Studie injector Cleaning(S.i.C)
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my335iも車齢6年、走行5,5万キロを超えました。エンジンブローをしてショートエンジン(ターボチャージャー・補機類除く)に載せ換えてはいますが、インジェクターは2011年のリコール以来一度も交換しておりません。
N54エンジンは吸気から圧縮行程で「プリ・ポスト・メイン」と3回噴射するシーメンスVDO社製高精度ピエゾ式インジェクターを採用しています。N55やN20エンジンなどに採用されているソレノイド式インジェクターの開閉制御より、2倍から4倍近くの速さで噴射の制御が可能です。1回の行程で、燃料噴射をより精密に計量することができ、燃焼状態を最適に近づける事が出来るのが大きな利点です。耐久性もソレノイド式インジェクターと比べても高いですが、N54エンジンの場合、これが1本41900円(税別)と非常に高価です。ピエゾ式インジェクターノズルは個別に特性(公差)がECUに記録され、インジェクター毎に噴出量などのプログラムがECUに書き込まれています。つまり、経年でインジェクターが汚れてくると、インジェクター毎に噴射性能のバラつきが出て、新車時にECUに書き込まれた特性(公差)の修正プログラムと合致しなくなり、本来の性能が損なわれる事になります。
Studieさんがクリーナーメーカーと3年の歳月を掛けて直噴・ピエゾ式&ソレノイド式インジェクターに対応出来るクリーナーを完成させたとの事で、早速洗浄して頂く事にしました。
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前置きが長くなりましたが…my335iは2011年のリコールでインジェクターを交換してから走行約3万キロ。外して見ると、予想以上にカーボンやワニス(最近のバイオガソリンに含まれる)等の不純物がびっしりと固着していました。
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たった3万キロでもこれだけ汚れるとは驚きです( ゚Д゚)
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これだけ汚れていると噴射口も塞ぎ、パフォーマンスの低下も免れないでしょう。
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インジェクターを外したところです。
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Studieさんと機器メーカーが3年の歳月を掛けて開発した、専用クリーナーで洗浄します。物理的に手を加える訳では無いので、噴射口が傷ついたりする事はありません。写真はインジェクター毎の噴射チェックを行っているところです。吐出量の計測をして、各シリンダーに噴射している量の確認が出来るので、インジェクターがきちんと機能をしているかなども分かります。今回は6本とも吐出量にバラつきや液ダレ等も無く、問題無しで良かったです。
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新品みたく綺麗になりました,゜.:。+゜)同時にガスケットとシールも交換して貰えます。
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効果は乗って直ぐに体感出来ます!!!吹け上がりがウルトラスムーズに、アクセルレスポンスも向上(≧▽≦)神戸から岐阜に帰りましたが、行きよりも若干燃費も向上しました。トータルとしてエンジンパワーも本来のパフォーマンスを取り戻したと言えると思います。
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