
先週今年度後半の山行の最大目標である秋の黒斑山へ登ってきました。
黄金に輝く唐松林と噴煙上げる浅間山の姿がどうしても見たかった。おりしも業務集中で他部門とはいえ土曜出勤となり、のん気に山行とは後ろめたさがありましたが、予定どおり決行です。
堺を2時頃出発し中央自動車道から関越自動車道小諸IC経由でチェリーパークラインを登り車坂峠無料駐車場へ着いたのが午前8時半(片道約500キロ)何故か?若い女性が誘導してくれてぎりぎり路肩へ駐車。もう少しで歩きが必要なパーク2000有料P(スキー場)へ行かねばならないとこだったのでラッキー。関東からは近いので皆さん早い。
今日の予定は表コースからトーミーの頭に登り黒斑山山頂へ、下りは中コース利用の3.5ー4時間のコースです。少し霧が出ていますが早速上り始めます。
綺麗なしっとり輝く唐松林を登ります。昨夜は快晴予報にもかかわらずけっこう雨が降ったみたいで水溜りがあります。
30分以上登ったでしょうか、霧のむこうに富士が見えました、やはり特別な山テンションあがります。あとでゆっくり写真撮影と思い先を急ぎます。でも今日富士が見えたのはこの時だけで残念。おまけに露出がハイになっていて失敗(笑)です、ハイ。
非難小屋(噴火時の)を超え稜線へ急登すると槍が鞘に到着しました。ガスってるが浅間山と左にトーミーの頭と人影が見えます!これが見たかったんだー♪♪今からこのガレ場を登るんだとちょっと気を引き締めます。
しばし写真を撮ったり休憩をし火山噴火跡のガレ場を登ります。ローソク岩の奇岩を過ぎるとトーミーの頭に、満員です。(笑)いいお天気だもんなー♪
黒斑山山頂が徐々に迫ってきたのがわかる!歓声が聞こえるからだ。ガスも晴れ浅間山の見える角度もかわり圧倒的な迫力だ!思わず「ウワー」と声が出る♪すり鉢の底(湯平高原)がメルヘンの世界のように草紅葉と唐松で覆われ浅間山の溶岩が流れた筋がハッキリわかる。左には蛇骨岳が見える。ここが頂上2404m黒斑山山頂。浅間山山頂付近からは噴煙も見える!来て良かった!!こんな雄大な景色は生まれて初めて、北アルプスも魅力あるがここは異なる空間、まさに黄金の山、感激!!
なぜ雄大かと考えてみた!それは浅間山の山腹左側に筋となって見える登山道以外道路も家も人間臭さが全く無いからだと思う。
噴煙を望遠で撮るとかなりの噴煙が見えます。現在噴火警戒レベルは1に下がってますがもちろん浅間の山頂は立ち入り禁止、僕ら素人にはいつ噴火してもおかしくなさそうに見えます。
そのままレンズを右に持って行くと前掛山にけっこうな登山者が見えます。ここが火口を見れる最も近いとこかな、行ってみたいなー。さきほどのトーミーの頭付近の草すべりを下りて湯平高原を通って浅間の左に斜めの筋として見える登山道を登れるんだ。(クリック拡大すれば登山者がよくわかります)
今日は朝こそ気温4℃で寒かったが頂上はポカポカと快適でした。新調したジェットボイルで湯を沸かしインスタントみそ汁におにぎりが美味しかった♪ほんと1時間以上ゆっくりして下山です。帰りたくなくなります。この雄大な景観の中にもっと留まりたい。
下りにトーミーの頭で浅間山にお別れです。こちらからは右に剣ヶ峰も綺麗に見えます。
下りは中コースを下ります。唐松林が綺麗で高峰高原、水の塔山が見えます。
さあ今日のホテルは1ヶ月以上前から浅間山のために予約していましたが、近くが全く予約できずちょっと遠いめの軽井沢倶楽部ホテル1130です。早速群馬県側を目指します。そういえばこのレガシー地震の前日3月10日に千葉港から関西にきたので今日はスバルの聖地へ里帰りです(笑)(ナンバーはノーベル賞を外した村上春樹、爆)
しかしいきなりダートです。昨今は和歌山、奈良の山奥でも今は殆どありません(笑)火山岩特有の4WDでも滑りやすい急坂を滑りながら一気に下ります、でも楽しい♪30分以上かなダートを下って北軽井沢へ。ホテル1130は8階最上階のツインルーム(ここでは安い部屋)で59㎡あり2面が窓で浅間山から登った黒斑山そして白根山まで眺望抜群、設備抜群のホテルでした。また来たいホテルのひとつになりました。(写真割愛)
翌朝、もうひとつの念願、日本百名道の志賀草津道路へ向かいます。軽井沢も草津温泉もゆっくり見たかったのですがとりあえずここから家まで600k以上走って帰らねばなりませんし、浅間山の溶岩で出来た鬼押出だけ観光して草津を目指しました。ここから左に浅間、右に昨日登った黒斑山が望めますが浅間山は黒斑へ登って見るのが一番迫力もあり型がいいです。しかし雲一つ無い超快晴。
朝9時前までに湯釜へ行かないと渋滞するという情報を聞いてましたので少し心配しましたがなんとか10時前に一番手前の駐車場へ滑り込みました。ここまでのドライブはロープウエイが横に真近に見え気持ち良かったです。そして湯釜へと上ります(ここから15分くらい?)大人気、行列です(写真割愛)。
登りきると、ドーン今まで写真でしか見たこと無かった湯釜と白根山が目の前に!神秘的な色、温度はどうなってるのか?とにかく観光客でいっぱいです。
その後、国道最高地点2172m(渋峠)を通過して(どこかわからんかったけど証明書は購入)志賀高原へとドライブします。紅葉真っ盛りでとにかく綺麗!
こういうメルヘンチックな山々を見ながら(カメラマンでいっぱいです)ひた走ります。
志賀高原の綺麗な白樺林の中を下り、写真を撮りたい気持ちを押さえひた走ります。
北陸自動車道へ出て順調にすすみ、定番の栗東から18k渋滞を乗り越え9時頃1180kの旅を無事終え帰宅できました!!
今回は日本百名山と百名道を両方制覇できて満足感がいっぱいの旅となりました!
Posted at 2012/10/27 20:01:48 | |
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