無人駅訪問　＃１－１

鉄道ファンの間では有名な存在の
峠駅（とうげえき）に行ってきました。

滑川・姥湯温泉へ行く途中にこの駅はあります。
（訪れたのは、２００８年１０月７日）

◎奥羽本線　峠駅
所在地：山形県米沢市大沢峠

駅前に着くと、巨大なスノーシェッドが出迎えてくれます。この中に、現在の駅があります。

このスノーシェッドが、山形新幹線が開通する以前のスイッチバック時代に、レールのポイントを雪から守るとても大切な役目を果たしていました。

駅前には、駅の案内図が設置されています。
残念ながら、旧線のホームと待合室は取り壊されたようで、存在しません。

ここから入っていくと、新線のホームがあります。
なんだか、スノーシェッドの中に吸い込まれていくような錯覚にとらわれます。

ホームへ向かう途中に、大きな駅名の看板があります。
これは、旧線の待合室の外に掲げてあったものだそうです。
※同じものが駅の外にもあるのですが、ボロボロに錆びついていて、駅名が読めないほどでした。

これは、駅のホームから福島方面を見た様子。

良く見ると、トンネルが３本あるのがわかると思います。

左側のレールがはがされたトンネルは、スイッチバック時代に使われていた旧駅進入用の側線です（中は行き止まり）。

中央のトンネルは、上りの福島・東京方面行きの列車が使用します。

右側のトンネルは、下りの山形方面行きの列車が使用します。

．．．＃１－２へ続く