ルノークリオのインフォメーションモニタ移設
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ダッシュボード中央に、幾分無表情な印象のある純正インフォメーションモニターが搭載されています。
その下方、コンソール中央の1DINスペースにはCarrozzeriaのAVIC-VH09CSのモニター部が確認できます。なお、ナビ本体(HDD部)はグローブボックス内に置いてある状態です。
並行車でもあり、当インフォメーションモニタの機能についての詳細な知識は持ち合わせませんが、オーナー様曰く、国内においては時計以外の機能にお世話になることはないそうです。
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純正のインフォメーションモニター部一切を撤去(機能は維持・後述)し、オリジナル作成した筐体にて、カロのインダッシュモニターと、センタースピーカーをワンパッケージに融合させて設置しました。MDFとパテで整形し、マット塗装で仕上げています。
この状態では、インフォメーションモニターに比べてトータルの高さが低くなっているので、以前より見通しは良くなっています。
作業前にナビモニタがあった1DINスペースには、グローブボックス内に置いてあったHDD部を移設し、体裁を整えました。
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ナビを見ながら走行する際の状態です。
ベースは相応の強度で制作し、固定も強固なので、立ち上げたモニターを操作する際も、また、走行時も、モニタが不必要に揺れたり震えたりすることはありません。
肝心の視界については、この状態でもモニタの上辺はボンネットの先端の辺を超えないので支障なしです。
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冒頭のダッシュの写真でご確認いただけますが、純正インフォメーションモニタの左サイドに設置されていた警告灯です。
これを撤去してしまうと、車検に通らなくなりますので、純正と同様、ドライバーにアピールする位置に設置しておきました。
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純正のインフォメーションモニタは、取り外して廃棄したわけではありません(笑)グローブボックス内に移動させました。
ディーラーでのコンピュータ診断等の際に支障が出ないよう、純正の電気回路はすべて成立した状態にしておきたいとのご要望でしたので、モニターこそここにありますが、配線は延長してつなげてあります。
普段からグローブボックスはあまりお使いにならないとのことでしたが、この純正モニターはあえて固定せずに立てかけてありますので、小物程度であれば収納が可能です。
なお、元々グローブボックス内にあったETCとクルーズスカウター本体はシッカリと固定して使用に支障が無いように整理しました。
作業後記-----------☆
今回はスピーカー交換やデッドニングといった音関係を含まないお仕事でした。
「オーディオファクトリー・サウンドプロ」という屋号ですので、当然、音関係のご依頼がメインですが、それらに付随して、カスタムパーツを制作する機会は少なくありません。
今回のような統合型のモニターベースの他、ツイーターベース、ナビモニターベース、トランクフロアパネル造作、などなど、適切な市販品がないものや、あっても、よりこだわりのあるものにしたい場合、レイアウト変更に伴う作り替えなど、いろいろとカスタム制作を承っています。
自画自賛になってしまいますが、いずれもオーナー様の使い勝手を最優先に、室内の質感や色合いに合わせてデザインしますので、既製品にはないクオリティを提供させていただけるものと思います。
単なるオーディオ機器のポン付けではない、インストーラーならではの仕事の価値を追求して参ります。
各種ご相談はお気軽にどうぞ☆
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