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soundproの愛車 [トヨタ クラウンハイブリッド]

整備手帳

作業日:2023年3月17日

210系クラウンをスピーカー交換&カメラ取り付けでバリューアップ♪♪その2

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目的 チューニング・カスタム
作業 ショップ作業
難易度

中級

作業時間 12時間以内
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交換前の純正ツイーターです。

昨今のトヨタ/スバル車で採用が進んでいる、比較的大きめな口径をもつツイーター、というかハイレンジ・ユニットです。
ご覧の通り、コーン型の振動板を持っています。小径のドーム型のツイーターほど、高音側がキリッとはしませんが、より低い音まで再生できるので、ドア側のウーファーとの音のつながり・一体感が出しやすい特徴があります。

「シャープな音像!」とか「目の前に定位!」といったキーワードを意識して設計される、アフターマーケットのスピーカーセットの音質に比べて、包まれるような、万人向きの柔らかい音像を志向する純正オーディオシステムには、こういうスイートスポットの広いユニットは都合が良いのだろうと思います。
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ツイーター交換途中の様子です。

冒頭でご説明しましたとおり、SX165付属のネットワークを2分割したうちの高音域側の半分を介在させています。手前に写ってるのがそれです。
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交換後の様子です。

純正ハイレンジユニットが取り付けられていた樹脂フレームに対して、当店オリジナルのツイーターブラケットがネジ止めされており、そのブラケットの上にSX165のツイーターが乗っている、2段構えになっています。

写真のSXのツイーターは、なんだか純正のように愛想がありませんが、ツイーターの正面を防護しているパンチンググリルを取り外してあるのが原因です。でも、ドーム部の直径は十分に確保されていますし、背面のモーター部は強力ですので、一般的な純正ツイーターとは比較にならないパフォーマンスを示してくれます。
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純正のセンタースピーカーは、ダッシュボード左右に設置されているツイーターと同じ口径のハイレンジスピーカーです。
ただ、フルレンジ信号が入力されるツイーター用には、ハイパスフィルタとしてのコンデンサがついているのに対して、アンプ出力段階でハイパスがかかっているセンター用については、フィルターは付いていません。
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センタースピーカー交換後の様子です。使用ユニットはブルームーンオーディオのMX080です。

同ユニットをセンターに使う場合、ユニットのフランジ部分に設けられているネジ穴が、純正ユニット取り付け用のネジ穴と上手く合わないケースが多いため、フィッティング用の薄手のバッフルを製作して取り付けることになるのですが、今回はフランジ部のネジ穴にあわせてねじ込める余地があったので、バッフル製作なしで取り付けられました。(純正のネジ穴より10ミリほど外側にネジを打っています)

MX080の取り付けの様子を紹介する際、都度都度触れていなかったのですが、この製品の販売単位はペア(2個セット)です。
本来なら、余った一つもお買い上げいただいてお持ち帰りいただくことになるのですが、当店では単品売りに対応させていただいております。
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すこし時間を戻して、スピーカーホールの状態をご覧いただきます。

穴の中には、ご覧のように吸音用のコットンを詰めてあります。
スピーカー背面のエンクロージャー内の音の反射を防ぐ効果があります。
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センタースピーカーのサイズが大きくなるので、振動板に干渉してしまう部分をトリミングする必要があります。

写真は加工前です。
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そして加工後です。

干渉する部分のリブを切り落としました。

これにてオーディオ関係は終わりです。
引き続き車外カメラとモニタ設置作業のご案内に移ります・・
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今回は、210系クラウン・ロイヤルサルーンGのツイーター、センタースピーカーの設置をご覧いただきました。
次回は、フロントとサイドカメラの設置をご案内いたします。

クラウンのように落ち着いたセダンの場合、今回の「フロント2way+センタースピーカーの交換」で、かつ、スピーカーケーブルは純正ケーブルを活用するパターンのご依頼がもっとも多いですね。

◯純正の位置でのスピーカー交換の場合、純正ケーブルには、ツイーターとウーファーのいずれもフルレンジ信号が来ていますので、ツイーター側には低域カット、ウーファー側には高域カットすることによって、帯域のすりあわせをする必要があります。
こういった場合、ツイーター用とウーファー用とで別々になっている、バイアンプ対応のネットワークが付属している製品だと、特別な加工は不要で、すんなり施工することが出来ます。

◯コレに対して、今回のケースでは、バイアンプ対応でない(1 in 2out)ネットワークを分割する加工を施して使いました。(1)加工賃が別途発生する点(片側5,000円程度)、(2)回路的に基盤が切り離しにくい場合は対応出来無い点、(3)原則としてメーカーの保証はなくなってしまう点にご留意頂く必要があるので、オールマイティな方法とはいえませんが、一つの選択肢ではあります。(SX165の分割については当店で保証をいたします。)

◯以上2つは、製品に付属したネットワークを使って、ツイーターとウーファーの帯域をきちんとすり合わせるケースですが、バイアンプ対応でない(1 in 2out)のネットワークのまま付けてしまう方法もあります。
これはネットワークをツイーター側のハイパスフィルタとしてのみ使い、ウーファー側はフルレンジで鳴らしてしまう方法です。
お察しの通り、理屈の上では、ウーファーの高域側がツイーターの帯域とカブるので、完全な切り分けが出来ていないことになりますが、帯域処理については、もとの純正システムと同じ条件ですし、スピーカー交換による音質向上効果が、その条件を遥かに上回るので、十分にご納得いただけるケースがほとんどです。

これらスピーカー交換の領域を超えて、DSPを投入したハイエンドシステムを組むことも当然ながら可能です。
ご希望とご予算に応じて柔軟に対応しますので、どうぞお気軽にご相談ください。

メールフォームはコチラです。
https://www.soundpro.jp/contact/index.php
電話もお気軽に♪
03-5913-8450です!

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