出張やらなんやらで伸ばし伸ばしになっていたので、ぼちぼちと。
参加ありがとうございました~
お疲れさまでした~
天気も崩れず、気温もちょうどよく、行列することも無く、ミスコースも少なめだったので、良い練習会になったかなと。
楽しかったです。
皆様楽しめたでしょうか?
オマケの話。
コース的には4WD以外は全くサイドターンがなくてもほぼロスの無いコースだったかなと。
自分自身もサイドを引いてはみたけど、ターンできなかった(笑)割には大きくロスした感は無かったし。
どこでタイム差が出ているかはGPS等で解析すれば多分はっきりわかるんだろうけど、個人的に思うポイントを。
スタートしてすぐの部分。
一個目の右コーナーを気合入れて走りすぎだったんじゃないかな~と。
要するに突っ込みすぎ。
車速的にはあのコーナーは厳しいコーナーではなくて、案外車速あっても曲がれてしまうわけだけど。
下手したらノーブレーキで曲がれちゃう。
でもコース戦略的には、最初の右コーナーから次の左コーナーの間でタイムを稼ぐより、次の左コーナーからヘアピンまでの区間の方が距離が長いのでそこでタイムを稼いだ方がお得のはず。
もし最初の右コーナーで頑張ってしまうと、立ち上がりではらんでしまって次の左コーナーの進入がきつくなり、減速が増える&アクセルオンが遅れてしまうわけです。
だから、最初の右コーナーは頑張りすぎず、きっちり曲げて、次の左コーナーへのアプローチ体制をしっかり整えた方が良いのではないかなと思います、はい。
続きまして。
この区間。2本使った大きめヘアピン。
ヘアピン立ち上がった後が長いのと、一本パイロンを引っ掛けないといけないので、立ち上がりを膨らみすぎるわけにもいかない(次が遠いから曲がれるけど蛇行して距離が伸びちゃうので)
なので、2本のパイロンのうち、2本目のパイロンに合わせたラインをとって、1本目は捨てちゃう感じでもよかったかなと。
割と1本目から近くまで寄ってる人が多かったような感じ。
1本目からよっちゃうと、どうしても2本目の立ち上がりラインが膨らむ、2本目のパイロン通過時の車の向きが外向いちゃう形になるので、立ち上がりが大回りになるか、アクセルオンが遅れちゃう。
サーキット走ってると距離の概念がちょっと忘れがちになって、とにかくコース幅を目いっぱい使ったラインをとりがちだけど、実際のところ必ずしも目いっぱいコース幅を使ったラインを取る必要は無くて、時によっては小さく曲げて距離を短くした方が速い事もあったり。
逆にジムカーナばっかやってるとコース幅を使い切るのが苦手になりがちだけど。
まぁそんな感じかな~。
比較的こまごまっとして走る場所は少なくて気持ちよ~く走れるコースだったので、まぁ細かい事はいいかなと(笑)
運転の癖。
例えばABS解除からの走行で、ロックして横向く。
横向くのはケツがロックするからだけど、思った方向の反対側に向く場合。
もちろん車の癖や路面の具合もあるけど、そもそもヨー方向の力(曲がる力)が行きたい方向に発生していないか、または逆方向に発生しちゃってるのかも。
つまりハンドルの切り初めが遅いか、下手したら逆にハンドル切ってるかも。
国際級サーキットでもなければ、ブレーキング中、かならずしもピッチリまっすぐにハンドルを向けてブレーキを踏まないといけないような事はほとんど無くて、ミニサーキットやジムカーナのコースだと、ブレーキから曲がる操作までのタイミングすごく早いので、下手するとブレーキ前からハンドルをきったり、ブレーキ開始直後でもハンドルを切って、車にイン側へ曲がるヨー方向の力を発生させたほうがよく曲がります。
ハンドル切るって言っても指一本分とかそんなレベルの角度でもOK。
そのくらいだと、実際は車自体はほとんど曲がってないんだけど、速いスピードのときにハンドルを切っているので車に十分なヨー(曲がる力)を発生させられて、その後減速してハンドルを切り込んでいった時によく曲げられるってわけです。
車を曲げたいポイントにたどり着いてからハンドルをきっても、ヨー方向の力の発生はすぐにはせず、車は一瞬では反応しないわけです。
大雑把にいうと、タイヤの向きが変わって、タイヤが捩れて力を発生させて、次にタイヤがたわんで、足がストロークして、車体のモーメントを動かして、やっと車体が曲がるわけです。
(もちろん足固めたりいろいろ固めて行けばすぐ反応する車にはなっていくわけだけど)
なので、ブレーキングした、曲がり初めのポイントにきた、ハンドル切った、じゃ操作が遅いわけです。
曲がりはじめのポイントの段階で曲がる力を発生させておきたいので、曲がりはじめのポイントの前からハンドルを切らないといけないわけです。
だから、もしリアロックでコーナーの反対方向に向くというのであれば、車の癖や路面に問題がないとすると、それはつまりハンドルの切り初めが遅いという事になるわけです。
大雑把に書くとこう。
実際のところ、進入初めの時のタイヤの向き、ハンドル角度はほとんどの人が意識してないので、普段の癖が出るっぽいです。
例えば、交差点を曲がるときに(例えば左折)、いったん右にハンドルを切って左を空けてから曲がるような運転を普段からしてる人は多分そのままそれが出てます。
多分雪国の人に多いです(笑)
その辺でもよく見る光景だし。雪国で運転する人なら意味はわかるはず。
というわけで、試しに普段の運転で曲がり初めを意識しながら運転してみるのをお勧めします。
じわ~っとハンドルを切ってみて、車はほとんど曲がってないけど、その時にちょっとだけロールして、曲がろうとする力が発生する感じ。
そしてそのまま曲がるところに近づいていって、普通にハンドルを切り込んでいく。
なるべく早めに、早めに。
早くしていくとさすがに内側よっちゃうので、多分ライン取りとかしたくなりますけど、まぁそれはそれで(笑)
Posted at 2015/11/02 12:28:48 | |
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