スペアタイヤの積載をGr.A化して、ぽっかり空いたラゲッジルーム。

前回ブログのコメントで一部の方には次なるヘンタイ計画が読まれてましたね。
さすがにホンモノの安全タンクはちょっとアレなんでダミーのタンクですが…^^;
目指すはこの眺め。

どこまで近づけられるか…汗
スペアタイヤとフューエルタンクのGr.A化は大物ゆえ視覚効果も高く(←コレ重要)以前からやりたいなと妄想してて、去年の車検で乗車定員の構変を済ませたのを契機に先ずはスペアタイヤから手を付けた次第です。
Gr.Aセリカのフューエルタンクの仕様は年やイベント毎に違いはあるものの、ST185もST205も概ねこんな形状がTTEのスタンダードのようだ。

※寸法は資料画像と実車を照らし合わせて割り出した予想数値です。
数年前に知り合いの鉄工所に「ステンでこんなの作ったら幾ら?」とザックリ見積りもらったけど、とてもお遊びの工作に払える額ではなかった汗
そんなんで妄想の域を出なかったフューエルタンクのGr.A化だったが、半年ほど前に会社の金属屑ヤードにステンレスのシンクが転がってるのが目に留まる。

ひっくり返してみると…、フューエルタンクに見えなくもない(@@;

四角四面の直方体ではなく2辺が斜めになってるとこがミソ。欲をいえばGr.Aタンクみたいに長辺ではなく短辺の方が斜めなら…、だけどワタシにはもうフューエルタンクにしか見えない(@@;; はい、採用決定♪
ちなみにタンク容量はST205純正の68ℓに対してGr.Aは80ℓ、コレは…47ℓ^^;
ちょうどスペアタイヤのGr.A化も終盤に差し掛かった頃で、並行してタンクの方も構想を練り始めた。
手始めにGr.Aセリカのフューエルタンク画像を片っ端から収集。

もはやワークスかサテライトかプライベーターか、

はたまたST205かST185かすら区別がつかない^^;

てかほとんどST185かも^^;;
Gr.AのST205はST185に比べて資料が少なくいつも苦労します。
タンクの形状はシンクの形で妥協するしかないとして、その他のディテールをいかにホンモノっぽく仕上げるかで見栄えに大きく差が出る。
主なモノとして、①フューエルホース、②センダーユニット、③ラインホース類、あたりでしょうか。
①フューエルホースはアルミのフレキダクト一択。

ホンモノはΦ100っぽいが、ワタシのニセタンクは一回り小さいため見た目のバランスを考慮してΦ75をチョイス。
②センダーユニットは当初Gr.Aと近似形状のモノで妥協しようと国内外メーカーを探しまくったがビビビッとくるのがなく、ならばとアクリル板で自作してみたが出来はイマイチ。何かヒントはないべか~と資料画像を拡大してみるとVDO製と判明。検索すると新品はもう出てないがebayで当時モノ中古品を発見し、迷わずポチる。

コレ、ST185やST205のGr.Aタンクに使われてるのと全く同じユニット。いいブツが手に入った( ̄ー ̄)ニヤリ
またワークスにはタンクの左上に燃料計が取り付けられており、

センダーユニットがVDOなら燃料計もVDOだろうと推察し、オクでジャンク品をポチッたった。

どうせ飾りだからジャンクで十分。
③ラインホース配管に使えそうなパーツを会社の廃材ヤードで探すも、夏にステンやアルミ屑10tほどを処分したばっかで目ぼしいモノはなし。最近まで2ヵ月待ってもコレだけしか入手できない。

#10のステンメッシュホースは手に入ったがフィッティングパーツがない。待ってればそのうち入ってくるから買うのもアレだし~^^;
今回は入手できたモノだけでテキトーに組んでお茶を濁すか。
他に足りない部材やショートパーツはホムセンやモノタロウで調達したが、トータルでは安く仕上がった。ひとまずVer.1の完成です。

やっぱちっちぇえな~爆
スカスカに見えるのはタンクの小ささだけでなく、ジャッキやオイルクーラーとかの周辺パーツがないってのも一因か。
フューエルホースはやっぱΦ100の方がヨカッタかな~、

Φ75はちょっと細くて迫力に欠ける。

給油口からの通りは自然な感じ。
センダーユニットはホンモノ使った甲斐あって映えるわ~^^

ちなみにオーバル型のフィラープレートはアルミシートを貼った塩ビ板です笑
ラインホース類は作り直し前提なんで今回は評価外っす。

元がシンクだけに排水口があるんでアルミのフレキホースを付けてみたが…なんか違う。
アッパーマウント付近に取り付けた燃料計も雰囲気作りには重要なアイテムです。

常時ガス欠です笑
後日談ですが、タンク完成後に入手したST185Gr.Aの画像でやはりVDO製である事が確認できた。

※サファリ仕様なので140ℓの大容量タンクです。
リアゲートを閉めて外からの眺めも、

ステンレスのシブい肌がイイね。
ちなみにTTEセリカのタンクは資料画像からATL製、UNIROYAL製、WILSON RACING製が確認できた。ST185サファリ仕様のタンクにはUNIROYALのラベルが貼られてたんで、

複製してワタシのニセタンクにも貼ってみた笑

反対側にはこれまた複製したパチモンTTEパーツラベルも爆
タンク本体やその周辺パーツは全て車体のサービスホールにブラインドナット打ってのボルト留めやクランプ留めなんで、5分もあれば脱着できます。
こーゆーファッション的な自作パーツって完成時は喜びしかないけど、時が経って客観的に見れるようになるとハズカシさやイタさを感じて外しちゃう事が多々あるんすよね~、今回のはどうなんでしょうね~^^;