エンジンブロー　予防

twitterで最近話題のGR86のエンジンブロー。
サーキット走行した際にエンジンブローしたGR86が数台あるらしい。
考えられる有力な原因はGが掛かった際にエンジンオイルが偏り吸えなくなるのと、オイルストレーナーに液体ガスケットの切れたカスが付着してオイルの流量が不足するのが挙げられています。
週末にサーキット走行するので心配になり、オイルパンを開けてみました。
まずはアンダーカバーを外す。

もうひとつのアンダーカバーも外す

エキマニを外す。
メンバーも下ろした方が作業はしやすいです。
でもぼくはこれで。
オイルパン外すのが一番のネックですが、敢えて載せません。
オイルパンを損傷させるくらいならいいですが、エンジン側を潰す人が出るとまずいんで。

ストレーナーに液体ガスケットのカスが結構詰まってました。
ぼくの持っているピックアップツールじゃ届かなかったので、針金の先を折りまげて書き出します。でっかいのが取れました。

肉眼では暗くて見えないので写真を撮って確認。
小さいのがまだまだありますが針金ではもう取れません。
パーツクリーナーで洗い流しました。

綺麗になりました。
古い液体ガスケットを綺麗に取って、新しい液体ガスケットを塗ってオイルパンを取り付けます。
締め付けトルクは6.4kg
あとは外したパーツを戻して、取り敢えず完成。
液体ガスケットが乾くのに24時間待ってエンジンオイルを入れて終わりです。

オイルストレーナーから出てきた液体ガスケットの欠片。
結構大きいよね。
せっかくオイルパン明けたのでオイルパンバッフルプレートを装着したかったんですが、ジムカーナのレギュレーション上の支障があるので断念。
でもこれでブローの原因をひとつ潰せたので、ちょっと安心。
ストレーナーの液体ガスケットのカスが付着してるのはリコール案件のような気がします。
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#オイルパンバッフルプレート