ATF交換作業 【220227km】
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
2011年5月に約19万キロ走行時にATF交換(整備手帳参照)して以来、約3万キロが経過したので、予定通りのATF交換を行ないました。
もう20万キロを超えていますが、シフトショックとかもほとんどなく、やっぱり長く乗るのであれば定期的なATF交換は欠かせないのかなと。
2
まずはATオイルパンのドレンコックは運転席側後方に付いているので、少しでもATFが抜けるよう、対角の助手席側前方をジャッキでリフトアップします。
一応ボディーに負担がかかり過ぎないように、リフトアップ量は左フロントタイヤが浮かない程度に抑えています。
そしてあらかじめレベルゲージを抜いてエア抜けを良くした状態で、ドレンコックを10ミリのヘキサゴンレンチで緩めます。
3
抜いたATFは、エンジンオイル交換時のように廃油処理パックで受けると抜けた量が分からなくなるので、一旦受け皿に受けておきます。
ATFがほとんど垂れて来なくなってきたら、エンジンを数十秒アイドリングさせるとまたATFが抜け出てきます。
これを2回程繰り返してATFを十分に排出したのを確認したら、ドレンコックを閉めてリフトダウンします。
4
受け皿の目盛りで抜けたATFの量を測ってみると、約3.2リットルでした。
このクルマのATFの容量(トランスミッション部)が5.6リットルなので、6割近く(約57%)ATFが抜けている事になります。
抜いたATFの色はさすがに透明感は失われていますが、変色の度合いは個人的にはそれほどないように感じます。
5
ATFはドレンから抜けた分と同量をレベルゲージの所から注入するのですが、画像のようにジョーゴを使用すると便利です。
また、AT内部にホコリ等を入れないように、ジョーゴは事前にしっかり洗浄して乾燥させてから使用します。
ATF注入の際は、あまり勢い良く入れすぎるとジョーゴから溢れ出す危険性があるのでゆっくり入れるようにします。
6
今回も交換方法はいつものように希釈方式ですので、ATFを抜いて入れてというのを3回繰り返します。
ATFを入れたら、各シフトポジションに十分ATFを行き渡らせるために実走行します。
実家周辺を20キロ程走ってから、再度ATFを抜きます。
この画像は2回目に抜いた時のもの。
7
2回目を抜いたら、また同様に20キロほど実走行し、3回目のATF交換作業を行ないます。
この画像は3回目に抜いた時のもの。
何か2回目と液色はほとんど変わっていない気も・・・
ATFを3回抜いて入れてを繰り返す事で、およそ全容量の9割が新油と入れ替わっているという計算になります。
8
最後(3回目)にATFを抜いた時は、十分抜け切ったのを確認したらドレンコックを締め、ATFとバーダルのAT添加剤であるATCを注入します。
当然、ATCと新油のATFで抜けたATFと同量となるようにします。
最後は実走行して完全暖気させてから、レベルゲージで確認してATFを規定量にしっかり合わせれば作業完了です。
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