手に入れた時の状態です。
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塗装はどうにかなるとして、ホイールキャップが無くなっているのが問題です。
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しかし1枚だけ残っていたのは、ラッキーでした。
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先程のホイールキャップを複製します。 まずは写真のような光硬化レジンのアクセサリー用の型取りシリコンを使って、その型を作ります。
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A材B材に別れていまして、これを1:1の割合で用意。⇽(料理用秤等でキチンとグラム単位で計らないと、後々硬化不良等、問題を引き起こします。この辺、エポキシパテ等よりかなりシビアな感じがします。)
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素早く混ぜ合わせて、型取りたいホイールキャップを押し込みます。1回押し込んだら完全硬化するまでは、消して触ってはいけません。
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5分ほどで、ちゃんとした型の出来上がりです。出来上がった直後にレジンを流し込むと、ガスか何かが気化しているのでしょうか?何故か気泡だらけになってしまいますので、5日以上放置します。
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今回用意したレジンは、アクセサリー制作用の紫外線で硬化する、いわゆるUVレジンなどと呼ばれているものを使用。すごく便利ですが、経年劣化については未検証です。
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レジンを気泡が発生しないようにゆっくり流し込み…
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紫外線で固めます。UVライトに当てれば、5分くらいで固まりますが、日光でも固まるのでは?と思います。いやあ、最近の嫁の趣味がUVレジンアクセサリー作りなのを感謝した瞬間でした。
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ホイールキャップの原型が出来上がりました。 ここから、裏が平になるように削りこんだり、シャフトの逃げをリューターで削りこんだり、なんとかタイヤ側にハマるように加工します。
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ホイールキャップをはめるのは割と割れる ギリギリまで削りこまないといけないので、スペアも何枚か作りました。
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しかしホイールキャップが復活しただけで、なかなかいい雰囲気になってきました。
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ボディとホイールキャップの色を調色し始めます。退色したオリジナルにできるだけ近い色を新しい塗料でふしぜんでない艶まで再現するのは以外と難易度高いです。
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古い塗膜を全部剥がしました。これがホントに57年も前のミニカーなのでしょうか?なんて疑いたくなるほど、現行ミニカーも顔負けの繊細かつ超絶シャープなモールドが姿を現しました。ピラーの細さにも注目!
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美しい… 70年代~80年代の全盛期のトミカに通じる繊細さがあります。アサヒ玩具はかなりすごい技術を持っていたことがわかります。 技術が凄くても、ブランドが生き残れるとは限らないのですね…
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プライマーを吹いたあと、オリジナルに似せたサーモンピンクで塗装。 4色程度で再現出来る色ですが、再塗装感バリバリ!を避けるためにはかなり試行回数が必要でした。
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いきなりですが完成です。 バンパーやグリルの塗装は、当時物のファクトリー感を再現するには、マスキングしたのち、缶スプレー1回吹きのみ。がもっともそれっぽい感じになるようです。
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テールランプの筆差しは内職の熟練のおばちゃんを意識しながら、サッと1回だけ筆塗り。
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カシメを外したシャシーやガラスはゴム系接着剤にて接着。
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シンプルなのに、ちゃんと実車の雰囲気が伝わってくる1品。無駄に精密化して高騰してしまった。現代のミニカーに食傷気味の自分には、染みる作風です。
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イイね!0件
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コペン、買っちゃった♪😆 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2021/07/16 19:42:13 |
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