目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
走行していると、ドカンとショックが来て、トランスミッションのエラーが表示されることが時々ありました。
この警告灯が点灯したときには、ギアは速度や回転数と関係なく3速に固定されます(NやRやPにも入りますが…)。
走り出してすぐの、まだそんなに温まっていないとき、どちらかというと上り坂を走行しているときに発生しやすかったかもしれません。でも、15分以上走ってから起きることもあったしなぁ…。発生条件は完全には断言できません…orz
発生頻度は、二ヶ月に一回あるかどうか、というくらいで、停車してエンジンをかけ直すと、警告灯は消えて、ATも正常に変速されるようになります。
直四のラグナ2の四速AT(DP0)なんて、こんなもんだろう、とあまり気にしていませんでした。
ところが最近、これが毎日1~2回発生するようになってしまったのです。ひどいときには3回起きたことも…。なにか事態が進行したに違いありません。
2
主治医にログを読み出してもらったところ、ATの油圧制御のソレノイドバルブが正常に動かなくなって発生したとのこと。
DP0ですから、いつかは来ると思っていましたが、ついに定番の洗礼を受けてしまったようです。
大抵はシフトダウンに関わる方のソレノイドバルブを交換すれば直るそうですが、万一それだけで治らなかった場合には、もうひとつのバルブも交換しなければならず、そうすると工賃が倍になってしまいます。予防原則を適用し、2個ともバルブを交換することにしました。
3
走行距離 104579km
【部品の部】
ATシフトバルブ 2個 29,808 (@14,904 x 2)
ATオイルパンパッキン 4,968
ASH FS ATF 4L 13,824
【工賃の部】
ATソレノイドバルブ交換 (ATF交換込)43,200
合計 91,800(全て税込)
4
作業後に乗ってみると、変速ショックが減って、とてもマイルドになっていました。
なんだか、普通のATです~。
別の工場の方から聞いたことがあるのですが、バルブがダメになる前には変速ショックが大きめになり、まるでアルファ147のセレスピードみたいに感じられるとのことでしたが、正常になった今から思い返してみると、確かにその様な比喩たりえると思いました。
(セレスピードに慣れている人は、微妙なアクセルワークなどでショックを和らげる技を身に付けられることも、私も元セレの147乗りなので理解しております。念のため申し添えます。)
このクルマを入手直後にASHのATFに交換したのですが、本作業に伴い、3.4万km走行して再び交換することができました。4万kmくらいで交換してみたいなと思っていたので、この点については、ちょうど良かったです。
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