雨水タンク改 作成
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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天地を逆にして使用予定なので…
底のフラット部にところどころ穴を開けて、金鋸でちょいと切り込み
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金鋸の切り込みからジグソーで本格的にカット
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半丸棒ヤスリでバリのカット
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切断面はメンテ時に中に手を入れたりして危険なので、余ってたモールで一周保護。
(切り出した蓋の方もモールを巻きましたが、別作のフタにより不要になりました😅)
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・最上部オーバーフロー逃がし配管用
・ドラム缶底からちょっと上の取水口用
ドラム缶側面2ヶ所に、バルブソケット継手13番用の穴あけ。
大きな穴なので小さい穴あけをしてから広げてます
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穴に挿入したいバルブソケットで現物確認しながら、リューターで穴の拡張
※ソケットの選定はパッキンで防水出来る様にフランジの大きな物をチョイス
(穴の拡張はステップドリルがあると大分ラクそう🥺)
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コッチも半丸棒ヤスリでバリ取り&タッチペン
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ピッタリ入る様になった😅
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高さの相関はこんな感じ
・水が貯まり過ぎても天辺カット面から溢れない様に逃がすのがオーバーフロー用の穴
・取水口用の穴は下(底)すぎると沈殿した汚れを排出してしまう為、少しだけ上にしてます
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オーバーフロー用のバルブソケットオス&メス
※錆びない様に真鍮ネジです。
ホームセンターを徘徊して材料を吟味してたら、ネジが奥まで挿入出来ない種類もあり。
※鉄板の薄いドラム缶の内外にパッキンを挟み、締めこんだ際に隙間があったら水漏れしてしまうので、オスメスが最後まで締め込み出来る様に画像の物を選びました。
水漏れ防止のパッキンをオス側メス側にそれぞれ1枚ずつ、計2枚挟んで…
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L字型メスソケットをドラム缶の外側になる様にし、ドラム缶内外のパッキンが潰れるほど締め込む。
外側L字に13番塩ビ管を短くカットした物を差しホースを繋げ、ドラム缶内が満タンになったら縦樋排水口へリターン
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中と外から締め込んでこんな感じに☺️
(もう少し下でも良かったけど、ドラム缶内に手を入れギリギリ届く辺りがこの辺でした)
なぜ蛇口なのかは…
サイフォンの原理で、延々と排水してしまうのを任意で止められる様に。
それと高圧洗浄機の取水ホースへそのまま繋ぎやすいから
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本来のドラム缶の天辺にあるのは内容液取り出しフタ(大)とエア抜きフタ(小)
大小2ヶ所あります
通常だとコチラが上面ですが、今回の用途だとこの面を底になるようにしています
瓦と雨樋を伝って落ちてくる汚れがドラム缶内に入った際、ゴミを簡単に排出できる様にドレンコックを付ける為です
この小さい方のフタのネジを使用してドレンを取り付けていきます
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大きい方のフタは今回は使用しないので、ギューっと締め込み。
専用ハンドルは会社にしかない為、カラスを開いた状態で代用
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小さい方のフタのネジはR3/4サイズ(赤)
ココに挿入する異径継手(緑)
外側オスR3/4 内側メスR1/2
更に異径継手(青)
外側オスR1/2 内側メスR1/8
ここまで細くしてく必要ないんだけど…手元にあったのが1/8コック(オレンジ)だったので😅
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純正蓋用Oリングをココへ移植(緑)
シールテープ無し
次の段からはシールテープで漏水防止(赤)
コレでドラム缶底のドレンコック装着完了
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前回作成した簡易フィルター
(ドラム缶内に砂とか混じっててもそのまま高圧洗浄機が吸わない為)
このフィルターを蛇口がある下段内側のバルブソケットへ、13番塩ビ管とL字エルボを使い挿入
フィルタースポンジを取り替えたりのメンテがあるので……赤丸部は未接着
青丸部はドラム缶内で水中分解しない様に接着
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接着してないメリットはもう一つ
缶内でスポンジフィルターの高さ位置を変えられる様に
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フタの作成
ドラム缶のフチは高さ2cmちょい位あり、汚れが溜まってしまい、缶内へ汚れがinしてしまうのを避け、ドラム缶フチの上に置くタイプを作成
材料は熱帯魚水槽弄ってた際の端材として残ってた透明塩ビ板(板厚6mm)
枠フチの上に乗せマーカーで印。
フチから25mm離れた所にも印を付けて、その部分をジグソーで丸くカット
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ドラム缶フチの上に丸塩ビ板を置いた際にズレたりしないよう、ガイド用のステンM6ボルト&ナットを3ヶ所取付(緑)
中心にはフタの飛散防止用のM6×50mmをドラム缶中心に上に向かってボルトが生えるように取付け、丸塩ビ板を挿し蝶ナットで固定。
蝶ナットを締め込みすぎるとフタが中べこ凹してしまいフタの中心に砂や水が貯まるので…
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フタの高さになる様にダブルナットで高さを固定し、大きいワッシャーをフタの上下で2枚挟み、蝶ナットで固定
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塩ビ板が紫外線で劣化しない様にハッピークロイツの透明ラッピングフィルムを貼り保護。
余り物だったので繋ぎ目が(赤丸)😅
縦樋からの雨水取り出しパイプとフタの穴の隙間はスポンジを詰めてカバー(緑丸)
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雨水取り出しパイプの出口は砂&葉&虫等が極力ドラム缶内に入らない様、緩めにスポンジを詰め込み。
そのままスポンジが抜けてドラム缶内にゴミごとinしない様に、パイプに横穴を十字にあけて、何度でも取外し可能なタイプのタイラップで塞いでいます。
ドラム缶の設置は底部ドレンコックが操作出来る様に少しだけコンクリートU字溝フタで浮かせてます。
コレで完成🥰
次の日に小雨が降りましたが、3時間位で200Lドラム缶が満タンになってました。
翌日の洗車では、シャンプー洗い後の拭き取りなし自然乾燥でほんのちょっとだけ水アカが発生。
シャンプーすると濯ぎが完璧に出来てないとさすがに残っちゃいますね😅
今日は水洗いだけだったので水アカ残りはありませんでした。
作った甲斐があり大満足ですっ!
前回も今回も最初から最後まで雨水を使いっぱなしで60〜70L程度使用、純水使ってたらコスト高そう…濯ぎだけの運用になるのかな🤔
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