
いや、出場したわけじゃないんですけどね。
本当は出たかったんだけど。
さて。
今日はジムカーナ、2011北陸シリーズ第6戦IRCスラロームカップ。
JAF公式戦にあたる大会で、北陸の公式戦では底辺にあたる大会。
(この大会は公式戦なので、JAFのモータースポーツライセンスのB(通称Bライ)が必要な大会です。
Bライについての説笑みは他に譲るとして、これと併催してライセンスがなくても出られるクラスの大会が併催されてます(クローズドクラス)
ちゃんとした大会なんで、当然のことながら事前の申し込み(10日前まで)が必要です。)
流れで書いていこうかな。
大雑把に。
まず朝7時ゲートオープン。
会場に入れます。
この時間までは入れません(笑)
そして受付。
免許証とライセンスを提示して問題がなければ受付完了。
ゼッケンとパンフレットなんかをもらって車両の準備へ。
荷物おろし、タイヤ交換等の車両準備を終えると、朝車検を受けます。
主に安全面のチェック。
シートがぐら付いてないかとか、ヘルメット、グローブを所持しているか、などなど。
レギュレーション違反についてはここで見ることは滅多に無いです。
朝車検が終わると次は完熟歩行です。
コースオープンの時間まで、スタート地点で待機します。
(北陸シリーズなんかだと時間に余裕を持たせてるので車検が終わってからコースオープンまで時間があるのでのんびり出来ますが、人数の多い大会なんかだとスケジュールがつまってて車検時間中でもコースオープン&完熟歩行が始まります。なんで受付&車検はなるべく早く済ませてしまった方が吉)
今日のコースはこんな感じ。
えーっと、高速設定なコースの多い大日でもかなり高速な方のコース設定(笑)
ウェットだと結構デンジャラスな匂いのする感じ。
とりあえず歩きます。
(コース戦略については特に解説しませんー)
まずスタート地点。
まっす~ぐ走って、見えにくいけど中央付近の人が立ってるあたりにある黄パイロンをゆる曲がります。
コース図で言う2番。
次に超高速スラローム?で3のパイロンの左を通過して、4,5のパイロンでヘアピンターンします。
この進入でおそらく速度は100km/h程度です。
そして戻って、3番赤パイロンを右にヘアピンみたいにターンします。
そしてそのまま奥の区画まで全開で突っ込みます。
大量の人が紙もちながらぐるぐるパイロンのたった駐車場を歩き回ってますが怪しい宗教ではありません(笑)
続いて大きく左にターンです。
右側の赤パイロン二つが6と7番パイロンです。
左側の赤パイロンが8番、黄色が9番です。10番は写ってません。
6,7,8とぐる~っと大き目のターンです。クロス入ってる車なら間違いなく2速、ロングな車だと1か2か迷うぐらいのコーナーです。
抜けたら次は再び4,5番を今度は右ターンします。
そして再び奥の区画へ。
手前から10番、9番、8番のパイロンです。
こいつを軽くスラロームして、その後再び大きく右ターンして戻ります。
こっから立ち上がって超高速区画。
恐らく速い車なら120km/hは出るんじゃないかなぁ。
ちょい左真ん中の赤パイロンが3番パイロン。
この時点で多分100km/hオーバー。軽く左に曲がって奥に見えるパイロンを過ぎて更に奥のパイロンへ向かっていきます。
ここで左にGかかった状態で右に切り替えしながらブレーキングなのでけっこー痺れます(笑)
そのブレーキング中なぐらいの時の図。
左のパイロンを右に曲がって、右奥のパイロンに向かって曲がります。
右奥のパイロンを大きなRを描いたまま右に曲がると、今度は黄色の2番パイロンに向かいます。
ここで右ターンです。
サイドポイントですね。まぁしなくてもそんな無茶なロスじゃないですが。
最後の三角に向かいます。
かなり難しいです。
進入も意外とスピード乗ってて、60km/hぐらいは出てるはずです。
右赤のパイロンを左ターン、そして黄色パイロンを小さく左ターンです。
結構狭いので大回りして黄色パイロンにあわせるか、サイドターンで小さく回るか、どっちかです。
でも実はサイドターン失敗するよりは、サイドターンなしで無難に回っても実はそんなに酷いロスにはならなかったりします。まぁサイドの方が速いのは確かだけど。
そして最後、黄色パイロンを抜けてゴールに向けてダッシュです。
こんな感じ。
写真で説明すると難しいように感じるけど、実際歩いてみると案外覚えられます。
コツは脳内で走る事です。
大会後にほぼフルノーマルエッセで走った動画を携帯でとったのでアップしてみます。逆行で暗くなったり、画質が悪いのはご愛嬌(笑)
ちなみに練習会になるときにパイロン変えたのか、一部パイロン色が違います。
脳内で走ってるイメージを作れるようになれば何のことはなく覚えられます。
右、左、左、右なんて覚えてたら絶対覚えられません(笑)
頭の中で走るんです。
たとえばサーキット動画をひたすら見続けていれば、走ったこと無くてもそのサーキットの道を覚えられますよね。
頭で思い浮かべながら、1コーナーは左で~2コーナーは左ヘアピン、3コーナーの右を曲がったら短いストレート~みたいな感じで。
それと一緒なんですよ。
閑話休題。
完熟歩行の時間が終わったらドライバーズミーティングです。
ちなみに完熟歩行は1本目と2本目の間にも30分程度あります。
大会役員紹介、注意事項、計測方法の報告等々ですね。
これが終わると、少しの準備時間を置いてスタートです。
ゼッケン順に並んでさぁスタートです。
軽快な?アナウンスの中、大会は始まります。
と、レポートと言っておきながら大会中の結果表を持ってないので大会中の様子はまた今度気合があれば(笑)
簡単に印象的な部分を書くと、ストリートクラスはゼッケン12番の人が快勝、S1500は熾烈な戦いで1秒以内の勝負だった(気がする)けど、1本目パイロンタッチしたゼッケン5番の選手が2本目でスーパーラップを出して1位に!
RAクラスはシリーズチャンピオンがかかったゼッケン16番と17番の選手の戦い、16番の選手が1本目に他を1秒以上離すタイムをたたき出して、そのまま逃げ切り、今年のシリーズチャンピオンになりました。
Ov1600クラスはほぼさすがにSタイヤなタイムでした(他のクラスはラジアルタイヤなので)
クローズドはゼッケン24番の人がRAの人とほぼ変わらないタイムをたたき出していたのが印象的です。
最後に表彰式風景。
わかりにくいけど、ジムカーナの大会ってのはこんな感じです。
なんかほとんど完熟歩行の説明になってしまった感があるけど(笑)
追記。
けい~いちさんが車載動画をのせてくれたので追記します~
1本目
2本目
楽しいですよ♪