そうだ京都へ行こう!2日目。
前夜、超満腹で旅館の夜食サービス「夜鳴きそば」を食べることなく爆睡。
夜中の温泉も行かずじまい。
と言う事で、普通に目が覚めた、早朝5時半。(年寄りか!?【爆】)
折角なので、貸切風呂へ。
さすがにこの時間なら空いてるだろうと思ったら、5つの内、1つだけ「空」が。
皆さん、早いのね・・・・・・

壱の湯
サウナ付き貸切風呂。
湯船は小さい。(^_^;)
ここを出ると、露天風呂のところが空いている。
と言う事で、ハシゴ!

参の湯
早朝より、貸切風呂のハシゴをして、本日の行程のチェック。
実は、この日は、トロッコ嵯峨野駅よりトロッコ列車に乗り亀岡へ。
そこから、保津川を下る
「保津川下り」の予定でした。
その為、トロッコ列車は事前に前売りチケットを購入し、この日に備えてました。
しかし、先日の台風16号の影響と秋雨前線の影響で川が増水。
台風通過の前日頃から、保津川下りは運航休止が続いていました。
台風通過後は、週間天気予報も晴れマークがでて、この日までには水位も落ち着いて運航されている筈と予想していました。
毎日、保津川下りのHPで運航状況を確認していましたが、ずっと「増水の為、運航休止」が続く。
そして、前日にはようやく「安全点検に着手」の報が掲載される。
これで安全が確認されれば、予定のこの日には運航再開されると予想していました。
前夜までは。(--)
お風呂から帰って、HPをチェック。
すると、夜中に結構な雨量の雨が降ったようで、再び増水。
安全水位を超えた為、この日も「運航休止」となりました。
残念。
こればかりは仕方ない。
因みに、これを書いてる9月29日(木)でも運航休止が継続されています。
いつ再開できるのでしょう???
そうなると、トロッコ列車で亀岡まで行くのもどうなん???って事になる。
トロッコ列車も良いけど、行ったら帰ってこないといけない。
元々、復路は保津川下りの予定でしたし。
と言う事で、チケット代は勿体無いけど、トロッコ列車は今回はパス。
ここから、本日のプラン再考。
ガイドブックとiPadを駆使して・・・・・・
その間に、混雑すると聞いてた朝食時間(8時ごろ)前に、朝食をとりに館内のお食事所へ。

中庭が見える窓際の席へ案内される。
洋食と和食の選択制ですが、夕飯時にオーダー。
この時、仲居さんに「和食がお勧めです」と言われたなら、洋食が食べたいと思っていても、和食をオーダーしない訳にはいかない、律儀な性格。【爆】
と言う事で、和食をオーダー。

お重と朝食バイキングのセット。
ご飯はお席に専用の電子炊飯器が用意され好きなだけ食べろ的な感じ。
嫁は、和食なのに、パンを焼いて食べてました。【笑】
肝心のお味の方は、前夜の夕食同様、裏切りませんでした。(^^♪
食事後、館内の売店でお土産を。
この時、見つけたこれ。

京都仕様のコカコーラ。
ラベルは、舞妓さんを選択。
他にもありましたが、これが一番京都らしかった様な。
部屋に帰って飲もうと思ったら・・・・・・ 栓抜がない。orz
結局、お家へお持ち帰り。【笑】
さて、この日のプランですが・・・・・・
今回の旅行のテーマは、「京都を満喫する!」ですが、王道の観光スポットは外したい。
市内の観光スポットではなく、市内から少し足を伸ばして洛北方面へ。
洛北方面は、行きたいと思っても、市内から外れるし、距離もあるので、なかなか行けない。
と言う事で、まずはパワースポットと言われる
「貴船」へ。
雨がパラパラしだしたので、途中のコンビニで傘を購入。
車を洛北方面へ走らせる。
道幅も狭くなり、貴船にやって来た。
ここでの目的は、パワースポットの
「貴船神社」への参拝です。
貴船は、貴船神社だけではなく、京都(洛北)の夏の風物詩の川床料理が有名。
清流の上に床板を張って、そこで鮎や鱧などの京料理を頂く風情のある場所。
この日、その川床もシーズン終了で解体しているお店もチラホラ。
貴船神社へ参拝するにあたり、車を停められるところを探す。
しかし、ここは道も駐車場も狭く、車を停めるところに困るほど。
すると、着物を着た女性が手招きする。
女性:少し早いですが、川床でお昼ご飯いかがですか?
今日が川床の最終日なんです。
天気が悪くて、キャンセルも出て今なら、お席が直ぐに用意できます。
お車はウチの駐車場へ何時間でも置いていただいて構いません。
貴船さんへお参りされても結構ですよ。
私、ここの女将です。
商売上手やな・・・・・・(^_^;)
さっき、朝飯をガッツリ食ったとこやけど・・・・・・
車停められるなら、まあ良いか・・・・・・
と言う事で、想定外の川床料理へ。

川床、涼しい!
って言うか、この日は天気がイマイチなので、むしろ寒いくらい。
真夏でも、京都市内が35度でも、ここへ来たら25度くらいだとか。

ひとつの川床に、テーブルは4席。
仲居さんが料理を運んでくると、少し揺れる。(^_^;)
頭上に張られたヨシズからは雫が垂れることも。

あっさり味の京料理が運ばれてくる。

鮎の塩焼き。
写真撮るの忘れて食べちゃった・・・・・・ と言う事で、一部モザイクで。【爆】

海の横に住んでる為、普段から川魚は食べることがない。
勿論、好んで食べる事もないので、選択肢の中に川魚がない。
しかし、生涯で初めて「鮎が美味しい」と感じた日でした。
これで・・・・・
最低料金の料理。
お1人、6500円(税抜き)
2人で、14000円超。
お、お昼ご飯に、14000円超。
なんか・・・・・・
軽く、ポン引きにあった様な・・・・・・
これを思うと、前日の祇園の茶屋の3000円超のランチなんて安い安い。【爆】
まぁ、これも良き思い出か。(^_^;)
勿論、お支払いして、車も停めさせて貰って、貴船神社へ。
貴船神社

京都でも有数のパワースポットとか。

鳥居をくぐって、参道を登る。
ここで嫁がお神籤を。
2日間のうち、どこか1ヶ所でお神籤を引くつもりだったようです。
アチコチで引いてもね・・・・・ って理由だそうです。

引いたお神籤を水に浮かべると、文字が浮かび上がります。
「大吉」 でした。
嫁もご満悦。(^_^;)
帰りには、先程の川床料理の女将さんやスタッフの皆さんから、お礼を言って頂き、やはり高級料理のお店は、その辺りの礼は素晴らしいですね。
また来たくなりましたから。
これで、貴船をあとにすます。
が!
それに伴い、我々夫婦にピンチが訪れます。(・_・;)
この時点で、夫婦の所持金合計が、
3000円。
先程の川床料理が効いてます。
この状態で・・・・・・
大原の三千院へ。
京都~♪
大原三千院~♪
恋にやぶれた女がひとり~♪
所持金3000円で三千院!と、くだらないシャレも出る。(^_^;)
駐車場代、
500円
(もう少し上がれば、市営観光駐車場があり、しかも400円だった)
残金、2500円
参道を歩いていると、茶店やお土産屋さんが軒を並べてる。

ここは屋根の上に苔が生い茂って、なんとも言えない風情が。
みたらし団子200円・・・・・・とか、
カキ氷500円・・・・・とか、
誘惑の文字を見ないように山門を目指す。
三千院
拝観料、大人ひとり700円。
2人で、1400円也。
残金、1100円。
ここも堂内は撮影禁止。
堂内から庭園は撮影OK。

先の貴船もそうですが、ここ洛北までくると、某お隣の国の観光客も殆ど居ない。
京都市内から外れているからですかね。
なかなか観光ルートに入らないのでしょうね。
お陰で、落ち着いて静かに拝観できました。
ガチャガチャ、ピーチクパーチク、煩くなくて、この落ち着き感が最高でした。

庭園は、苔が生い茂って何とも言えない風情があります。
ここは、めっちゃ癒されました。
そして、堂内に掲示されていた1枚の写真に目が止まる。
この景色は、どこにあるんだろう???
三千院の中なのは間違いない。
嫁も感動した様子。
探そう!
目を凝らして探す。
そして・・・・・・
見つけた!

小さなお地蔵さん。

愛くるしい。

癒される・・・・・・
しばらく、このお地蔵さん達の前から離れられなくなりました。
素敵過ぎる。
更に境内を散策。
すると・・・・・・
別のお地蔵さんが。

頭に苔が・・・・・
やばい、可愛いすぎる。

嫁も私も三千院のお地蔵さん達に癒されまくり。
この時、所持金が1100円であると言うことは、脳から消えてました。【笑】

三千院、ホントいい所でした。
保津川下りが行けてたら、ここへ来る事はなかったかもしれない。
ここはまた訪れたいところですね。
紅葉の季節なんかも良いかもしれない・・・・・
散策も終了間際のところに、「無料お茶所」の表示が。
「無料」に、妙に反応する夫婦。(この時ばかりは特に・・・・【爆】)
しそ昆布茶を頂きました。

金箔が浮いている。
美味しかった。
このお茶所で世話をしてくれたオバサンとお話。
柔らかい京言葉が、三千院の風情によく合う。
オバサンのセールストークに釣られて、お茶をご購入。
「こちらの1300円の方は2つ入って300円お得ですよ」の言葉も虚しく・・・・・・
(そっち買いたいけど1100円しか持ってないねん・・・・・【心の叫び】)
と言う事で、
800円のお茶をご購入。
残金、300円也!
2人で1本ずつペットボトル飲料も買えんぞ!
京都大原で、夫婦の所持金が300円!【爆】
三千院を出て・・・・・
次どこ行く?
とりあえず、コンビニでお金下ろそう!
無事、財布の少し重くなった。
さて、時間は少々ある。
どうする???
で、結局・・・・・・
最後の最後で王道の観光地、金閣寺へ。
(やっぱり、行くんかい!【爆】)
駐車場へ車を停め、境内へ。
先程までの洛北とは違い、某大陸の国の言葉が聞こえてくる。
前日も含めて、ここ金閣寺が海外の観光客が一番多かった様な気がします。
勿論、海外からの観光客の中には、英語やフランス語を話す方達もいました。
彼等は、ひそひそと会話され、その場の雰囲気に配慮されてました。
そう言う意味では、まだまだ発展途上なんでしょうね。
日本人も、その昔よく言われてましたよね。
それにしても、ガチャガチャ・ピーチクパーチク・・・・・・ うるさい。(--)

拝観券は、お札。

定番の景色。
修学旅行の小学生も多い。
バスガイド(?)の尾根遺産も、飽きやすい現代っ子にあの手この手で観光案内してる。
時折、笑うところと思しきフレーズが、だだスベリだったり・・・・・【笑】
大変やね。【爆】
境内の中に、お茶席があった。

お抹茶を頂く。
お菓子には、金閣寺がデザインされて、金箔が一切れ載っている。

竹線香でお参り。
これで金閣寺拝観終了。
少し移動して、お茶やお漬物を購入して帰路に就く。
いや、帰路に就く筈でした。
実は、前夜より息子が発熱したようで、気になるので帰り道に再度立ち寄る事に。
その知らせを聞いた娘1号、大阪の某テーマパークで遊んだあと息子の部屋へ。
帰りも新幹線代を浮かす為に、便乗して帰るって・・・・・・
晩御飯食べて、大阪を出たのが21時頃。
岡山の娘1号宅に11時半。
我家へ帰宅したのが、日付が変わった頃。
無事帰還・・・・・・ でもないだなぁ。
息子のところに立ち寄る際に、狭い路地で自転車を避けようとしたら、左前輪を家の塀の基礎部分でガリガリと・・・・・・ orz
ホイールのガリガリ、20年ぶりくらいです。
(一般道の場合。サーキットでコースアウトでホイールガリガリをい除く)
ショック・・・・・・
そんなこんなの京都旅行。
2日目は、ちょっとした珍道中みたいになりました。
それでも、今から思えば楽しい思い出。
さて、次はいつ行けるだろうか・・・・・・・
おしまい。