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2020年03月03日

平面スピーカー製作記 -Part1- 「構想編」

平面スピーカー製作記 -Part1- 「構想編」 お待たせいたしましたぁ
ポンせんスピーカーの続きです。

誰も待ってねーよ(^_^;)


ヤマハNS230、通称「ポンせんスピーカー」にハマってしまいました。

ポンせん沼の深部に潜るため、もう少し大型のJA5004というユニットを入手し、平面スピーカーを自作します。

平面スピーカー(平面バッフル)と言っても、ポンせんの場合、一般的な平面バッフルとは少々異なります。

一般的に平面バッフルは、スピーカーの後方から出る逆相音を遮断することが目的です。前後の音を遮断するためには、大面積であればあるほど効果的です。
平面バッフルは密閉式スピーカーほど完全に遮断できませんが、スピーカーの後方を開けてあるため背圧の影響を受けにくく、ユニット本来の性能を素直に発揮できるというメリットがあります。

ポンせんの場合、スピーカー振動板の動きが普通のコーン型スピーカーのように前後に振動しないので逆相音が発生しません。
したがって、前後の音を遮断する必要はなく、単にポンせんユニットを立たせるためなので、バッフルの面積はそれほど重要ではありません。

ポンせんスピーカーについては、私よりもずっとずっと深く沼の底に沈んだ人が、その魔力を滔々と書いておられます。
我流オーディオ独り言<NSスピーカーのお話> 
我流オーディオ独り言-2<NSスピーカーのお話-2> 
我流オーディオ独り言-3<NSスピーカー三昧> 
我流オーディオ独り言-4<生音に迫る音> 
我流オーディオ独り言-5<生音場に迫るために> 
iPad のスペアナで 巨大NSスピーカーを測定してみました。 
iPad のスペアナで測定してみました(その2:生音との比較) 
我流オーディオ独り言-6<YAMAHA NS-30> 

ポンせんスピーカーの音。言葉で説明するのは難しいんですが、私にはスピーカーの音ではなく「ほぼ楽器の音」に聞こえます。
ポンせんは原音を忠実に再生してはいないのでしょう。でも、ポンせんは音楽がある空間を生成してくれます。
何を言ってるのかよくわからないかもしれませんが、私にはポンせんの音がそんなふうに聴こえます。

平面スピーカーの構想に話を戻します。
ネットを探すといろいろと参考になる作例がありました。

先ず、われらが教祖 長岡鉄雄先生↓

JA5004にフォステクスやコーラルの10cmフルレンジをツィーターとして使用しています。
写真だけではクロスオーバーネットワークがどうなってるのか分からないのが残念です。
「パッシブネットワークは必要悪」と常々言っていた長岡先生のことですから、おそらくJA5004フルレンジ+FE103にコンデンサ1発ぐらいだったんじゃないかと思います。

長岡先生に似た作例↓

ツィーターはパイオニアのリボン型のようです。

アクリルでスタンドを作った例↓

デスクトップにはちょっとデカすぎるけどオシャレです。

山梨かどっかのカフェ↓

平面バッフルではなく後面開放箱ですが、こちらもオシャレ♪

トールボーイ風↓

スッキリして移動も楽そうです。
製作もあまり難しくなさそうなので、このタイプで作ってみようと思います。

<企画案>
■名称 ダブルポンせん平面スピーカー

■企画意図
 2種類のポンせんスピーカーを搭載
 純マグネシウムフルレンジスピーカーを高域用に搭載
 全域低歪、ワイドレンジ、ハイトランジェント
 再生周波数レンジ 35hz~50khz

■設計図(笑)

■使用ユニット
 ウーファー YAMAHA JA5004 420mm×540mm
 ミッドレンジ YAMAHA JA3502A(NS230) 290mm×380mm
 ツィーター FOSTEX MG100HR 純マグネシウム10cmフルレンジ

■パッシブネットワーク案
 参考例:YAMAHA NS-30(20)

 ネットにNS-30のパッシブがあったので参考になるかと思いましたが、、、、なんですかコレ(笑)
 ウーファーJA6001はスルー(フルレンジ)。
 スコーカ―は100μFコンデンサ1発で約200hzハイパスのみ。
 ツィーターは2.5μFコンデンサと0.3mHコイルで約5.5khzのハイパス。
 およそ3WAYスピーカーとは思えないシンプル極まりないパッシブです。

 NS-30と私が作ろうとしているダブルポンせんでは、ユニット構成がまるで違うのでこのままの値では作りません。
 でも、60cm×80cmの巨大なJA6001ユニットがフルレンジで使えるというのが痛快です。
 ダブルポンせんは使用ユニットがすべてフルレンジなので、どこでどうクロスさせても音は出る事は出ます。
 各ユニットの「美味しいところだけ使う」という贅沢を楽しみたいと思います。

 一応、構想としてはミッドのJA3502Aはフルレンジで。
 FOSTEX MG100HRは6μFぐらいのコンデンサー1発約3.5khzハイパス。
 ウーファーのJA5004はサブウーファーとして、AVアンプのLFE出力を中心に低音専用にしようかと思っています。

■イメージ


もう、完成したも同然(笑)

笑いながら続く・・・・
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Posted at 2020/03/03 16:23:45

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この記事へのコメント

2020年3月3日 18:12
昔、altecのパンケーキで平面バッフルを作った事があります。

ふわぁ~とした空気感が良かった覚えが有りますね(^_^)v
コメントへの返答
2020年3月4日 20:11
コメントありがとうございます。
平面バッフルの王道ですね♪
昔の高能率スピーカーは平面バッフルに適したものが多かったようです。
バスレフなんてポート共振の低音を聞いてるだけだ、といにしえのマニアは言ってました。

2020年3月3日 19:24
なるほど、沼の主のブログをさらっと見ましたが、こういう世界があるのですね! ぜひ、次のSTEPでは一番デカいのに行ってください♪

”巨大なサイズ & 高能率” は、正義なのです(笑) 私のはモニター系ユニットですが (^^ゞ
コメントへの返答
2020年3月4日 20:20
一番デカイのいつか行きたいですねぇ。
今まで点音源、源音再生を目標に小口径フルレンジにこだわってきたのが、目からウロコでした。
確かに大きいことはイイコトでしたo(^o^)o



2020年3月3日 20:08
たまたま昨晩自身が購入して見開封の
マルチセル型平面スピーカーを取り付けしようかと思い
再度ネットで調べていたら山爺さんのスピーカー記事が出てました
発売当時のエピソードが載ってました
http://jomako.my.coocan.jp/craft/fps/fps.htm
完成楽しみにしていますね~
コメントへの返答
2020年3月4日 20:32
面白いですねぇ。
50年の歳月を経て一回り。
方法は違うしテクノロジーは雲泥の差なのに、結果は似てしまう。
3月中にはなんとか完成させたいです。
2020年3月4日 0:04
待ってました~(笑)
次回の完成ブログも 楽しみにお待ちしております!
全然?関係無いですが、eijuのサブウーハーもフリーエアーで鳴らせるのを思い出しました(  ̄▽ ̄)www
コメントへの返答
2020年3月4日 20:44
お待たせぇー(;´д`)
まだ次回では無理っす。。。。
eijuのサブウーファーって聴いたこと無いです。
サブウーファーを作るメーカーというイメージすら無いんですけど。。。
コバルトマグネットのフルレンジとか、小口径のモニター的な物を作るメーカーだと思ってました。
2020年3月4日 21:06
コバルトマグネットの10㎝フルレンジは10ヵ月前の前車でアルニコツィーターと現在使用している25㎝ウレタンエッジ、ペーパーコーンのサブウーハーでフルeijuで組んでました~もともとベロダインというサブウーハーも作った人なのでサブウーハーにも拘りがあるメーカーなんですよ~過去にはホーンツィーターもありました!JBLの075みたいな形でしたね(  ̄▽ ̄)
コメントへの返答
2020年3月5日 18:19
私のアテンザも10cmフルレンジなので、サブウーファーは導入したいんですがスペースがねぇ。
かといって弁当箱みたいなのはボンボンいうだけで低音出ないし。
それこそポンせんの安いの入手できたら本気で車載も考えてます。

プロフィール

「@グランツ@兵庫 さん、そのまんまのyoutubeあります。https://youtu.be/-fFOWwWTkDA
何シテル?   06/01 14:32
2代のプリウスを13年間約40万km乗り継いで、このたびアテンザ乗りになりました。 今度の車も大事にしてなが~く乗り続けたいなぁ
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