
ニコンD5とD500でヤマセミ撮影に臨みました。そこは3年間で初めてといえるヤマセミの楽園。
数年以上追いかけている尊敬するS氏、またMAH氏の協力無しでは遭遇できなかった世界に踏み込むことができ感激しました。(1年以上ぶりにコメント欄開けました、ご意見、ご質問あればよろしくお願いしいます。
今年は従来よりどの野鳥も雛の誕生が早いみたいでここも4羽の可愛いヤマセミが誕生した。それを暗いうちからブラインドを張り狙うわけです。D500が手に入ってからほぼ毎週のように撮影しているがAPSCの利点である1.5倍の焦点距離、ほぼ全域に及ぶ側拠点とAFの速さ、正確さを試すのに持って来いの被写体でした。
すべての画像はD5&D500にレンズは600f4EFLです。D5の場合一部1.4テレコン装着しています。
(600~900mm)
明るくなるとともに上流からヤマセミが飛んできて近くの枝にとまった。
みんな幼鳥である。早朝で暗いのでD5を使用。
もう1羽が飛んできて4羽どまり撮れるかなと思ったが1羽が離れた。幼鳥は4羽、ぜいたくなシチューション。これぞヤマセミミの楽園。
しばらく3羽でとまっていたが真ん中の1羽が離れた。両側の兄弟が顔を見合わせて次の行動を考えている様子?
1羽になって上流から普段聞きなれない声でヤマセミが餌の魚を咥えて飛んできた。ヤマセミの親による餌渡しです。右が親で子供が魚を食べやすいように頭を外に出しています。
若いお母さんのように見えます。
慌てて足を滑らせた幼鳥、今はライバルの兄弟はいませんが必死です。
親も4羽に魚を狩りしないといけないので大変ですネ。
ほんとに滑らせちゃったよー、でも大事なご飯落としません。お母さんは上から心配そうに見守ってます。
餌渡しは岩の上でも行われてます。
ちょっと面白い場面が撮れました。お母さんが餌渡ししていますが岩の頂上にもう1羽の幼鳥が覗いています。きっとお魚欲しいのかな。
無事に餌渡しが完了して親は飛び立ちましたが右から兄弟が横取りに、岩の頂上では一番弱い末子?が羨ましそうに見ています。
この写真を海外サイトへ投稿したら、Haha. The look of that third one :)というコメントいただきました(笑)
それではD5&D500で撮ったヤマセミ画像です。
ブラインド真ん前の大きな木の太い枝。ここに3羽以上並んでほしかった。これは1羽が飛んできた直後の画像で可愛らしく撮れた。
次は下流から飛んできたところをD500、ダイナミック153点で連写した画像ですべてのコマをガチピンで捉えました。AFロックオンは鈍感がいいという方が多いように思うが、突然現れる被写体にはデフォルトのままの設定がいいように思った。鈍感にしておくと最初に被写体にピントが合いにくいように思った。
しかしD500、この飛びもんの性能だけで買う価値があると思う。素晴らしい出来。ブレを嫌いISO3200,1/2500としたが高感度も大変優れている。DXOマークの評価ではD7200並みとなっているが断然綺麗だ。ただ確かにD5もD500もダイナミックレンジは狭いと思うのでわざと2-3段アンダーで撮って持ち上げるとノイズが乗るので、アンダーがあたりまえのヤマセミ撮影でもほどほどが必要に思う。思い切って情報量少ないJpegがいいかもしれない。
いつかは水面スレスレに嘴がつくかつかないかの画像を撮りたかったが連写するもこれの次の画像は体半分水没でした。この写真はD5なので1秒間12枚、よって計算上0.05秒くらい遅かったことに。
ニュー1DX(14コマ)なら撮れたかも!?
ただ親になると水の抵抗考えて羽根は閉じロケットみたいになってるのでチャンスは限りなく少ない。
次は飛びだし画像で海外サイトでは、Excellent captureとかGreat!とかコメントもらった画像。D500はこういうシーンでもAF性能はエリアの関係でD5よりも外しにくいです。しかもAF微調整の恩恵でどこでもガチピンで撮れます。
MFで合わせるのはとまりもので葉隠れ、前被りの場面だけでいいので近眼の老眼の僕には願ったりかなったりのカメラ性能です。
僕は撮影中設定をどんどん変えるので、しかもボタンカスタマイズするのでいつのまにかJpegノーマル画像に変わってたもの(大汗)
すごいシーンも多々あったので悔しいが、ノーマル画像でも許せる画像!?
ヤマセミの場合は動体用のAFCの設定が主ですがとまりものをキッチリ撮りたい場合(いつ飛ぶか分からないのでAFCは変更できないので)僕の場合PvボタンにAFS1点を割り当てているのでキッチリ撮りたい場合利用している画像。ただPvボタン押す時にブレが無いのかは疑問。
メチャ近かったのでブラインドの中で息をひそめて撮った。
ブランコに2羽とまってくれた。
とりあえずこの2台のカメラは外しません。これは24点。
魚を取ってくれていればなお良しですが。
未来を見つめて。なんか以前飼ってた飼い犬ロビンとそっくり、可愛いー。
現地では現在大増水で親の魚取り(餌取り)も困難でどこで過ごしているのか心配。そろそろ親のナワバリ追い出しも近く4羽の幼鳥の前途多難であるが未来へエールを送りたいと思います。
Posted at 2016/06/25 20:25:09 | |
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