16-80積んでるんだけど三脚を忘れたことに気が付き断念。
山本山のオオワシさんももう後約20日ほどでシベリア方面へ北帰します。ドライブがてら一度見る価値はありますよ!コハクチョウの北帰行も見られいいものです。
Posted at 2017/02/05 19:30:54 | |
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