純正HIDバーナーの交換(改訂版)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
カミサンのクルマ、モビリオスパイク。ヘッドライトがやけに暗く感じるようになったので、取り替えることに。
まずは結果から。
画像の上は、交換前、下が交換後。カメラが勝手に判断して修正しないよう、露光値を同じにしてあります。
交換前、古いバーナーの発光具合は、光量も少なく、照射範囲が狭く、更にカットオフもぼけて、もわっとした感じです。
新しいバーナーでの発光具合は、全体に明るく、カットオフのエッジもはっきり出ています。
では、交換作業に入りましょうかね。
やっかいなことに、このクルマ、純正HID装着車なんですよね~。
メーカーの見解&取扱説明書の記述では…
「HIDの交換は、ホンダ販売店にて行ってください」
つまりあれかぃ、自分ではやっちゃだめだよ、ってことかぃ??
…って、無駄に怒るふりをするのはやめて、と。まあ、それだけ危ないってことなんでしょうね。自信のない人はやらない方がいいです、本当に。
2
ボンネットを開けると、ヘッドランプハウジングに大袈裟なカバーが付いています。
手が入らないからバンパー外してヘッドライトハウジングも外して…って考えていたけど、結構手が入る余裕がありました。下手すると、手の入り方はウインカーバルブやポジションバルブ換えるよりも楽です。
しかし!!
3
カバーを止めてあるネジが「いじり止め付きヘクサロビュラ」(通称トルクス)という、ちょっと前なら特殊だったけど今は一般的になってしまった「素人さん触らないで」的ネジで留められています。
いじり止め対応のヘクサロビュラレンチ(写真下の工具です)を使いますので、道具がない人は用意しましょうね。
ネジを外して、カバーを反時計方向に30度ほどひねると、外れます。
4
大袈裟なプラの蓋を取ると、こんな感じになっています。
一見モノモノしいですが、H4タイプのハロゲンバルブを交換したことがある方なら、たいして変わりません。まあ、いろいろ狭い所ですので、部品を落としたり、ネジを落としたり、バーナーをあちこちに「ゴリッ!」とか「ザリッ!」とかやらないように注意しましょう。
5
バーナーのお尻の電極に繋がっているコネクター。ここも、反時計方向に30度ほど回転させて、外します。
6
バーナーを固定しているトーションバー(針金のパーツ・赤丸)は、固定金具(青矢印)に引っかけて止まっているので、
押しながら、内側に縮めて固定金具から外します。
そうすると、
7
いよいよ、古いバーナーが外れます。
だいぶ使い込んでいます。
新しいバーナーを取り付け、ここまでの手順を逆に繰り返して終了です。
新しいバーナーを取り付ける時は、バーナーのガラス部分を直接手で触ったり、他の部品と触れ合わせたりするのは、よくありません。慎重に扱いましょう。
万一、ガラス部分に直接触ってしまった場合は、アルコールやアセトンなどで脂分を取り去ってください。脂分が付いたままだと、部分的に高熱になり、最悪、破裂の危険があるとのことです。
慎重にゆっくりやれば、誰でもできる作業だと思います。
挑戦する方は、がんばってみてください。
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