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今朝見ていたとくダネ！。
被災地の取材で出逢ったお母さんを探す少年とそのおじいちゃんのインタビュー｡

行方不明のお母さんを探している｡一人で車を運転中に津波にあった。
目撃情報でこの辺りを走っていたらしい・・・と何百台も流されてきた車の中からお母さんの車を探していた。
頑張ってくださいと別れた後､それらしい車が見つかったと一緒に探していた親族が呼び､
現場に走る少年とおじいちゃんと取材陣。
ショッピングセンターの暗い室内に数台の車に挟まれ傾いた車が。
駆け寄るおじいちゃんと少年と親戚の方。
泥にまみれたフロントガラスを擦って室内を確認する家族。
取材陣がレスキューに連絡を入れて到着するまで､車内に乗っていたお母さんの名前を
呼び窓ガラスを叩いて名前を呼び続ける。
レスキューが到着し車内を確認､ガラスを割って・・・車の周りをブルーシートで覆う。
少年のお母さんは亡くなっていた。

これが被災地の現実・・・
あまりに・・・あまりに辛すぎる現実に観ていて涙が出た。



この惨事をある人は天罰と言っていた。

天罰。神が下した罰。

自分は神論者でも無神論者でもないが､
もしいるなら神様。


何故です？

あの少年を含め被災に遭われた方達は罰を受ける罪をおかしたのですか？

人は生きてく中で罪を犯さない人はいません｡

ですが・・・何故彼らなのですか？

他に本当に罰を受けなければならない人たちがいるでしょう？

何故・・・




自分は天罰だからと納得はできません。




震災から今日で7日目。死亡・不明者は現時点で約１万５０００人・・・
ニュースで流れたこの家族もその一部に過ぎないのです。

ここの所ずっと自分に何が出来るかと考えていました。
遠く離れたこの地からは募金ぐらいしか出来ません。
自分の生活では微々たる募金が精一杯です。

数日前からテレビでは地震の特番も少なくなり､徐々に普通の生活を取り戻しつつあります。
数ヶ月経てば被災地の事も日常に隠れていってしまうのでしょう。

でも別の方のブログで言われていました。

「それからが本当のボランティアが始まる」と。

微々たる募金しか出来ませんが､今回の災害を忘れず少しづつでも募金をしていく事が
今の自分に出来る事だと思います。

そしてあの家族の事も忘れないでいたいです。