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soundproの愛車 [BMW M4 クーペ]

整備手帳

作業日:2024年5月26日

M4をアンプレスDSPとデンマークハイエンドスピーカーでサウンドアップ♪

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目的 チューニング・カスタム
作業 ショップ作業
難易度

中級

作業時間 12時間以上
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BMW M4の事例紹介です。

Mの頭文字が付くMハイパフォーマンスモデルは、BMWのレース部門およびモータースポーツ関連の研究開発を担当する子会社であるBMW Mがチューニングした車両で、サーキット走行などの過酷な条件に耐える性能が与えられています。

メルセデスベンツがAクラス、Cクラスといったローマ字を車格を表すコードとして用いているのと同様に、BMWではアラビア数字を採用していますが、BMW Mが企画したモデルのネーミングはM+ベース車の数字という法則で成り立っています。

2024年時点では、1・7シリーズを除く全シリーズをベースとした車両がラインアップされており、各モデルの生産開始年は以下の通りです。(X系除く)
M2(2016年-)
M3(1985年-)
M4(2014年-)
M5(1985年-)
M6(1986年-)
M8(2018年-)
M ロードスター/M クーペ(1998年−)
Z4 M(2006年−)


今回ピックアップする2代目M4(G82型)は、上記の通り2014年から販売開始されているハイパフォーマンスモデルで、ベース車両のラインアップ再編に合わせて、それまでのM3は4ドアモデル専用となり、2ドアクーペとカブリオレはM4に引き継がれる格好となっています。

オーナー様は古くからお付き合いいただいているお客様で、M4の初期型(F82)に続いて、2代目の(G82型)でもご用命いただくことになりました。
過去の経緯をかいつまんでお伝えすると、2016年ごろ、初代F82型にJBL製コンポーネントで構成していたBMWブライトオーディオパッケージF2-8を施工させていただきました。その後Bluetoothレシーバーなどを追加した後、2021年に、2代目(G82型)への乗り換えに伴い、スピーカー変更を含むシステム載せ替えを行いました。

その後しばらくお楽しみいただいていたんですが、それまでご愛用いただいていた「アンプ内蔵型DSP」から、「アンプレスDSP+セパレートアンプ」への変更による高音質化についてご相談をいただいたのをきっかけに、再度ご用命いただくこととなりました。

段階を追ってシステムアップしましたので、支出は段階的に発生しておりますが、これを現在の価格で一度に施工する場合、税込総額166万円ほどの予算になります。
こういった経緯を辿っていますので、コンポーネントの購入・設置時期はまちまちですが、今現在の状態をご紹介させていただこうと思います。

それでは施工の様子をご覧ください♪
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システムの概要としては、純正オーディオ出力(or ウォークマン)をヘッドユニットとして、アンプレスDSPと外部アンプ2台を使ってフロント3wayを鳴らし、さらにパワードサブウーファーで最低域を補強するというシステムです。

○ヘッドユニット・純正オーディオ
M4の標準オーディオは、10スピーカー(205W)から成るHiFiスピーカー・システムです。
構成は以下のようになっており、これらをセパレート式のアンプで駆動しています。
(1)フロント:2wayセパレート
(2)センター:2wayセパレート
(3)シート下:サブウーファー(左右に1基づつ)
(4)リア:フルレンジ

今回は、(1)フロントHighと(3)フロントLow信号をDSPに取り込み、フロント3wayとパワードサブウーファーを鳴らすこととします。
(2)センタースピーカーは音が出ないように純正ケーブル(のコネクタを)抜いています。
(4)リヤスピーカーについては、純正ヘッドのフェーダーをフロント側出力100%に調整することで、音を出さないようにしています。(PDC:パーキングディスタンスコントロールの音声だけ聞こえるようになっています)

○DSPとアンプ
・DSPはaudisonのbit One HD Virtuoso(税込209,000円)です。
Virtuoso(ヴァーチュオーゾ・巨匠、名手)の名を冠した、ausionのDSP製品のフラッグシップモデルです。
オプティカル・デジタル入力 x 2系統、アナログ入力 x 12ch、プリアウト(RCA出力) x 13chを装備し、ハイレゾの96kHz/24bitの内部処理に対応したDSPです。
普及モデルのアンプ内蔵型DSPと違ってパワーアンプ機能を持たないため、アンプ由来の電圧変動やノイズの影響を排除でき、安定した動作が見込める他、その時々の好みに応じたアンプ選択の自由度も得られるため、アンプ内蔵型からのステップアップ商品として、ハイエンドハイファイを指向するユーザーに選ばれる製品です。

・アンプはABYSS製品を2種、起用しています。
ツイーターとスコーカー用としてMFA5 evo-4ch(税込366,300円)
シート下ウーファー用としてMFA3 evo-2ch(税込200,200円)を選びました。

ABYSSは韓国系のオーディオ機器メーカーで、現在のところアジア全域を商圏としているようです。
現在の商品構成はアンプ5種7製品、スピーカー3種3製品を展開しています。日本市場においても、この数年で見かけるようになってきました。
当店では、4ch・D級アンプのMFA1というのが税込74,800円という価格に対してかなり音が良いと感じましたので、2年ほど前から取り扱いを開始しています。

今回のMFA5/MFA3は最近の新製品で、AB級動作の上級機です。
DSP本体とアンプ2台と搭載機器が多いため、設置スペースの関係でリヤトレイに吊り下げ設置することになりましたが、小型軽量で主流のD級アンプに比べて発熱量が多いため、この設置方法は放熱対策の観点からもアドバンテージがあったと思います。

○スピーカー
デンマークのハイエンドオーディオブランドであるスキャンスピークでツイーターとスコーカーを揃え、シート下のウーファーはaudisonのBMW専用品を調達しました。

スキャンスピークのツイーターはIlluminator D3004/604000(税込126,984円)で、スコーカー(ミッドレンジ)はGold 11M/4631G05(税込118,382円)です。
audisonのウーファーは、APBMW S8-4(税込39,600円/1本)です。
BMWのシート下の純正ウーファーとトレードインできるように、純正ユニットと同じ形に設計されています。
サブウーファー帯域のユニットは、音色という意味での音質の差はほぼなく、再生可能帯域と能率が事実上の選択基準となるので、BMWの場合はお揃いにこだわらず、こういった専用品を選ぶのがスマートですね。

○パワードサブウーファー
CerwinVegaのVPAS10(旧製品)です。
シート下に収まる本格的なパワードサブウーファー製品の中で、ダントツのコスパを誇った製品でした。
ダイキャストボディ、25センチウーファー、200Wアンプ内蔵で3万円台後半のびっくりプライスでしたので、かなり気合いを入れて拡販しました。
現在のサーウィンベガでは後継品はなく、BLAMのMSA25P(税込77,000円)、KICKERのHS10(税込106,700円)あたりが同クラス品になると思います。

DSPのセッティングの点では、このパワードサブウーファーが最低帯域となるため、シート下のウーファーはドアのスコーカーとの境界を定めるためのローパスに加えて、当パワードサブウーファーとの境界を決めるためのハイパスもかける「バンドパス」フィルターを設定しています。

○その他ユーティリティ
現代のドライバー全員の必需品である前後2カメラドラレコ(ZDR035)と、一部の方の必需品のレーダー(ZERO 808LV)共にコムテック製品を取り付けました。


以上がM4の現在のオーディオシステムです。
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最初はDSPにインプットするソースの紹介からです。

DSPに有線接続される純正ヘッドユニットが形式上のメインソースということになりますが、実際の運用上は、Bluetooth接続されるSONYのウォークマンNW-WM1AM2をメインソースとして使っています。

Bluetooth接続には、DSPに光接続したBEWITHの RT-1をレシーバーとして使っています。
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ドアの外観です。

2ドアなのでかなり大きいですね。
それに加えて、約半分がボディカラーと同色で占められているので、迫力がすごい!写真の10倍くらい派手です(笑)。

スピーカーレイアウトは、ミラー裏にツイーター、ドアグリップの位置にスコーカーが設置されています。
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ドアトリムを外したところです。

BMWのモデルチェンジの課程で、モデルコードがG系に変更されたころから、インナーモジュールパネルの脱着に際して、あらかじめ窓ガラスを取り外す(要専用工具)前提になってしまったんですが、2ドアモデルではパネルのみ取り外し可能な設計になっています。

パネルは、7本のボルトと9個のロータリークリップで固定されていますので、脱着は容易にできます。
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アウターパネル側の作業が終わったところです。

パネルを外すと、サービスホールが3つに分割されています。
多くのモジュールパネル式の車のドアは、ガクブチのように中央が大きく開いているのですが、この構造だと強度が高水準で確保できてよさげな感じがしますね。

アウターパネルの清掃と脱脂を済ませたら、短冊状にカットした防振材を貼っていきます。

SUPRAのスピーカーケーブルは、この状態で引き込んでおきます。
ボディとドア間は、専用カプラ付きのブーツで接続されており、カプラ部分に通線するスキマがないため、ボディ側の空きグロメットを利用して外にケーブルを出してから、ゴムブーツに脇から侵入し、ドア内に到達するという経路をとります。
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スピーカー(スコーカー)取付部の加工のようすです。

二つ前の写真をご覧いただくとおわかりのように、中央上段にスコーカーが取り付けられておりますが、その背面は樹脂パネルが壁になっており、スピーカーの背圧が抜けにくいため、稼働条件としてはあまりよろしくありません。

また、今回取り付けたScan-Speak Gold 11M/4631G05は、取付奥行き寸法が47mmと、このクラスのユニットとしてはだいぶ厚く、背面の壁がかなり接近してしまうため、背圧を逃がすための穴あけを進言し、ご了解いただきました。
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インナーパネル側の作業が終わったところです。

スコーカー用バッフルには、アルミ製バッフルでお馴染みのM&M Design製MX-BMWを使っています。
樹脂製のパネルにみっちりと防振材を貼りました。
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今回はM4のフルオーディオ・インストールの事例のドアスピーカー交換をご覧いただきました。

カーオーディオ投資の目的は、当然ながら高音質な楽曲再生を楽しむ!ことですが、もう一つの見方として、システムの強化による機材と音の変化を楽しむ!という尺度もあると思います。

この後者の楽しみ方は、お客様の考え方によって、以下の二つのスタイルに分けられるように思います。
(1)当初から後々のシステムアップを想定して、ドア防振などの基本メニューから手をつけて、スピーカー→サブウーファー→DSP・・と順番に手をつけていく「積み上げ式」
(2)パッケージメニューなどで一定の規模のシステムでスタートしつつ、コンポーネントを更新したり買い足したりする「入れ替え式」

最近は、短期間で一定の成果をもとめられる世相を反映してか、スタート段階から一定レベルのシステムを組む(2)の方が大半ですが、平成のころはぼちぼちいきましょうの(1)の方が主流だったように思います。


今回のお客様は、JBLのパッケージメニューから始まって、部分的に入れ替えたり買い足したりしながら今に至る、(2)のパターンを辿るお客様です。
今回のエントリでは、現状のシステムを写実的にご紹介しましたが、初来店から今に至る8年間の履歴を顧客台帳から拾い出してみましたので、時系列での変化としてご紹介してみます。

2016/03 BMW M4(F82)初ご来店
BMWブライトオーディオパッケージF2-8(JBLスピーカーとJBLのDSP)を施工

2019/12 機器入れ替えと買い足し
DSPをaudison APF8.9bitに入れ替え、DSPコントローラーDRC-MPと、BluetoothレシーバーRT-1を追加

2022/10 BMW M4(G82)への乗り換えに伴う移設を実施。スピーカーコンポーネントを入れ替え。
(ツイーター)Scan-Speak Illuminator D3004/604000
(ミッドレンジ)Scan-Speak Gold 11M/4631G05
(シート下ウーファー)audison APBMW S8-4

2024/04 DSP内蔵アンプをアンプレスDSPと外部アンプに入れ替え。
(DSP)audison bit One HD Virtuoso
(アンプ)ABYSS MFA3 evo(2ch)
(アンプ)ABYSS MFA5 evo(4ch)



ゆっくり積み上げたいお客様も、そこそこのところから始め対お客様も、はたまた一気にレッドゾーンに飛び込みたいタイプのお客様(笑)も、ご予算とご要望に応じてきめ細かくプランさせていただきます。
どうぞお気軽にご相談ください!

メールフォームはこちらです♪♪
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