ヘッドライトくもり取り

車齢10歳越えですから、白内障も発症してますとも。

特に右目が悪い…

以前にクーペフィアットでもやったことありますが、
http://minkara.carview.co.jp/userid/442529/car/446982/1297132/note.aspx

ラグナもヘッドライトのリフレッシュが必要な様です。

耐水ペーパー400番から磨きはじめます。

工場出荷時の表面のコーティングは結構分厚いようですが、それがすっかり劣化して、水をかけながらゴシゴシ研磨していますと、黄色い汁となってダラダラ取れていきます。

この写真は、コーティングを全て剥がし終わった時点のものです。上記の１の写真より白っぽくなっているのがお分かりいただけますでしょうか？

黄色い汁とは、こんな感じ。

劣化コーティングがキレイになくなると、レンズの樹脂自体の削りカスが白い汁となって取れてきます。黄色⇒白色となったらコーティング剥がしが終わったという目安になります。

樹脂の下地自体にキズでもあれば、それが消えるまで研磨しますが、そういうキズが無ければ、白い汁になったら400番は直ちに終了します。レンズが磨り減ってしまいますからね。

その後は600番、800番、1200番、1500番と磨きまくります。削ってはいますが、曇りを回復させるための磨きという意味合いです。

1500番まで磨くとこんな感じです。
ん？最初と何にも変わっていないぢゃないかって？

そうともいいますが、これからが仕上げです。

しかし、ラグナのライトはクーペフィアットより大きくてシンドイなぁ。

コンパウンドで磨くと、ここまで透明になってきます。

さて、ここでソフト99のLIGHT ONE（ライトワン）ヘッドライトリフレッシュを用います。

これにも、ベースクリーナーと称する研磨剤入りの下地準備剤が入っていますので、説明書どおりに用い、下地の最終仕上げを行います。

その後、トップコートを付属のスポンジで塗布。一分まってから、液のついていないほうのスポンジで塗布面をならし、24時間ぬれないように放置します。

すると、こんなふうに仕上がりました。

ラグナは、クーペフィアットの場合のように内側がくもったりしていなかったので、新品みたいになりました！
ヤッター！

しかし、ライトが大きくて、片側に3時間強ほど要してしまい、両方を終了するのには2日がかりで、全部で7時間ほどもかかってしまいました。

ラグナは、ライトのレンズが2つの面に分かれるキャラクターラインを含む様な造形なので、ポリッシャーなどの機械磨きをやると、にゃぴの腕では角を丸めてしまいそうで、あくまでも手磨きにこだわってしまったのでした。あ～、疲れた。

そんなに重症でなかった左目も、完全にコーティングを剥がして、地肌を完全露出させてから、同じ様に処置しました。

これで両方とも、大きなキラキラの澄んだ目になりました。