
12-13日とダイヤモンド富士と白鳥を見に富士へ行ってきました。元々山中湖からのダイヤモンド富士を狙おうと宿を押さえていましたがどうも12-13日は湖面では観れないことがわかりキャンセルしたのですが、白鳥も来てるらしいのでやはり行ってみることに。
タイトル画像は精進湖で奈良から来られてたインプレッサの方と同じスバル車ゆえ一緒に撮ろうとツーショット
今回は富士山号(Eカブ)では無く雪上走行も期待してのスタッドレス着用の村上春樹号(レガ1Q84)でのドライブです。
堺市から朝霧高原へは5時間くらいで到着です。逆光が眩しい快晴の富士です。
この村上春樹号、ノーベル賞受賞するだろうと記念に希望ナンバーにしましたが3年たった今も日の目を見ません(笑or泣?)
今年秋にはと思いますが、どうやらそのころは百田直樹号に替わってるかなと(謎)
さて当日のダイヤモンド富士は
花の都公園3時39分ということで時間もあるし富士五湖を周ることに、本栖湖の1000円画像のところや(いつ来ても逆光です)西湖付近から徒歩30分ほどで登れる紅陽台というところへ行き南アルプスから富士へと360度の展望を楽しみました。(先があるので画像無し)
2時半頃、花の都公園へ到着。花を観察する吊り橋?にはすでに多くのカメラマン(150名以上)がスタンバイしていましたので僕も場所を奥のほうになんとか確保。富士は逆光ですが快晴でダイヤモンドが期待できワクワクします。その時公園の管理人さんが周ってきて「皆さん太陽を見ないで、ファインダーもたまにチラ見程度にしてくださいよ!でないと目が見えなくなりますよー」って、これはありがたいサービスですよねー、そのことを知らない子供とか太陽を見過ぎたら将来困りますから。あっ僕は見過ぎてしまったので目が(爆)
徐々に3時39分が迫ってきます。勝負は1分か1分半?
しかしその時間に迫るころ雲が山頂付近に(大汗)
3時39分、あー、放射状になるも霞んで上の方は放射しないー!。隣の青年も残念がってましたが、以前撮った完璧なのを見せてくれました。まあ初めてのダイヤモンド富士、こんなもんでしょ!またリベンジできる口実ができましたDf 50mmF1.8で。2月になれば山中湖越しにダイヤモンド富士が観れます。
その後夕焼けを期待し山中湖へ行くと彩雲が富士の左肩に,どう発展するか楽しみだったがまもなく消えてしまった。その後は夕焼けも無さそうで残念、水蒸気とか条件が悪かったみたいで宿へ入ることに。
キャンセルで予約した山中湖畔の宿、玄関にアロンソとルノーチームの写真があったので聞くと2007年FSWで開催されたあのF1日本グランプリ、終了後か前か聞くの忘れましたが、チームで泊まったらしい(アロンソはもっと高い宿だったらしいですが、笑、確かアロンソはスピンしてフェンスに激突したレースですよ)
部屋からは富士がドーンと見えるし食事も普通に美味しいし価格もリーズナブルで(キャンセル部屋で2人で27000円)夜中出入り自由だしカメラマンにもってこいの宿に思いました。宿の名前は多賀扇、1昨年泊まった河口湖の大池ホテルの系列店です。この価格が高いか安いかは人それぞれでしょうがお金さえ出せば高級旅館はいつでも泊まれるわけで、僕には手軽でいいなーと思いました。
今回の旅では自分なりに実験しようとしていたことがあります。それは富士と星空。一度昨年トライしましたが設定がうまくいかず無念さを味わいました。今回はなんとかDfの実験もかねて早朝5時起きで
長池へと。気温、車載温度計-7℃、寒いです。それでも多くの方がすでに三脚を立てられているので安心して僕も空いているところでセットしました。D600とDfの二刀流での実験結果は!?

Df 50mm F1.8 ISO3200 f1.8 2秒。
なんとDfはいとも簡単に星空を捉えてくれました!D600はウーン。これは高感度適正の証し?撮像素子の粒子の大きさ?くわしくはわかりませんが手持ちでも星空が撮れそうな勢いです。
D800やD7100でも星空撮影は見ますが設定や後処理で綺麗になっているのかなー、でもDfはJpegで十分写ります。
これで撮影の幅が一挙に広がった感じがしました。安価な50mmF1.8もすばらしい。完全に大三元レンズ24-70f2.8の負けでした!価格差ほぼ10倍、笑(腕が悪いだけかもしれませんが)
機会があれば50mmf1.8は2本持ってるので同条件で試してみたく思います。
Dfなら小さくて軽いし海外旅行で北欧のオーロラやマチュピチュの遺跡と星空も夢では無いと実感。星空撮影、楽しみが増えてきました!スキルアップを目指します。
その後凍える身体でしたが7時前の日の出を待ちますが指先が冷たい。でも旅行前に購入したモンベルの靴下に耳を隠せる帽子がありがたい。
待つこと数十分、徐々に富士がピンク色に染まってきました。
宿の奥さんに携帯で窓の外を見るように促しました(笑)見るなら今でしょと。
感動の瞬間を喜んでくれ10分くらいのショーを堪能できました。カイツブリが泳いでいるのを確認できますが白鳥は見当たりません。
宿へ戻る道すがらポツネンとボートの釣り人を発見、突き出た突堤から撮影許可をもらいました(笑)僕も釣りは好きですがこの気温ではちょっと躊躇します(爆)でもとてもいい景観です。
「釣れました?」の質問に「今来たとこやから」との返答。
そういえば僕も鮎釣りで良くそう答えます(爆)「今来たとこやから」.......いい言葉やなー。
氷上の釣り人。体感温度は何度くらいかな!?
そうこうしてると20代のカップルが釣りのためボートに乗ります。よほど好きなんだなーと。
宿へ帰りこの山中湖は天然温泉は湧いていませんが冷えた身体に露天風呂は最高でした。
また朝食は和食で最近多いビュッフェスタイルでは無く、普通に美味しくご飯も珍しく2人共お代わりしたくらいです。(旅行前新年会等でさんざんフグや高級中華とか食べてたからかな、笑)
最後はこの旅行最終目的の白鳥です。
来てましたー!はるばるようこそです。シベリアからかなー。
釣り人と同じく、冷たいのが好きみたいです。
結局1時間粘りましたがとうとう飛翔は無かったです・
でもすがすがしい気分で気温は低いですが太陽が温かく春もそう遠くないような空気感を感じました。
年明け早々富士の綺麗な姿、ダイヤモンド富士、星空、朝日に照らされる富士、白鳥の湖と縁起のいい今年初の旅行となりました。
あっ、もう一言!この時期富士は見える確率高く、高速も行き帰り渋滞が全く無かったので絶好のシーズンかもです。