2011年03月07日
家出してました
さかのぼること3日前…
その前に、ウチの家族構成を書きましょう。
俺
俺の息子 (この4月から小学生)
俺の親父
俺のおふくろ
俺の妹
以上です。
???って思った人もいるかと思いますが、俺の息子には母親が居ません。つまりは俺の奥さんですね。
母親(奥さん)は5年前に病死しております。
さて、家族構成を書いたところで本題に戻ります。
さかのぼること3日前…
3月3日。
俺と妹で大ゲンカしました。
ケンカの理由はものすごいくだらない事なので、あえて書きません。
最終的な結末は…
俺「俺はこの家には必要ねぇんだな!!!分かった!出ていくわ!!!」
でした。
今思えば、いい年して(31歳)なんて馬鹿げた結論を出したのだろうか?と自分自身を責めました。
でも、その時は頭に血が上っててそうなりました。
勢いにまかせて、チェイサーに仕事着を或る程度積んで夜に行くあてもないまま家を飛び出しました。
もちろん、子供は連れて行けるわけもなく一人で…。
初日、3月3日。
家を飛び出したのはいいものの、一体どこへ行けばいいのだろうか?
辺りは既に人通りもまばらな時間。
とりあえずは寝泊まり出来なければ意味がない。
車内泊も考えましたが、この寒い時期で、何も装備がない状態では無理がある。
携帯で近所で泊まれる格安ホテルを探し、TEL。
とりあえずは空き部屋があり、宿泊可能。
初日はホテルで夜を過ごしました。
2日目、3月4日。
とりあえず日中は仕事に行ったので問題なし。
問題は夜。
みんカラを見た地元の友達が心配して、色々と寝れるように用意をしてくれました。しかも、お金まで…。
お風呂は銭湯が近所にあったので良かったんですが、さすがに2日連続でホテルで寝るのは予算的にツラかったので、仕方なく車内泊。
この時期の車内泊は、はっきり言って無理があります。
もちろん、ミニバンなどで広々ゆったり暖かくして寝れるなら話は別ですけど、俺の場合はチェイサーの運転席をリクライニングして寝たんで、夜中に寒さと背中の激痛で何度も起きました。
3日目、3月5日。(このあたりから段々と孤独感に襲われはじめる)
洗濯物も溜まりだし、どうせ明け方から寝るに寝られない状態だったので朝食を調達がてらコインランドリーへ。
この日も日中は仕事。
さて、また今夜も車内泊だな。と思い、みんカラの何シテル?へ投稿。
すると、とあるみん友の方から、メッセージが…。
「まだうちに帰ってないんですか?」と…。
帰ってないと返信すると、色々と身の上話と励まし?のメッセージが…。
その方とは、住んでる距離が少し離れているため、お会いした事はないんですが、同い年。
メッセのやり取りの内容を見て、「こんな会ったことの無い人間に対してこんなにも思いやりのあるメッセージを送ってくれるなんて…」って思って泣けてきました。
更に、その方とは別の方からは気晴らしとなるプチオフのお誘い。
ずっと一人孤独感に襲われてた俺は、迷うことなくOKの返事。
時間は短かったですが、久々の車談義はホント気晴らしに最高でした!
その日は、プチオフ解散後、また車内泊。
4日目、3月6日。
今日も日中は仕事。
この間、家族からは心配の電話は一切ない…。
俺って、マジで必要とされてないのか?
そんな落ち込んだままでも仕事は仕事。
サービス業なので、休日は忙しく、色々考えてる余裕もなかったんですが、その時視界に見慣れた姿が!
何と、親父が息子を連れて仕事場に来たんです!
今までの葛藤を払拭するかの様に、忙しいにも関わらず、息子を抱き上げました。
抱き上げた瞬間に、息子が今までに見せたことない何とも言えない嬉しいやら切ないやらの、複雑そうな笑顔を見せたんです。
それを見た瞬間、たった3日間だけど、ほったらかしにしてしまったバカな父親を許してくれと思わんばかりに胸にこみ上げてくるものがあり、泣きそうになってしまいました。
その場は忙しく、かまってやれなかったけど、その出来事がきっかけで帰宅しました。
何も知らない友達からはさっきも心配のTLEが…。
帰ることにしたと言うと、「良かったな」と一言。
これほどまでに心配してくれる友人をもった事にはホント感謝です。
今回、とても大馬鹿なことをしでかした自分をホントに悔やみました。
母親の居ない片親の息子を家に置き去りにして、あげくの果てに色々な人達に迷惑をかけ…。
でも、変な話、人はやっぱり一人では生きていけないというのを改めて実感させられた出来事でした。
今までは、ある程度生活力もあるし一人で生きていけないわけがない!なんて思ってましたけど、実際にそういう環境になった場合、ものすごく人が恋しくなるものです。
人はやはり一人では生きていけないものなのだと…。
そして、我が子というのは、ホントにかけがえのない宝物なんだと…。
ここまで追い込まれないと気が付かなかった大馬鹿者ですが、これからも息子の事を死ぬまで末永く愛していこうと思っております(恥笑
そして、この「みんカラ」
ただの車好きな人間が集まって、それぞれの車弄りを褒めあったり、車の情報を交換するだけではない、とても大切サイトなんだなと気付かされました。
みんカラ初めて2年半くらい経ちますが、これからもこのみんカラ、続けていきたいと思います。
これから先、また同じ様に家族間で色々とトラブルは出てくると思います。
でも、今回の事を教訓に、自分自身を見つめ直し今回の様なバカな行動は起こさぬ様にしたいと思うと同時に、父親としての自覚を失わない様、一日一日を大切に生きていきたいと思いました。
あ、でも車弄りはやめませんよ(笑
とある方からのメッセージで「熱中できるものは大事にしろ」という言葉がありましたが、全くその通りだと思いますんで、これからもガンガン弄り倒していきますんで、宜しくお願いします♪
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2011/03/07 00:15:41
今、あなたにおすすめ