ゴルフ4R32にこの先も乗り続けるために、二度目のリフレッシュを受ける事にしました。
しかも今回は以前から自分の中の懸案だったブレーキのアップグレードとエンジン本体にも手を付ける事にしました。
内容はハイカムとそれに見合ったECUチューニングで、既に吸排気系は3年前に済ませてあるので、今回のハイカム&ECUでどれほど変わるのか今からワクワクしてます。
もしかすると、2~3日で慣れてしまうんじゃ無いかとも思ってますが…(-_-;)
15年も前のクルマにと思うかもしれないけど、これは自分の一つの目標のようなモノだと思っています。
最初はノーマルでず~っと乗るつもりだったんだけどネ(^_^;)周りの皆さんの愛車を拝見してると、刺激を受けますよね〜
あっ!エクステリアは今まで通りノーマルのままですよ(^◇^;)
これから、新しくG4R32のオーナーになられる方や、今現在、所有している方に何かの参考になればと思い、リフレッシュとチューニングの進行状況やインプレッションを今後、思うままにアップしていきます(^O^)/

かなり前にネットを漁っていて、メルセデス・ベンツ(W124)500Eのオーナーが自分のクルマについてブログを書かれていた事ですが、この500Eと言うクルマを説明すると標準車のボディにエンジンベイ及びフロアトンネル拡大などの補強を行い、500SL (R129系) に搭載されていたV8エンジン及び足回りを移植したモデルで、標準車に比べフロントフェンダーが大きく張り出している。開発はポルシェのバイザッハ研究所が担当し、生産工程の一部も1992年までポルシェの工場で行われていた(ここまでウキペディアのコピーっす)(^_^;)
新しくオーナーになる方への購入注意事項や取扱等について事細かく書かれていました、つまりは相当の覚悟でこのクルマを買いなさいと言っている訳で、500Eに対して冷静な目で客観的に見ているオーナーの言葉が重いデス。
これを読んで無理と判断すれば買わないほうがいいと言っている(◎_◎;)
ゴルフ4型R32も同じかもしれないですね、既に生産が終わってから14年程過ぎているし。
中古車も両極端な出物をよく見るし、年式相応の走行距離数や過走行気味の(^_^;)ヤツや、どこに今まで仕舞ってあったのと思うような低走行車など。
少し気になるのは全体的に中古車の相場がやや4型の方が値上がり気味な事、現在、中古車を見てみると約60万〜200万と走行距離数でまちまちで、タマ数も流通しているのは10台前後位じゃ無いかな?
この先、4型R32を購入しようと思う人に冷水を掛けるわけじゃ無いけど、本当はクルマの出来は圧倒的に5型の方が良いですよ。
4型は洗練されて無いんですよね、ステアリングはクイックで、足回りも硬いし、ボデイ剛性も5型に比べると緩いし。
好事家向けだと思いますね、その荒々しさが好きだと言う人が多いのも事実ですし(^o^)
1台で何でもこなすオールマイティと言えばそうかもしれませんが、今までのゴルフの中でも最も辛口の一台です、優等生なGTIの延長では無いと思います。

二年前にシフトリンケージが壊れた時
家族持ちでお子さんがまだ小さいご家庭なら4型は諦めたほうがいいと思いますよ、あのリアシートに何時も座らせられたら、きっと将来グレると思いますよ(T_T)突き上げがキツくて必ず苦情が出ます(~_~;)
クルマの程度にもよりますが車検の費用は思った程かかりません、あくまで私の場合ですが(年間走行距離5,000キロ強ほどの使用で)油脂の交換費用も含め約16万程ですみます。
基本的に丈夫なクルマですがマイナーなトラブルは年式相応にあります。初期モデルではHIDヘッドライトの左側が点灯しないといった事例がありますが、これもディーラーへ持ち込むと総て交換され請求は25万(*_*)程きます! バラストのトラブルが大半かと思います、ここは原因の追求とバラで部品が出てるので最後まで諦めないほうが良いと思います。

あと、エンジンの熱で樹脂パーツが劣化してヘッドライトハウジングが変形したり、ゴムホースがひび割れたり等、走行後は必ずボンネットは開けて放熱を心がけましょう(;´∀`)
エアコンも壊れやすい部品の一つで走行中のエアコンのオンオフは絶対にしないで下さい、確実にコンプレッサーが壊れます。
エンジン内ではラジエターファンも壊れやすいです、そのまま放って置くと最後はエンジンまで壊れるので、ファンの音は常に気にして下さい。
私は経験が無いのですが、ハルデックスのトラブルもちょくちょく聞きます、これは本当にハルデックスのトラブルなのかは疑問です、と言うのもハルデックス自体あまり壊れることが無いパーツだと言われているからで、疑わしいのはデフじゃないかと思ってます。
こちらもアッセンブリーごと交換となると高額になります。

トラブルではありませんが、純正のビルシュタインが固くてピッチングが酷く、高速道路を飛ばそうなんて思えませんでした、私は約5万キロ走行時にザックスRS-1に交換しました。
純正に比べしなやかでよく粘り乗り心地も改善されました、車高調である点も良いですね、取付費込みで30万程しました。
内装では天井が加水分解でスポンジが剥がれ、段々と垂れ下がってきます。これは純正品を入れても又、数年後に同じことになるので迷わず専門業者に張替えをやってもらう事をオススメします、自分で張替えればもっと安くすみますが(^_^;)
加水分解と言えば、内装の樹脂部品がベタベタになってきます、これはDIYでプラモデル用のうすめ液や無水アルコール、洗剤等で少しづつ剥がす作業したほうが良いと思います。

メーターの液晶も熱にやられて文字が読みづらくなります、そのまま使っていても問題はありませんが、燃費や外気温度のインフォメーションが読めなくなります。修理は2万程で出来るようですが、自分でメーターを外して業者に送らないとダメなようです、メーターを外すとイモビが作動してエンジンがかからなくなります、また取り付けるとまたイモビが作動します。解除の方法はネットでも載っています自分でおこなっても大丈夫だと思います。

トラブルを上げるとキリがありませんが、まだまだ出てくると思います。
それでも絶対に4型R32に乗ると覚悟がある方は買って下さい、そして楽しい4型R32ライフを楽しんで下さい。
地味な外観からは想像できない狭角V6の咆哮、3.2リッター自然吸気エンジンのトルクフルな走りがきっと買って良かったと思わせてくれます。
さあ!始めましょう、素敵で楽しいG4R32ライフを!
(上記の内容はあくまでも個人の実例とその感想です。)