祝・ 新社長ご選任!NX350hをブルームーンスピーカーでサウンドアップ♪
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
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レクサスNX350h Version-L AWDの事例紹介です。
NXシリーズは日本が世界に誇る♪レクサスのSUV車です。
サイズ別の序列でいくと、最も大きいのがLXシリーズ(1996年〜)、ついでRXシリーズ(1998年〜)、その次がNX(2014年〜)で、最もコンパクトなのがUX(2008年〜)という順になっています。
NXは初期型(AZ10型)としてNX300とハイブリッド盤のNX300hでスタートし、2021年のモデルチェンジで現行のAZ20型に切り替わりました。
ラインアップは、ガソリンモデルのNX250とNX350、ハイブリッドのNX350hに加えて、レクサス初となるプラグインハイブリッドモデルとしてNX450h+が加わりました。
当店にご入庫いただくNXは350h>350h>450h+という順番になっていますが、どれもF SPORTばかりで、赤黒以外にどんな色のシートがあるんだっけ?という状態でしたが、今回は(多分初めて)version L仕様の車をご入庫いただきました。
標準の350hが520万円〜なのに対して、F SPORT、version L共に608万円〜と価格帯は同じようですが、F SPORTは専用アウターパーツやパフォーマンスダンパー、専用シート等によって、文字通りスポーツ系のテイストを強めてあり、対するversion Lは基本的な上質感を訴える味付けになっているようです。
標準モデルとF SPORT、version Lとのインテリアを見比べると、モニタサイズの違いに気付きます。
標準のほうが9.8インチなのに対して、両者は14インチと大きくなっています。いずれも「ディスプレイオーディオ」ではあるんですが、9.8インチは、地図データを通信経由でクラウドから引っ張ってくる、多くの方の「ディスプレイオーディオ」の認識になじむ仕組みを採用していますが、14インチの方は、本体内のSSDにデータを持っている、サイバーナビ的なフル規格ナビのような仕様になっているそうです。
当然ながら、前者は通信の条件が悪いときは機能が制限されますが、後者は常に余裕ということでしょう。商品の差別化が巧みですね。さすがです。
今回の350h AWDは、ブラック/リッチクリームのシートがファンシーな一台です。
今回の例で、総額税込295,350円で、ウーファーをミドルグレードのAX165にすると244,750円、ベースグレードのSX165にすると217,250円という予算感です。
施工の様子をどうぞご覧になってください♪
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この車には、パイオニア渾身のレクサス・プレミアムサウンドシステムが搭載されており、当店が視聴させていただいた限りでは、純正オーディオとしてはなかなかの出来だなぁと評価しているのですが(特に高域の定位感)、某B◯SEシステム然り、製品の評価は、事前の期待値および価格と、実際に手にした製品のパフォーマンスとのバランスで決まるのでしょうか、レクサスのピカピカのブランドも含めて期待が高い分、早々に「可もなく・・不可もなく・・」ポイントに回帰してしまったようです。
その後、音質改善策を求めてブラウジングの日々を過ごされ、ありがたいことに当サイトを見つけていただき、ご相談いただくに至りました。
事前に、直近アップさせていただいたNXの事例を熟覧・熟考いただいていたこともあり、商談は効率的に進み、フロント3wayスピーカーを2wayコアキシャルと、ウーファーに交換し、デッドニングで環境整備を行う、他事例のプランを踏襲する内容にて、ご下命いただきました。
◯スピーカー選択
ダッシュ上のハイレンジスピーカーとしてCX100を、センタースピーカーとしてMX080を、そしてドアのウーファーとしてRX165のウーファーをお選びいただきました。
ウーファー用スピーカーの選定に際して、他事例で組み込まれていたブルームーンオーディオにすることは決めていらっしゃったのですが、せっかくだから、全グレードを聴き比べて選んでみたい♪とのご要望でしたので、お店のデモボードに揃えてある3種類(RX165/AX165/SX165)をご視聴いただきました。
システム的には、ハイレンジスピーカーとしてコアキシャルモデルのCX100を使うので、上記3銘柄を2wayセットとしてお使いいただくわけではないのですが、ウーファーは、音の中核となる帯域を司り、高域ユニットのパフォーマンスを下支えする役割も持ったユニットですので、こだわる意義は十分にあります。
結果として、RXのウーファーをお選びいただくに至りました。
◯インストール
・ドアウーファーは、楕円形のスピーカーホールに対応して専用製作した、MDF製バッフルボードを介してしっかりと固定しました。
・ドアの筐体をエンクロージャー(スピーカーボックス)として機能させる上で、ドア防振は必須と考えます。当店では制振性能の強弱の二択でお選びいただき、状況に応じて細かくアレンジするスタイルをとっておりますが、今回は制振性能の強いデッドニンググレードにて施工しました。
・スピーカーケーブルは、より抵抗の低い社外品を使う手もありますが、純正ケーブルを活用して、コストを抑えています。
以上を持って、350hのオーディオグレードアップが叶いました。
システム的には、特に変わったことはやっておらず、素性の良い製品を、セオリー通りにインストールさせていただいたに過ぎませんが、オーナー様には殊の外ご満足いただけたようでした。
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それではドアチェックからです。
当コーナー初登場の「ブラック&リッチクリーム」カラーのドアトリムです。
白系のカラーを持ち込むと、独特のエクスクルーシブ感がでますね。F SPORTの赤黒に慣れていたこともあって、とても新鮮です♪
NXはフロント3way形式を採っており、ドアウーファーと2wayコアキシャルのハイレンジスピーカーから構成されています。
今回はそれぞれ同じ位置で、同じ形式のスピーカーに入れ替えますので、外観、並びに機能の両面において、純正の様式を維持してグレードアップする格好になります。
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ドアトリムを外したところです。
NXの純正スピーカーは楕円のスピーカーホールに、楕円のブラケットを使ったユニットが使われています。
振動板の大きさは18センチ程度と大きいものが使われています。
純正とはいえども、サブウーファーと相まって、低音の伸びはなかなかのものです。
白い樹脂パネルはサービスホールを塞いでいます。
デッドニング施工に際して、取り外すことになります。
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アウターパネルの作業が終わったところです。
インナー/アウターの両方について、清掃、脱脂を済ませたら、短冊状にカットした防振材を貼っていきます。
スピーカーケーブルを交換する場合は、この段階で新ケーブルを引き込んでおくのですが、今回は純正ケーブルを活用しますので、変換カプラーを使用してドアの内側に配線を引き込みます。
スピーカーバッフルの上方にチョロっとぶら下がっているのが、純正スピーカーケーブル及びカプラです。
最近のトヨタ車には、軽量化のためにアルミニュウム製のケーブルを採用しています。写真をご覧いただくとわかるように、アルミケーブルには白色の皮膜を使うことにしているようです。
純正カプラ内の端子はおそらく錫(スズ)メッキした真鍮なので、サビやすさに開きがあるアルミと接触させると、細かいことを言えば、弱い方のアルミが錆びやすいというのが教科書的な理解ですが、アルミ素地が露出しているわけではなく、妙にしっかりした皮膜でピチッと覆われているので、リスクは低いと判断されているのでしょう。
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インナーパネル側の作業が終わったところです。
楕円のバッフルにRX165のウーファーを取り付けて、パネル全面を防振材で覆います。
この車のパネルはさほど起伏がないので、そんなに気を使うこともありませんが、ムリに伸ばしてアルミ箔が断裂しないように、要所で材料を切り合わせて、全面をトレースして行きます。
RX165は、ブルームーンオーディオのアイデンティティを体現するブルーのフェイズプラグが綺麗ですね。
隠すのがもったいないもったいない♪
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