津の
ホンダF1&鈴鹿サーキット企画展、名古屋の
トヨタ博物館と続いた見聞録から一夜明けて、いよいよ本番の日。
TOYOTA GAZOO Racing SPORT DRIVING LESSON
at SUZUKA CIRCUIT
10月21日の朝。
この日も良い天気。

ホテルの部屋から、鈴鹿サーキット方面を望む。
絶好のサーキット日和です。
いや、暑くなりそうな予感。
受付開始時間に合わせてホテルを出発。
まずは、集合場所の鈴鹿サーキット・南コース・西パドックへ向かう。

この日のスケジュール
定刻に受付開始後、開会式とオリエンテーション、午前の技術講義が行われる。

講師の紹介。
左から、井口卓人氏(SGTドライバー)、水谷竜也氏、福山英朗氏、脇田一輝氏。
ADFSでお世話になった講師の皆さんと再会です。

チーフ・インストラクターの福山英朗氏。
いつもの様に、笑いを交えたトークの中に重要なポイントを的確に指導。
福山氏の講義は本当に有意義で楽しい。
この日の重要ポイントは、
走行ライン。
何故、そのラインなのか?
先のレイアウトを考慮したライン取り。
止めるブレーキと、曲がるブレーキ。
その為の走行ライン。
ドライビングポジション。
などの指導を受ける。
パドックからコースへ。

南コースは、コンパクトで国際コースと比べるとスピードレンジも低いながらも、ドライビングには重要なポイントを学べるレイアウトが特徴。
ここで、先導されながら走行ラインを学ぶ。
(ドラレコの動画が、上書きされて残ってなかった・・・・・)
この日の参加車輌の一部。




凄い車が一杯・・・・・
圧倒的多数を誇る、86&BRZ。

勿論、86レースに出場されているゼッケン付き車輌も。
他にも、ヴィッツのゼッケン付き車輌など、本気度の高い車輌もゴロゴロいます。
恐らく、ウチの
CR-Zが一番非力で遅い車輌かと思われます。
女性ドライバーも数名。
その方々、レーシングスーツにHANS等、装備もプロ並み。(^_^;)
コースインすれば、一番非力な事を直ぐに実感。
86、BRZがグイグイと迫ってくる。
完全に走るシケイン状態。
速い車の邪魔をしないように、上手く避けないと・・・・・・
なかなか、前を向いて走れない。
特に、南コースようなコンパクトなレイアウトだと、次から次へと速い車が迫ってくる。
その中で、スマホ・アプリで計測したベストLAPは・・・・・
なかなか1分10秒が切れず、11~12秒台を推移してましたが、終盤に9秒台が出ました。
1:09.910
これが、どんなレベルのタイムかは分かりません。
たぶん、激遅なんだろうな・・・・・
86とかは、1分を楽々と切るんですかね。

私のグループの走行が終わって、福山氏に声を掛けられた。
福:「この車は、バッテリーが無くなるの? 途中でペースが落ちるね。」
よ:「ハイ、電欠になります。(^_^;)」

全グループの走行が終わり、午前の総評を行う講師陣。
昼食は、パドック内にあるレストラン「SUZUKAZE」で。

この日は、S耐と同時開催のマセラティのレース関係者もいて、外国人スタッフも多く見られました。
このレストランのオバちゃん、そんな外国人の方にも対応されてます。
さすが、国際規格!【笑】

カツカレー、サラダ、ドリンクを注文。
味もGOODでした。
午後からは、いよいよ国際コースの走行です。

全てのスケールがでかいです。
まずは、技術講義から。

コース概要の説明も。

止まるブレーキと、曲がるブレーキの講義中。

脇田講師からは、1、2コーナーからS字。
次のコーナーへ繋げるライン取りと、タイムアップの為に敢えて犠牲にする部分の講義でした。

井口卓人選手からは、逆バンクからデグナーを。
逆バンクからダンロップへライン取りで、必ず通るポイントの説明。
ここを通る事で、デグナーへの進入が楽になる事を講義して頂きました。

水谷講師からは、デグナー出口からヘアピン。
ヘアピン手前の右コーナーの処理の仕方で、ヘアピンへの進入姿勢を安定させブレーキングで安定した姿勢を維持する事を講義して頂きました。

福山講師からは、ヘアピン立ち上がりからスプーン進入と130R等の高速コーナーのブレーキングポイントの講義でした。
スプーン進入の為のライン取りの重要性を講義されていました。
車輌の準備。

ピットで走行準備。

さぁ、走行開始です。
午前の南コース同様、グループ毎に講師先導の元ライン取りを学習。
国際コースの先導走行ともなると、
CR-Zにとっては、ほぼ全開状態に等しく、ラップタイムも後のフリー走行と遜色ありません。(^_^;)【笑】
フリー走行は各グループ合同となります。
フリー走行1本目(ドラレコ動画)
86&BRZとの速度差が半端ないっす。(^_^;)
フリー走行1本目のベストラップは・・・・・
3:04.207
フリー走行2本目(ドラレコ動画)
何回か4秒台が出て、フリー1のタイムを更新。
フリー走行2本目のベストラップは・・・・・
3:04.077
2012年のADFSの時のタイム(
3:03.178)に迫る勢いでした。
ラップタイム換算サイトで調べると、9月の
CR-Z5周年の時の岡山国際サーキットでのベストラップ(
2:14.684)を基準に換算した鈴鹿サーキットでの想定タイムを2秒上回ったので、良しとしますかね。
やはり、避ける(抜かせる)難しさを実感。
セクタータイムをベスト、ベストで来てても、130Rやシケイン辺りで速い車が追い付くと、コントロールライン通過時には赤表示になってたり・・・・・・難しい。
で、全セッション終了。
ピットに戻ると同時に、給油警告灯が点灯。
朝から走りっ放しでも、終了まで持ちました。
86の方は、燃料残量を結構気にされてました。
総評と閉校式が行われました。

実際に、レースに出場されている方も受講されてました。
ここで、そんな方々へ向けてのアドバイス等もあり、大変有意義な一日だったのではないかと思われます。
終了証も頂きました。

生サイン入りです。
ADFSの終了証と共に飾っておこう。

井口卓人選手からは、サイン入りドライバーズカードを頂きました。

すっかり、夜の帳がおりた鈴鹿サーキットをあとにします。
鈴鹿のお土産も購入。

タイヤカス!【笑】
罰ゲーム的な印象でしたが、結構美味しかったです。(^^♪
鈴鹿から、晩御飯を取って約5時間。

23時ごろ無事帰宅。
サーキットイベントの課題でもある
「無事帰還」 今回も達成できました。
また参加したいな・・・・・
来年も、鈴鹿サーキットとか、岡山国際サーキットに行こうかな。
誰かご一緒しませんか?【笑】
追記
このイベントから、4日経過しましたが、未だにタイヤに貼り付いたタイヤカスが剥がれてボディを叩く音がしてます。(^_^;)