1989年式190E2.5-16 Evolutionです。
車体番号WDB201036で始まる本物です。
通常Evo2に対してEvo1と呼ばれていますが、
2.5-16Evolutionが正しいようです。
Daimler-Benz AG発行の整備書によると、
「Model 190E 2.5-16 Sports Evolutionary version」
となっています。
派手なエアロのEvo2に比較すると、地味であまり知られていない存在ですが、
僕にとっては大本命です。
この車、中古並行で日本ではワンオーナー車両です。
つまり、日本では僕が最初のオーナーです。
H12年ごろ京都にある「サンオートプロジェクト」というお店がドイツから輸入しました。
その後、愛媛のお店に行っていたようですが、(そこでレースに出場していたとか)
再びサンオートに戻ってきたところを僕が買いました。
登録はH14年10月です。
もちろん国内未登録でしたので、最初の車検は3年付きました。(2年と3年がえらべるようでした。)
最初からEvo1狙いでしたが、この車は試乗した時に、パワーにビックリした覚えがあります。
そして、年式から考えるとビックリするくらい色んな部分が新しいと思いました。
この車の最大の特徴は、AMG Power Packであるということです。
では、ノーマルのEvo1と何が違うの?と聞かれると、本当の所は分かりません。
ただ、カムシャフトとマフラーはAMGの物であろうと考えられます。
実際マフラーにはAMGの刻印がありました。
190E3.2AMGと同じかも知れません。
レブリミットは変更されていて、7,600rpmでリミッターが作動します。
(通常は7,200rpmだったと思います。)
なので、イグナイターやヒューエルポンプリレーは専用品かも知れません。
また、メーターは確実に専用です。
その他はノーマルEvo1と共通のようです。
当時のAMG車は、今と違ってベンツの工場では製造されていませんでしたし、
この車はAMGのワンオフのような所があって、
情報が少なく分からないことだらけです。
僕は日本国内で少なくともあと2台存在しているのを見たことがあります。
全世界では何台存在するんでしょうね?
この車の特徴は、
1 AMG Power Packである。
2 エアコンレスである。
3 オプシディアンブラックに全塗装されている。
4 DTMホイール
5 意外と壊れない。
です。
エアコン無いので、基本的に3シーズン仕様です。
でも、雨の日以外は結構乗れるもんですよ。
元々Evo1にはエアコンの設定はありませんでしたから、
もしEvo1にエアコンが付いていたとしたら、社外品です。
ディーラー物のEvo1は国内で純正エアコンを後付されたようですが、
エアコンと引き替えに失った物もあるでしょうね。
また、購入時からオプシディアンブラックに塗装されていました。
結構かっこいいです。気に入ってます。
4番目のホイールですが、写真のとおりです。
これ、ヤフーオークションでゲットしました。
ホイールの裏にBsのマークがあるので、ブリヂストンのカタログ製品だったのかも知れません。
5番目ですが、ホントに壊れないです。
あんまり走らせていないのもあるとは思いますが、ドイツでのメンテナンスが良かったのか、
本当に壊れません。ま、壊れても困りますけど・・・。
エアコンが付いていないってのも大きいかも知れませんね。
夏乗りませんし、渋滞はできるだけ回避してますから・・・。
そうそう、この車10km/L走ります。
購入した当初は7km/Lだったのに、手を入れているうちに、良くなっていきました。
と言っても、たいしたメンテナンスはしていませんが・・・・。
今後は、必要なところには手を入れながら、この状態を維持していくことが目標です。
そうだ!この車サンルーフの内張が外れてしまいました。
誰か直し方知りませんか?(笑)